>>61 稀勢の里は途中休場に際し、「もう一回チャンスをください」と不退転の決意を示した。
山内昌之委員は「もう一回、機会をくれとゆうことは次の東京(初場所)で期することがあるとゆうこと。横綱の進退とは自分で決めるもの。
怪我で出られないとゆうならば重い判断をしなくてはならないだろう」と受け止めた。
右膝負傷は全治1か月。12月2日から始まる冬巡業は来年への大切な準備期間でもあるが、和製横綱は25日の千秋楽祝賀会で「前半は治療に専念して後半出られるように」と慎重な姿勢。
この日、本人は怪我の治療のため福岡・大野城市の部屋宿舎に不在。激励決議を知った師匠・田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は
「ただ出るとゆうわけにはいかない。(初場所は)体の様子をみてから」と、横審とはかなりの温度差があった。
同親方によると、稀勢の里は既に体を動かし始めているという。治療が長引けば初場所休場の可能性もあるが、その際に「引退勧告などもあるか」と問われた北村委員長は
「考えなければならないかもしれません」と否定せず。時間いっぱい。稀勢の里に事実上の最後通告が突きつけられた。
◆各委員の一言
岡本氏「稀勢の里は女々しいとゆうのと、横綱がほかにいないから仕方ないとゆう2つ。10勝が当たり前。それよりは良い成績が出せると期待していた」
宮田氏「もう一回チャンスを、という本人の意思を尊重したい。来場所は序盤から自分の相撲を取って優勝してもらいたい。初場所に全てをかけてもらいたい」
矢野氏「本気で立ち直ってほしい。励ましたい。ぜひとも奮起してもらいたい」
高村氏「みんなで決議したこと。ノルマは設けていない。期待値は高い」
杉田氏「来年1月場所に出てもらいたい。相当の失望を与えている。頑張ってもらいたいが、もしそれができないようなら自分で判断していただかないと」
勝野氏「頑張ってほしいとゆう形で決議しようと。見守っていこうと、激励の意味です」
都倉氏「ただひたすら激励です。再起を願う。それ以上でも、それ以下でもない。横審の結論は温かく見守る。まず出る出ないの結論をいつ出すのか。一番理想は来場所出て優勝です」