古代ローマの軍事拠点を大量に発見、イベリア半島占領の軌跡
スペイン北部で最先端のリモートセンシング技術による調査を進めていた考古学者グループによって、紀元前1世紀後半のものとされるローマ軍の軍事拠点が66か所も発見されたそうだ。
イベリア半島の征服戦争でローマ軍がたどった足跡を明らかにするものだという。
■イベリア半島への大遠征の証拠
要塞や囲いの痕跡は、スペイン北西部のドゥエロ川盆地で発見された。
これらは敵地を進軍する際や本拠地周辺で作戦を行うローマ軍が設えた野営地で、イベリア半島征服の最終段階において、カンタブリア山脈付近でローマ軍が活発に行動していたことを示す。
1990年代まで、スペイン北部でこうした拠点跡が発見されることは珍しく、そのためにこの地域に大規模なローマ軍が展開したことはなかったと推測されていたという。
しかし今回の発見は、そうした推測とは裏腹に、当時ローマが「ヒスパニア」と呼んでいたイベリア半島にかなりの数の軍が投入されていたことを示しているそうだ。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
カラパイア更新日:2021/01/08
https://gunosy.com/articles/ajW3t
スペイン北部で最先端のリモートセンシング技術による調査を進めていた考古学者グループによって、紀元前1世紀後半のものとされるローマ軍の軍事拠点が66か所も発見されたそうだ。
イベリア半島の征服戦争でローマ軍がたどった足跡を明らかにするものだという。
■イベリア半島への大遠征の証拠
要塞や囲いの痕跡は、スペイン北西部のドゥエロ川盆地で発見された。
これらは敵地を進軍する際や本拠地周辺で作戦を行うローマ軍が設えた野営地で、イベリア半島征服の最終段階において、カンタブリア山脈付近でローマ軍が活発に行動していたことを示す。
1990年代まで、スペイン北部でこうした拠点跡が発見されることは珍しく、そのためにこの地域に大規模なローマ軍が展開したことはなかったと推測されていたという。
しかし今回の発見は、そうした推測とは裏腹に、当時ローマが「ヒスパニア」と呼んでいたイベリア半島にかなりの数の軍が投入されていたことを示しているそうだ。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
カラパイア更新日:2021/01/08
https://gunosy.com/articles/ajW3t