超巨大氷山がペンギンやアザラシの島に大接近、影響は?
氷山の全長は約150km、最大幅約50km、英領サウスジョージア島まで約45km
ペンギン、アザラシ、そして絶滅の危機にあるシロナガスクジラの小さな群れが生息する南極地方の野生生物保護区に、最大級の氷山が接近している。
A68と呼ばれるその氷山は、2017年に南極半島の東海岸にあるラーセンC棚氷から分離してできた。
以来、ゆっくりと北に向かっていたが、今年に入って海流にのり、速度を増して南大西洋を進んでいる。
長さ約150km、最大幅約50kmにもなるA68氷山の面積は約4000平方キロメートル(滋賀県の面積にほぼ相当)に及び、水中部分は150〜180mもある。
衛星画像を見ると、人差し指で何かを指差しているような形をしている。
この氷山は2020年12月現在、南大西洋に浮かぶ英領サウスジョージア島から約45kmのところにあり、科学者たちは数日中に島のまわりの浅い海域で引っかかって止まるか、通り過ぎていくと予想している。
氷山の動きが止まった場合、どのくらいの期間、そのままの状態でその場にとどまるかは不明だ。
「今後、氷山が北上する可能性は常にありますが、一定期間その場所にとどまる可能性もあります」と、米国立アイスセンターの南極主任アナリストであるクリス・レディンガー氏は言う。
「最も確率が高いのは、島の南の海域を流れていくことです」
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
ナショジオ 2020.12.21
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/121900749/
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