44歳ひきこもり「僕もお金を稼ぎたい」
ひきこもり27年目の逆襲 前編
浜田 裕也
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー
長年ひきこもっていた場合、いきなり就労するのは難しい。民間企業に問い合わせても、門前払いされるケースがほとんどだろう
一本の電話がかかってきました。着信を見ると以前ご相談を受けた、埼玉県南部にお住まいのIさん（70）から
30年ほど前、ひとりっ子の長男が高校2年だった時、勉強についていけなくなり、学校を休みがちになりました
その後、高校を中退したのです。それをきっかけに長男はすべてにやる気を失い、自室に閉じこもるようになりました。現在は44歳。自室にひきこもり、昼夜逆転のゲームざんまいの日々
長男の希望は「通院したい、年金もらいたい、働きたい」
私は長男に、「将来的にはどんな状態や状況になっていたいですか？」と聞きました。
答えはこうでした
「できれば働いてお金を稼げるようにもなりたいです。今は自信がないのですぐには難しいと思うのですが」
長男は就労も検討したいとのことでした。しかし、高校を中退した後、就労の経験がほとんどないため難しいでしょう
親が統一教会に入っていて多額の献金をしてる為家庭に余裕もない様です
就労継続支援B型をすすめました軽作業を通して働くための体力作りやスキルを身につけていきます
給料は工賃という形で出ますが、昼食代や施設利用料などで相殺されるケースがほとんどです
それから半年後、44歳の長男が「ぼくもお金稼げるようになったよ月5000円だけど」とにっこり笑っていました
ソース2
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