
海上自衛隊の現役「海将補」名乗り偽ツイート 約2万「いいね」も防衛省は否定「間違いなくニセ者です」(夕刊フジ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f14afb22405a7516c401e876f455ad74d0572bea
![現役海上自衛隊「海将補(諸外国で言う海軍少佐)」を名乗るTwitterアカウント「憲法改正や自衛隊に議論は不要!断行!」防衛省「嘘松」 [377482965]->画像>5枚](https://www.sankei.com/resizer/V-TpejMRi5C6sm-CMe-f2Ioi6H4=/1200x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/ROFHQBWGSRMVXJJLGN2NFEHJ6Q.jpg)
海上自衛隊の海将補(=他国では海軍少将)を名乗る人物が、ロシアのウクライナ侵攻について投稿したツイートが物議を醸している。防衛省は「偽ツイート」と断定しており、注意を呼びかけるとともに、威力業務妨害の可能性も含めて調べている。
問題の投稿者は「岩崎海軍少将」として、24日に《現職の私が、こういう事を云うと、田母神問題の様に為るかもしれませんが》と前置きしたうえで、《憲法改正や自衛隊の在り方について、議論の為の議論は終わった!と》などと投稿した。
29日午前9時時点で、「その通り」「賛同します」など、1万9000件を超える「いいね」が付いている。
ところが、防衛省海上幕僚監部の広報担当者は同日、「49人いる現役の海将補で『岩崎』姓はおらず、間違いなくニセ者です。中身が威力業務妨害に当たるか、慎重に検討しています」と語った。
投稿者は昨年9月からツイッターを利用しており、4300人を超えるフォロワーがいる。「2等海佐時代」という制服姿の写真もアップしているが、「現役の海将補の写真ではなく、どこから引用したのかも不明です」(同広報担当者)。
ウクライナでは先日、同国大統領になりすまして降伏を呼び掛けるニセ動画が拡散した。ネット上で広がる情報には、改めて注意した方がよさそうだ。