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「仕切り役は河井前法相」 秘書が法廷で証言―参院選大型買収・東京地裁
2020年09月01日18時55分
昨夏参院選をめぐり、地元首長や県議らに票の取りまとめを依頼、現金を提供したなどとして、
公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた衆院議員で前法相の河井克行被告(57)=自民離党=と、
妻で参院議員の案里被告(46)=同=の第3回公判が1日、東京地裁(高橋康明裁判長)であった。
初の証人として克行被告の公設第1秘書、藤田一氏が出廷し、「選挙活動の全体を取り仕切っていたのは克行氏だった」と述べた。
<略>
克行被告は選挙運動を取り仕切った「総括主宰者」ではないと主張しているが、藤
田氏は「あらゆる活動の最終責任者だった。強く叱責されるため、指示は無視できなかった」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090100586