「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」
アマゾンの最深部に1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族がいる。
欧米人に“最後の石器人”と呼ばれているヤノマミ族だ。
取材班は、ワトリキと呼ばれる集落に150日間、同居した。
森の中、女だけの出産、祝祭、森の精霊が憑依(ひょうい)し集団トランス状態で行われるシャーマニズム
女子は平均14歳で妊娠・出産する。
出産は森の中で行われ、へその緒がついた状態(=精霊)のまま返すか、人間の子供として育てるかの選択を迫られる。
精霊のまま返すときは、へその緒がついた状態でバナナの葉にくるみ、白アリのアリ塚に放り込む。
その後、白アリが食べつくすのを見計らい、そのアリ塚を焼いて精霊になったことを神に報告する。
また、寿命や病気などで民族が亡くなった場合も精霊に戻すため、同じことが行われる。
いわゆる価値相対主義をとらずに、先進国(近代社会)の観点から記述すれば、ヤノマミ族は技術的に人工妊娠中絶ができないため、
資源的・社会的に親にとってその存在が「不必要」である子供は、森の中で白蟻に食べさせる形での嬰児殺しによって殺害される。
10ヶ月もお腹にいたこどもを殺めてしまうのは・・・世界は広くて、解らないことが多いけど
それぞれの国、部族、人間の考えがあるということなのだろうか
https://information-antenna.blog.ss-blog.jp/2012-09-02-6