デンマーク向け初のF-35、姿現す
配信日: 2020/08/09 21:01
デンマーク空軍 F-35
デンマーク空軍向け初のF-35AライトニングU製造番号「L-001」が2020年7月16日(木)、エレクトリック・メイト&アッセンブリー・ステーション(EMAS)到着し、組立作業を開始しました。
EMASは、F-35の前部、中央、後部、翼モジュールの最終組立を行う施設です。
「L-001」は2021年にアメリカのルーク空軍基地で、デンマーク空軍に引き渡される予定です。
デンマーク空軍の初号機を使用してパイロット訓練を開始し、2023年にはスクリュズストロプ空軍基地に配備されます。
デンマークは1997年からF-35の開発計画「統合打撃戦闘機(JSF)」に参画しました。
2016年5月にF-16AM/BMの後継としてF-35Aを27機の導入を決め、2021年から2026年にかけて納入される予定です。
デンマーク空軍は、1970年代初頭から1993年にかけてサーブ35XSドラケンを「F-35」として運用していました。
デンマークにとって約30年ぶりの「F-35」が近いうちに納入される予定です。
https://flyteam.jp/news/article/127103