マスク氏の「Semiトラック大量生産」メモでテスラ株価が1000ドル超え
https://jp.techcrunch.com/2020/06/11/2020-06-10-tesla-shares-surpass-1000-on-semi-truck-production-memo/
Tesla(テスラ)のCEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏がメモの中で、3年近く前に発表した電動大型トラック(クラス8)のTesla Semiについて「『全力を尽くし』て大量生産を開始するときだ」と述べた。
従業員向けのメモについてはCNBCが最初に報じた。TechCrunchもこの短いメモを確認したが、
大量生産がいつ始まるかなどの詳細は書かれていなかった。マスク氏はメモが事実であることをTwitter(ツイッター)で認めた。
漠然とした内容のメモと、メモを認める「イエス」という言葉はウォール街にとっては十分なものだった。
テスラの株価は米国時間6月10日朝に6%超上昇し、1000ドル(約10万6960円)を超えた。
米国東部時間午前10時50分時点で1009.84ドル(約10万8000円)だった。同社の時価総額は今や1870億ドル(約20兆円)超となった。
「Tesla Semiは限定的に生産されてきた。これにより、デザイン面で多くの点を改善できた」とマスク氏はメモで述べた。
バッテリーとパワートレインはネバダ州スパークスにある同社のギガファクトリーで生産される。
マスク氏はトラックそのものがどこで生産されるのか言及しなかったが、他の作業はおそらくネバダ州以外で行われる、とメモに記した。
2017年6月4日 / 09:24 / 3年前 トヨタ、テスラ株すべて売却 昨年末で資本提携を解消
https://jp.reuters.com/article/auto-toyota-tesla-idJPKBN18V005
[東京 3日 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T)が電気自動車(EV)メーカー、米テスラ(TSLA.O)の株式をすべて売却していたことが3日明らかになった。
両社は2010年に資本・業務提携したが、協業は進展せず、14年にはトヨタがテスラ株式を一部売却。トヨタによると、残りの株式も16年末までにすべて市場で売却したという。
トヨタはこれまでEVには慎重な姿勢を見せていたが、16年12月には社長直轄のEV開発組織を設置し、
本格的な量産に向けて自社でEV開発に乗り出している。今後も協業の効果は見込めず、テスラ株式を保有している意義が失われていたとみられる。トヨタの広報担当者は、テスラ株すべてを売却した理由について「投資先の定期的な見直し」と述べるにとどめた。
トヨタは10年、5000万ドル(当時、約45億円)でテスラ株3.15%を取得し、資本・業務提携した。
両社はテスラ製バッテリーを搭載したトヨタのSUV(スポーツ型多目的車)「RAV4」ベースのEVを開発。
ただその後、共同開発が進むことはなく、14年にはテスラがバッテリー供給を打ち切り、トヨタは同年テスラ株の一部を売却したが、「協業の可能性は検討していく」としていた。