安倍総理大臣は、日本を訪れている中央アジアのウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と19日夜、
総理大臣官邸で会談し、発電所の建設などに1800億円余りの円借款を行うことを盛り込んだ共同声明を発表しました。
会談の冒頭、安倍総理大臣が「両国の長い友好の歴史と戦略的パートナーシップに新たな地平を開きたい」と述べたのに対し、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は「多方面での協力を強化したい」と応じました。
そして、両首脳は、中央アジアで積極的なインフラ整備を進める中国を念頭に、天然ガスを燃料にした新たな火力発電所の建設におよそ1300億円、既存の火力発電所の改修に300億円余り、
農家が農業機械などを購入する際の資金として200億円余りを円借款で供与することを盛り込んだ共同声明を発表しました。
会談のあと、安倍総理大臣は「共同声明を道しるべに、両国の友好協力関係をあらゆる分野で力強く発展させたい」と述べました。
2019年12月19日 22時46分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191219/k10012221701000.html