
この前ラジオを聴いていたら、校則がえらいことになっているらしく、男子の丸坊主は昔からあったけれど、女子は、体操着の下に下着をつけてはいけないとか、
生理でもプールを休んではならないとか、わけがわからない。
最初は何かしらの理由があったのでしょうが、それが巡り巡って、どんどん歪んだ形になっているそうです。
とにかく決まり事を作ると、変えるのに時間がかかり、同調圧力の強い我が国を表しているようです。
ボブ・マーリーの『Catch A Fire』というアルバムに、「Slave Driver」(スレイブ・ドライバー)という曲があります。
「Slave」の意味は奴隷で、「Driver」それを運転する奴、つまり奴隷の監視役という意味で、それが転じて、スレイブ・ドライバーとは、
人使いが荒く、こきを使う上司という意味もあるそうです。
このように「Slave Driver」という曲は、奴隷監視役を皮肉り、奴らへの怒り、不条理を歌にしています(英語の歌詞は完璧にわからないけど、たぶんそうだと思います)。
我々、奴隷船に乗せられてきた方々に比べたら、その気持ちは、何億分の一かもしれませんが、上の者に対しての怒りは、それなりに持ってきた人も多いことでしょう。
先に挙げたように、変な校則を作る学校、親、先生に対して、さらに、大人になれば、仕事場や、体制、政治への怒りがあります。
わたしが思うに、上の立場に就いて、一番タチが悪いのは、根っからの威張りんぼう、という人種です。
上司になったらいちばん嫌なタイプです。なんてったって彼らは、自分を大きく見せたくてしょうがない。
第五十回「ボブ・マーリーの「Slave Driver」を聴いて威張りんぼうを引きずりおろしてやろう」
https://www.excite.co.jp/news/article/Rooftop_25920/
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