批判をはねのけて、バーチャルYouTuberが証明したニコニコとの親和性 「VTuber Fes Japan 2019」レポート
「”ニコニコ”超会議なのにバーチャル”YouTuber”をフィーチャーするとはなにごとか」と議論を巻き起こした、
ニコニコ超会議へのバーチャルYouTuber本格参戦からはや1年。
今年はスーパースケールアップし、ホールまるごとVTuberの祭典「VTuber Fes Japan 2019」が実現する運びとなった。
二次元の純情ギャルと握手できる
まず向かったのは、一際大きなIRIAMのブースで行われている「超バーチャル握手会」。
IRIAMは、株式会社ZIZAIが開発しているバーチャル配信プラットフォーム。ZIZAIは、人気VTuberミライアカリさんや猫宮ひなたさんの所属するVTuber事務所・ENTUMの運営もしている。
独自の技術によってリアルタイム性の高い”ガチ恋距離”でのコミュニケーションを楽しめるサービスだが、今回はライバー勢が揃って握手会を開催。
推しの鍵開け(※)を狙ってか、会場直後から賑わう様子はさながらアイドルの握手会! 筆者も普段から配信を見ている姫乃愛琳さんの列へ。
※:アイドルの握手会などで一番最初に握手をしにいくこと
ブースでは1対1でトークが楽しめるのはもちろんのこと、”握手会”の名に違わずなんと画面に触れて握手やなでなでが可能。
「の取材!? なおさら楽しんでいってね! ほら握手! 握手!」と、アグレッシブな彼女とのマジコミュニケーションが堪能できた。
直接触れ合えるブースは他にもたくさん。「会える! 話せる! VTuberおしゃべりフェス」では、個人勢から企業勢まで多くのVTuberが大集合。人気VTuberとおしゃべりが楽しめる事前販売の有料チケットは完売続出となった。
XRエンターテイメントブースには、あいち観光バーチャルサポーターのキミノミヤさんと、VToker総選挙1位でも知られるVTuberアナウンサーの大蔦エルさんが登場。大型スクリーンを介して会える彼女たちはまるで等身大。
茨城県ブースでは、県知事の公認を受け、ご当地VTuberの第一人者として活躍する茨ひよりさんのグッズ販売、さらには本人も来場。スクリーンの茨ひよりさんに声をかけられて、驚きながらブースへ誘われる人も多く見られた。
株式会社Candeeの運営するVTuber専用ライブコミュニティサービス「Colon:」ブースにも大勢のライバーが出演。それぞれのやり方で来場者の心に爪痕を残していく。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190429-00010001-kaiyou-ent