トランプ米大統領、日本に農産物開放を要求
2019年04月28日16時17分
【ワシントン時事】トランプ米大統領は27日、中西部ウィスコンシン州で開いた支持者集会で「米国が輸出したい農産物を日本は買っていない」と述べ、日本に対して農産物の市場開放を求めていく考えを改めて表明した。
また、26日の日米首脳会談を踏まえ、日本企業が米国での自動車生産を拡大すると話し、有権者に雇用創出をアピールした。
トランプ大統領は、日本が自動車を2.5%の低い関税で米国に輸出しているのに対し、米国産農産物の輸入には消極的だと不満を示した。
大統領は首脳会談で、日本に農産物関税の撤廃を要求していた。
大統領は27日、午前中に安倍晋三首相と首都ワシントン近郊でゴルフをした後、会談を行ったと記者団に明らかにした。
その上で、日米貿易交渉や防衛協力は「とても順調」と強調。「日本は大量の防衛装備品の購入に同意した」とも語った。
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