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千葉県警は、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した38歳の男が
取り調べ中に意識を失い、病院に運ばれたものの、死亡したと発表しました。
警察によりますと、死亡したのは住所・職業不詳の小石琢也容疑者(38)です。
1日午前5時ごろ、警察官が千葉市内で道路の中央に
エンジンを掛けたまま止められた車を見つけて近くを調べたところ、
小石容疑者が「俺の車だ」と名乗り出てきました。
その後、小石容疑者は車を急発進させ、免許証を確認しようとしていた警察官を9メートルほど引きずったということです。
小石容疑者は車から降りて逃走しようとしましたが、警察官2人に肩をつかまれ、
前のめりに倒れたところを公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕しました。
その後、千葉中央警察署に連行された小石容疑者はぐったりし、車椅子で取り調べ室に運ばれました。
取り調べ開始から約50分後に様子がおかしいことに捜査員が気付き、
119番通報と心臓マッサージなどを行いましたが、小石容疑者は心肺停止のまま病院に運ばれ、
午前9時半すぎに死亡が確認されました。
血液からは覚醒剤の成分である「アンフェタミン」が検出されたということです。
千葉県警は「ご家族にお悔やみ申し上げる。
職務は正常に執行された。亡くなった原因についてはしっかりと究明していく」としています。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15385288/