平昌オリンピックを襲った「Olympic Destroyer」、真の目的は? 2018年04月06日
2018年2月に開催された平昌オリンピック。
2月9日に行われた開会式の裏では、「Olympic Destroyer」と呼ばれるマルウェアによる被害が発生した。
Wi-Fiサービスが利用できなくなったり、チケットのプリントができなくなったりと、大会運営に支障が生じたことが報じられている。
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Olympic Destroyerを実行したのは誰か。
ロシアや中国、北朝鮮などさまざまな国家組織の関与を疑う報道が飛び交っている。
だが、Kaspersky Labの調査分析チーム「GReAT(Global Research&Analysis Team)」に所属するVitaly Kamluk氏は、
リサーチャーによる攻撃元特定作業を欺くため、Olympic Destroyerにはさまざまな「トリック」「偽旗」が仕掛けられていたと発表。
今後のリサーチ活動の在り方に影響を及ぼすものだという見方を示した。
偽旗とはなりすましのこと。第三者が攻撃したかのように見せかける工作行為だ。
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2020年には東京オリンピックとパラリンピックが控えている。
「平昌でも実際に起こったことだが、東京でも、オリンピック大会そのものだけでなく、
サプライヤーやパートナー、交通機関、病院やホテルなど、あらゆる関連施設がターゲットになる恐れがある」とKamluk氏は述べた。
全文はソースで
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1804/06/news007.html