住民へ感謝のクッキー、炊き出しうけたドライバーか あわら・笹岡地区に届く /福井
毎日新聞2018年3月23日 地方版
国道8号で最大約1500台の車が立ち往生した2月の大雪の際、動けなくなったドライバーのため、
地元公民館の開放や炊き出しを行ったあわら市笹岡地区の住民宛てに今月、お礼のクッキーが届いた。
送り主は不明だが、感謝の言葉と共に「なにわのハイエース」と書かれた手紙が添えられ、
公民館前に置かれていた。住民らは「助け合いの心が届いたのならうれしい」と話している。【大森治幸】
同地区を貫く国道8号では2月6日、記録的な大雪により、朝からトラックや乗用車などが次々と立ち往生。
最大約1500台が動けなくなり、列をなした。
雪が降る中、車内で夜を明かさなければならなくなった運転手らの体調を心配した同地区の住民は6日夕、
会合などの時以外は閉めている笹岡区公民館を開放。9日の立ち往生解消までトイレや仮眠場所を提供した他、
住民同士で食材を持ち寄りおにぎりやみそ汁の炊き出しを行った。
お礼のクッキーは今月3日、地元のイベント準備のため公民館を訪れた住民が気づいた。
手紙も添えられており、「2月6、7日大変お世話になりました。クッキー皆さんでどうぞ なにわのハイエース」
と書かれていた。
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https://mainichi.jp/articles/20180323/ddl/k18/040/275000c
手書きのメッセージ付きで贈られたクッキー=大森治幸撮影