北米時間2017年11月16日,Microsoftは,「Windows Mixed Reality for SteamVR」(以下,Windows MR for SteamVR)の早期アクセス版をSteam上でリリースした。
これは,Valveが展開しているVRプラットフォーム「SteamVR」向けのVRアプリケーションをWindows Mixed Reality(以下,Windows MR)対応VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)から実行できるようにするためのものだ。
早期アクセス版は無償。Microsoftによると,正式版への昇格後も無償にするとのことである。
さて,そんなWindows MR for SteamVRを利用するには,Windows MR対応VR HMDと「Fall Creators Update」を適用した最新版のWindows 10搭載PCが必要になる。
PC側に必要なハードウェアスペックは,VRアプリケーションごとに異なるが,Microsoftは,「GeForce GTX 1070」以上のグラフィックスカードとCore i7クラスのCPU(※世代は不明)があれば,
多くのSteamVRアプリケーションを快適に動作させることができるとしている。
Windows MR対応VR HMDでSteamVR対応アプリケーションを利用できるようにする取り組み自体は,2017年8月に明らかとなった(関連リンク)。
10月にはソフトウェア開発者向けのプレビューも公開になっていたが,ついに今回,Windows MR for SteamVRとして一般ユーザーも試せるようになったわけである。
現在市販されているWindows MR対応VR HMDや専用モーションコントローラは,SteamVR対応のVR HMDであるHTC製の「Vive」に比べると,
視野角や位置検出精度といったスペック面でやや劣るうえ,コントローラの機能にも差がある。
そのため現時点では,すべてのSteamVR対応アプリケーションが動作するわけではない。
それにも関わらず,Windows MR for SteamVRの早期アクセス版をMicrosoftがエンドユーザーへ提供してきた背景には,幅広いユーザーに試してもらうことで,開発の加速につなげたいという意図があるのだろう。
Windows MR対応VR HMDを「安価なSteamVRプラットフォーム」として利用してみたいと考えていた人や,
VRアプリケーションに取り組んでいるソフトウェア開発者は,Windows MR for SteamVRを試してみてはどうだろうか。
http://www.4gamer.net/games/393/G039370/20171116020/
これは,Valveが展開しているVRプラットフォーム「SteamVR」向けのVRアプリケーションをWindows Mixed Reality(以下,Windows MR)対応VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)から実行できるようにするためのものだ。
早期アクセス版は無償。Microsoftによると,正式版への昇格後も無償にするとのことである。
![【VR】マイクロソフトの「Windows MRヘッドセット」がSteam VRに対応 [895142347]->画像>30枚](https://rz.anime-tube.win/pic.php?http://www.4gamer.net/games/393/G039370/20171116020/SS/002.jpg)
さて,そんなWindows MR for SteamVRを利用するには,Windows MR対応VR HMDと「Fall Creators Update」を適用した最新版のWindows 10搭載PCが必要になる。
PC側に必要なハードウェアスペックは,VRアプリケーションごとに異なるが,Microsoftは,「GeForce GTX 1070」以上のグラフィックスカードとCore i7クラスのCPU(※世代は不明)があれば,
多くのSteamVRアプリケーションを快適に動作させることができるとしている。
Windows MR対応VR HMDでSteamVR対応アプリケーションを利用できるようにする取り組み自体は,2017年8月に明らかとなった(関連リンク)。
10月にはソフトウェア開発者向けのプレビューも公開になっていたが,ついに今回,Windows MR for SteamVRとして一般ユーザーも試せるようになったわけである。
現在市販されているWindows MR対応VR HMDや専用モーションコントローラは,SteamVR対応のVR HMDであるHTC製の「Vive」に比べると,
視野角や位置検出精度といったスペック面でやや劣るうえ,コントローラの機能にも差がある。
そのため現時点では,すべてのSteamVR対応アプリケーションが動作するわけではない。
それにも関わらず,Windows MR for SteamVRの早期アクセス版をMicrosoftがエンドユーザーへ提供してきた背景には,幅広いユーザーに試してもらうことで,開発の加速につなげたいという意図があるのだろう。
Windows MR対応VR HMDを「安価なSteamVRプラットフォーム」として利用してみたいと考えていた人や,
VRアプリケーションに取り組んでいるソフトウェア開発者は,Windows MR for SteamVRを試してみてはどうだろうか。
http://www.4gamer.net/games/393/G039370/20171116020/