
ロボットが書類配達 六本木ヒルズで実験
大型再開発を手掛ける森ビル(東京)などは8日、ビル内を自動走行する宅配ロボットが
エレベーターを使って書類を配達する実験を東京都内の複合商業施設「六本木ヒルズ」で始めた。
物流分野は人手不足が深刻化しており、ロボット活用で効率化を目指す。
ロボットはベンチャー企業のZMP(東京)が開発した。
全長は133センチ、幅75センチ、高さ109センチで、重さ100キロまで運べる。
地図を読み込ませておくと、センサーで周囲の状況を確認しながら最大時速6キロで目的地まで動く。
実験は来年3月まで。高層ビル地下の物流センターや地上店舗からエレベーターを使ってオフィスフロアまで上がり、
荷物やコーヒーを届ける。このビルのエレベーターはロボットとの通信で作動することができる。
8日は通路を通ってオフィスの受付まで荷物を運ぶ様子などを公開した。
ただエレベーターから降りる際に動かなくなる場面も。
周囲の人に過敏に反応したとみられ、調整を続ける。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/171008/dly1710080008-n1.html
![「オフィス内の書類配達って面倒臭い! 配達ロボットを買わせよう。」という実験が始まる。時速6キロで人身事故も安心。 [173888498]->画像>7枚](http://www.sankei.com/photo/images/news/171008/dly1710080008-p1.jpg)