佐賀空港が好調だ。
格安航空会社(LCC)の路線開設が追い風となり、年間の利用者数は4年連続で過去最高を更新し、今年度は70万人を突破する見通し。
一方で、他空港より滑走路が短いことなど課題も抱えており、“視界良好”とまでは言えないのが現状だ。
◆LCC増便相次ぐ
「台湾の人は佐賀への印象が良い」。6月中旬に佐賀空港で開かれた、佐賀と台湾を結ぶチャーター便の就航を記念した式典。
報道陣に囲まれた台湾のLCC「タイガーエア台湾」の張鴻鐘社長は揚々と語り出し、年内を目標に定期便を運航する考えを披露した。
今年3月には成田便が1日1便から2便、5月にはソウル便が週5便から7便に増便した。LCCの増便や誘致がきっかけとなって
佐賀空港の認知度もアップし、羽田便の利用者数は9年連続で利用者数が最高を更新した。
このほか、成田便は2年連続、ソウル便は3年連続で利用者数を更新中だ。
全文
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170924-OYT1T50030.html