【仰天】中国の有名推理小説が22年間未解決だった殺人事件の犯人で騒動に 体験談を小説化し逮捕
中国の有名な推理小説『ギルティシークレット(Guilty Secret)』の作者が1995年に発生した
旅館の主人と主婦殺人事件の犯人だったと明らかになった。
報道によると警察が作者の家に行くと彼は「この瞬間を常に待っていた」と淡々と語ったという。
彼は2010年に女性作家が殺人を犯して逃げる内容を扱った『ギルティシークレット』の作者として有名になり、
文学賞も受賞した。
しかし、彼は長い間未解決だった殺人事件の真犯人だったのだ。この小説の内容と実際に起きた内容が類似しており、
経験談を元に書いたのではないかと疑惑が浮上。小説の主人公こそ女性に置き換えられているが
1995年の事件を思い起こし書いたようだ。
・事件の概要 4人で強盗
事件の概要は、1995年11月、中国浙江省の旅館で4人組の強盗事件が発生。
犯人は主人と妻、13歳の孫、そして従業員1人を鈍器で殴り殺し殺害。
中国の警察は現場で犯人のものと推定されるたばこの吸い殻を発見し、このタバコは犯人のものと
推定される唾液が付着していたが、当時のDNA検査技術では犯人は見つけ出すことができなかった。
22年後、この事件は再捜査することになる。8月にDNA検査をしたところ、犯人が逮捕された。
中国の警察は15の地域に住む6万人の容疑者のDNAサンプルを対象に小説家を有力な容疑者として指名手配。
捜査の結果、小説家と投資会社の代表ら4人は事件が起きた浙江省の旅館に宿泊し殺害に加担したことも判明。
殺害に加担した2人はお金が必要で主人と妻、13歳の孫と従業員を殴って殺害。
小説家と共犯者は上海で逮捕され、2人はそれぞれ容疑を認めている。
皮肉にも自身の体験談を小説化し、それが大ヒットし賞まで受賞。それが切っ掛けで過去の事件に似ていると
疑惑が浮上し容疑者候補に挙がってしまった。結局この小説家は実際に犯人だったという驚きの結末。
この事件は今は中国でのみ話題になっているが、近い内に『世界まる見え!』や『仰天ニュース』、
『奇跡体験!アンビリバボー』で特集されそうな事件だ。
http://dailynewsonline.jp/article/1349574/?page=all