韓国保健福祉部は29日、健康保険の保険料率を現行の6.12%から2.04%引き上げ来年は6.24%とすることを健康保険政策審議委員会で決定したと発表した。「健康保険財政の中長期的な持続可能性を確保するため」と説明している。
引き上げは予想通りともいえる。文在寅(ムン・ジェイン)政権の健康保険政策が適正負担・適正給付に焦点を当てていることに加え、低所得層の保険料負担軽減や健康保険の適用拡大などの政策に多額の財源が必要になるためだ。医療機関への診療報酬が増えることも保険料率引き上げの一因となった。
健康保険料率はここ10年間、2009年と17年を除き毎年引き上げられている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000055-yonh-kr