2月はちょうど春からの野球シーズンを控えたタイミング。すでに多くの注文を受けていたので、まずそれに応える必要がありました。
また、経営破綻の直後に、ある韓国の企業から出資のオファーがあったのですが、その条件が、その企業の日本法人になることでした。
韓国企業の傘下になれば、ベルガードが持っている防具製造のノウハウが、海外に流出してしまいます。
以前、防具の材料の製造を依頼していた台湾の会社が、うちの防具を真似して他に販売したということがありました。
大手メーカーのOEMをやっていたときには、うちの防具と形状は同じで、材料は安いものを使用し、中国の工場に製造させていた、
という苦い経験も味わいました。こう言ってはなんですが、アジア圏の国では、知的財産という概念がない、それが当たり前なのです。
http://diamond.jp/articles/-/134957