韓国で行われているU-20ワールドカップ。日本代表はイタリアとのグループステージ第3戦に2-2で引き分けた。
イタリアと勝点で並んだ日本は得失点差で3位に。ただ、3位であっても6つあるグループ(A〜F)のなかで上位4番目までに入れば決勝トーナメントに進むことができる。
これにより日本はグループC3位のコスタリカとともに勝ち抜けが決まった(残り2チームは本日の結果で決まる)。
そんな一戦では2-2で迎えた終盤にイタリアが最終ラインでボールを回し続け、日本も積極的に追わないという時間が続いた。
この時間稼ぎについては、『Globo』や『ESPNアルゼンチン版』、『24 Horas』でも報じられていた。
『ESPN』では「攻撃することを止め、試合が終わるまで同じ場所でボールを回すことに終始した」などとして、イタリアと日本による“一種の共謀”だったと伝えていた。
アッズリーニがボールを回し、日本のアタッカーも決して本気ではプレッシャーに行かなかったとも。
また、『24 Horas』では、「メディアは『スキャンダラス』だと断じた」などとしていた。とはいえ、こういう展開になればどちらもリスクを負わなくなってしまうのは必然ではあるだろう。
なお、グループAで3位だったアルゼンチンは、本日行われるE・F組の結果で決勝トーナメントに進めるか否かが決まる。
ただ、現時点で6グループ中4番手となっており、最も厳しい位置にいる。
https://qoly.jp/2017/05/28/u-20-world-cup-japan-vs-italy-stop-attacking-iks-1