分配金の支給が、当初の予定より遅れております。今しばらくお待ちください。
記録整備の関係もあり、分配金の支給が予定より遅れております。
平成21年1月20日付けで分配金概算額を通知した際「皆様の確定額はおおむね8月頃に通知すべく
懸命に(記録整備)作業をすすめており、残余財産が確定した後ご案内します。」としましたが、
記録整備作業は現時点で約2ヶ月程遅れており、終了の見込みは9月末頃の予定です。
この記録整備が終了した後に、厚生労働省の監査を受け、最終的に残余財産が確定いたします。
この残余財産をもとに、皆様約5万人の分配金が年金数理人により計算されます。
記録整備につきましては、基金の(企業年金連合会に渡した)記録と国(厚生年金)の記録が合致することが義務付けられていますが、
ご存知のとおり、
国の記録が問題を抱えており、日々修正されている状況下で、延べ8万件の調査対象者の標準報酬等履歴を国と合わせる作業と
中途脱退者(※下注)記録にも影響する調査も加わり、
想定以上の時間を要することとなりました。加入事業所に協力を仰ぎ、あるいは何度も社会保険庁から加入記録を取り寄せるなど、
可能な限りの照合を進めてまいりました。
また、当基金の設立が昭和46年ということもあり、所在の判らない方が解散時点で7千人以上ありました。
これについても各事業所に退職後の移転先の調査をお願いし、また、退職時に事業所からの届け出の住所をもとに
市区町村等への照会など可能な限り捜索を尽くしてまいりました。所在が判明した方へは、当基金の解散により、
お預かりしている年金が企業年金連合会に移ることや、一部が分配金として支給されること等、ご説明いたしております。
しかしながら、当基金は加入事業所が全国規模であること、転居された方も多かったこと、女性の加入員も多く
結婚により改姓されていることもあり、この作業に今も難航しております。(清算が結了するまで、調査作業は続けていきます。)
このように、当基金は清算作業の最終段階を迎え、厚生労働省や企業年金連合会の協力を得ながら、
事務局一同、迅速・正確に、皆様に一日も早く分配金を支給し清算結了するよう努力しておりますので、
何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
分配金が確定しましたら、先ずは皆様に支払通知書を発送し、分配金の確定額や支払日(
年金選択の方へは企業年金連合会移換予定)について、ご案内申し上げますので、今しばらくお待ち願います。
※注 《分配金の対象者について》
平成19年6月28日解散認可時点の加入員・年金受給者、およびそれ以前に退職されていた方のうち加入期間が
10年以上または55歳以上の方が対象です。
平成19年6月27日以前に退職された方で、中途脱退者(加入期間が10年未満、かつ、55歳未満であった方)は、
企業年金連合会から、解散前の規約に基づく上乗せ年金として受ける権利があり、分配金等一時金を選択することはできません。