いちおつ。 テンプレ少ないんだな。すっきりしてていいが。
ボブ・ラングレー「北壁の死闘」読了 ・・・大傑作じゃないの、これ? 衛星軌道の死闘とか英国武装革命とか名前からしてB級作家として敬遠していたけど 本当はハイテクの時代 体ひとつで自然相手に戦う男を描いた作品の多い作家なのね 表題作はアイガー北壁をひたすら上るWW2末期秘話の類だけど 1936年の有名な遭難事件をからめて 150ページに及ぶ登攀場面は圧巻だったわ
ラングレーにはずっとこの路線で行って欲しかった。でも新潮で出てたのも嫌いじゃないです。
「標的の原野」「ランニング・フォックス秘密指令」「英国武装革命」 ときて、なぜ「北壁の死闘」を書けたのかが不思議な気もするなw 遅ればせながら>>1 乙です 早川の「冒険・スパイ小説ハンドブック」だと 読者投票で冒険小説部門10位、総合32位 20年以上前の投票だから今だとどうなるかなー
北壁の死闘から入ってしまい、他ラングレー作品にちょっともやもやした過去が懐かしい 登攀物としてはアイガー・サンクションも好き
chikuma classicsというリーダーズ・ダイジェストからの翻訳モノNFがありまして そのラインナップを眺めると垂涎ものとです 38年にアイガー北壁に初登攀した一人のハインリッヒ・ハラー(セブンイヤーズインチベットのあの人)の記録 (Bラングレーの北壁の死闘はその2年前のトニー・クルツ山岳猟兵の悲劇が隠しテーマも詳細にある) ・・・をはじめ19世紀から20世紀にかけてのいろんな冒険探検事件史が並んでいる 欲しいわ
そろそろ新しい「冒険・スパイ小説ハンドブック」出してくれんかな 最近のが全然分かんない
>>16 井家上隆幸が冒険小説ガイドブック(海外編・国内編)出してた まあそれも10年くらい前の話なんだけど読んだ人いたら感想聞かせて欲しいな >>16 業界的に盛り上がるジャンルじゃなくなったからなー、この先出ることあるのかな? そーいえば主人公がPMC、つぅ冒険小説を見たことがないなぁ まだやば過ぎるジャンルなんだろうか? 元特殊部隊だの元情報機関員とかが活躍する小説はイクラもあるのにな
ラノベだと芝村裕吏のマージナル・オペレーションがPMCだね 未読なんで評価はできないけど
フルメタルパニックもそうなんじゃないの? なんか規模でか過ぎるけど。
PMCは「傭兵モノ」に分類しても良い様な気がする。
ロジャー・スミスの「はいつくばって慈悲を乞え」が たしか軍事会社の元雇われ兵だったかな
久々に新刊書店行ったら、 マット・リンの新刊出てたんで 嬉しさの余り購入。 調子に乗って「ぼくを忘れたスパイ」の続編も。
> 北極の白魔 (SB文庫) マット・リン、Matt Lynn、 熊谷 千寿 (2013/10/21) もう出てから結構経つ新刊だよね? つんどくだわ
久しぶりにCカッスラーのタイタニックを引き上げろ読んだけど やっぱ面白いわ 前半の「20世紀初頭の秘密の計画と人間の苦悩を描いた息もつかせぬ」 ビザンチウム採掘秘話の全貌が徐々に明らかになるところから初めて 海底探査でみつかる謎のコルネットの正体とか じわじわタイタニックに話をつなげていって そこにホワイトスターの社旗とか嵐の中撤退を拒む海軍魂とか NY入港時の消火艇のエピソードとか いちいちエピソードが浪花節で 気持ちいいね ACクラーク絶賛のレイズ・ザ・タイタニックも久しぶりに見直したけど これもなかなか
ローンサバイバーって映画みたけど、原作はどうなんかな。 あまりにも、シールズって頑丈にできてるんだな〜って見てしまう映画だったけど。 だって、崖から2,3度落ちたり、撃たれても、動く動くw 原作はどうなんだろ。
下げ忘れ失礼。 >アフガン、たった一人の生還 これが原作ですわ
小説の方はかなり大味だった気がするが・・・ あの程度なら山ほどあるだろ。
うわぁ何か変な感じでかぶった 気持ちわる 33は>>30 あてな 「アフガン、たった一人の生還」は訳文が、一人称が"オレ"なせいか結構マッチョ気味だよな。 まぁエリート兵士ってモンはそうなのかも知れんが。ブッシュjrがなかなか良いヤツだった。
ゲームのアンチャーテッドとかノヴェライズされんかな 実写映画化が先か スプリンターセルのノヴェライズも訳して欲しい
スプリンターセルに、小説あったんだw 知らなかった。
メタルギアソリッド・スネークイーターの小説でたね。 敵兵士を殺さないで気絶させるだけの進め方の展開なのかな?
今読んでるけど普通に殺してるぞ スニーキングパートはたしかに多いが
まだ、1章しか読んでないけど、、、。 MGS1のゲームの時の「パンチ、パンチ、キック」ってコンビネーション攻撃を、 そのままノベライズした小説よりはいいね。
スナイパー戦でスモーク焚いたり、匍匐と双眼鏡、集音機で這いずりまわり、足跡トラッキングして一時間半戦ったのを思い出したぜ
まだスティーブンハンターの「第三の銃弾(下)」の途中だけど、 先にメタルギアでも読んでみようかな。
* + 巛 ヽ 〒 ! + 。 + 。 * 。 + 。 | | * + / / トム・クランシーの米中開戦IYHっ ∧_∧ / / 4巻が出たのを確認してから全巻そろえたったったw (´∀` / / + 。 + 。 * 。 ,- f おまいらがなんと言おうと、今回もそれなりに面白かったぜぇw / ュヘ | * 面白い部分のほとんどがマーク・グリーニーだとは思うんだがな+ 。 + 。 + 〈_} ) | せっかくだからもうちっと通常戦力でガチに犯りあって欲しかった / ! + 。気もするな。せっかくのトムクランシー作品なんだから、もっとDF-21 + + * ./ ,ヘ | について掘り下げて欲しかった ガタン ||| j / | | ||| .. .: ∬ ::::: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もう一作、遺作があるんだってな・・・いつ出るんだろ、あと遺っ作 ∧_∧ . |||.: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::: ストン /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::: さよならクランシー・・・俺たちは住む世界が違いすぎる・・・: ||| / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
>>45 ミリタリー(特に空軍関連)が好きならハマるかも。 まあこの分野ならデイル・ブラウンが頭抜けてるけど。 「極大射程」が知らん間に扶桑社から出てた。 「スワガーモノ」は扶桑社で引き受けますって事か。
>>48 一時Amazonで上だけ半額だったよ メタルギアソリッド スネークイーター買ってきた。読むのが楽しみだ ラリー・ボンドの新作「中国軍を阻止せよ」、どうなんだろ。 まえの、レッドドラゴン侵攻は、第三部の途中まで読んで止まってる。 書店で、ちょっとパラパラ読んで見たけど、なんかな〜って所。 誰か読んで見て。
>>51 シリーズものの二作目か三作目で、日本でウケそうなタイムリーなネタを扱ってるんでこれだけ邦訳したみたい。 中国軍がトライデント作戦っていう軍事行動で南沙諸島のベトナムとフィリピンの支配してる島と日本の尖閣諸島を 同時に攻撃してくるとわかったんで、日本の経済学者が提唱した沿岸同盟って構想に沿って、 日本、インド、ベトナム、韓国(強い中国は統一の悲願の邪魔になると参加)が連携して中国に先制攻撃。 中国行きの石油タンカーを同盟各国海軍の潜水艦で沈めて、これを中国経済が崩壊するまで続ける。 アメリカの潜水艦隊は戦争の拡大を阻止できるかって話。 一言で評すれば火葬戦記。 >>53 どうもありがとうございます。 これは、、、 やはり、おとなしく他の小説を読んだほうがよさそうですね。 そろそろ、クリス・ライアンの新作でないかなー。 急にきな臭くなって来たウクライナ・クリミア情勢をネタにすれば それなりのモノが書けそうな気がするが、まだ生々しすぎるかな。 まあマット・リンかクリス・ライアンかどっちかがその内書くと思うけど。 マクナブは・・・もういいや。
トマス・ハリスのブラックサンデー読み始めたけど、読みづらい…
SB文庫の新刊「ブラックリスト」 主人公の名前に聞き覚えあるなと思ってたら、 以前ハヤカワから出てた「傭兵部隊ライオンを追え」とかの スコット・ハーヴァスシリーズ?の続きだった。 買おうか、ブックオフまで待つか・・・・ どうしよう。
『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』はTBS木曜ドラマ劇場で4月10日スタート TBSとWOWOWが共同制作に挑むのは、「映像化不可能」と言われ続けてきた伝説のハードボイルド小説「百舌」シリーズのTVドラマ化。 逢坂剛の代表作である。集英社文庫から出版されているこのシリーズは、1986年の「百舌の叫ぶ夜」刊行以後、第5巻「鵟(のすり)の巣」まで発行されており、シリーズ総計80万部を越える売上を記録する大ヒットシリーズだ(※2014年3月現在)。 さらに2012年に発表された宝島社の「この警察小説がすごい」オールタイム・ベスト2位に選出
何気にネットでハープーン4の和訳マニュアル読んで 面白かったので以前無味乾燥と読破を諦めた トム・クランシー「レッドストームライジング」読めた読めた
スーザン・マクニール「エリザベス王女の家庭教師」 ¥1323でちょっと萎えた。定価¥1260×105%で、4月からは×108%ということ。 だったら、定価¥1200でいいだろう?創元社さんよ。 値段はともかく、この時代ものは結構好きだなぁ、ヒットラー在りし時代。
>>16 今出してもそんなに変わらないような気がするけどなあ SFハンドブック以上にラインナップが、偉大なるマンネリズムな気がする 絶版ものを電子化してそれへのリンク込みで出して欲しい気はする
メタルギアソリッド・ピースウォーカーの小説がデター!! さっそく買ってきた。ワクテカだわ
その調子で、F・フォーサイスの「アフガンの男」のレビューをよろしく。
フォーサイスをジャッカルの日・戦争の犬たち・オデッサ・ファイルと読み終わったけど 次に読むおすすめ何か無い? 他の作家でもおk
>>74 パンドラ抹殺文書 寒い国からきたスパイ チェスプレーヤー >>75-77 ありがとう。ぼちぼち読んでみます >>76 スワガー・サーガは四十七人目の男までは読んでみたいw 隊長ブーリバ ゴーゴリ 南部ロシアのウクライナが戦乱のちまたであった時代。勇猛果敢なコサックの戦士たちが、祖国と信仰を守るために立ち上がった時代。典型的なコサック魂の権化、隊長ブーリバの峻厳な行動モラルを描く歴史ロマン。
>>74 悪魔の選択は読まないの? あれ、後半の展開が凄いよ >>83 ベルリンの壁崩壊前に冷戦終結を予見してるというのが 凄いんだよな。でも後半がショボすぎる。いくらでも 風呂敷広げることは可能だったのにアレはないわ。 フォーサイスが書くの飽きちゃったみたいな畳みかただもんな。 フォーサイスは何気に昨年The Kill Listってのを出してるので邦訳にも期待したいところ コブラががっかりだったとしてもフォーサイスだけは読みたいんだ、角川がんばれ
内容とは関係ないけど、 「コブラ」は無理やり二分冊にするより、 単冊で売ったほうが売れたんじゃないかと思うんだ あの無理やり分冊って、かなり萎えるわ
版権料が高いから、ムリヤリ分冊なんでしょう。 (かつての)大御所だからね。
昔はフォーサイスに限らずそういう理由だったと思うんだけど、 今は「二冊で3900円もするならいいわー」って読者のほうが多いんじゃないかって思うんだよねw まーフォーサイスの新作! ってバカ売れする時代でもないし、アドバンス高いまんまじゃ仕方がない状況なのかも知んないけど ちっとは読者に還元しつつうまく売る姿勢を見せてほしいって気がする たとえ負のスパイラルのただなかにあっても、本が売れないのは社会環境の変化ばかりじゃないんだよ、って
「字がでけえよ新潮文庫!」って言わせたいのかw ごめん、おれはまだ読んでいない でも、アーチャーはまだ充実しているようだから期待はしている ほんともうちょっと字が小さかったらなあww
>>89 ストーリーのご都合主がひどい>クリフトン年代記。 どうしても昔の作品とくらべちゃうから… 出ると反射的に購入して読んじゃうけど、以前のもののように 再読はしないと思う。 >>90 頁増量もあるだろうけど、 新期読者を獲得することなく、かつての読者年齢が上がっているから、字が大きいのも仕方ないんだと思う。 クリフトン年代記の訳者・戸田裕之さんが担当しているケン・フォレット『巨人たちの落日』『凍てつく世界』と何かカブってる気がする。 物語の時代設定や人物設定が似ているというか。 ただアーチャーのは>>91 で書かれているように、やや御都合主義かな。 フォレットの方が主要人物の世代が移っていくので、物語としては大きいけど。 ハヤカワ文庫からルカレの息子って売り文句でSF小説が出てたけど。
古本市にて長い事探してた「ジャグラー」ゲット。 セントラルパークを舞台にしたアクションモノって事で 「公園は俺のもの」と読み比べたい。
さっき密林で「公園はおれのもの」検索したら、 男と男のそれはもう濃密な表紙画像だったぞ 最近密林の表示おかしくないか
間違えてはいないんだよ、同タイトル作品だから。 しょーがないでしょう。
だってあの画像は「メガネ男子はおれのもの」的な絵ぢゃねえかッ! 「おれのもの」の意味がちげえよッ! いや、まじめな話、「海外ベストセラー・シリーズ」で検索してみ? ジョン・アーリックマンの「権力の裏切り」が「おばあちゃんの知恵袋」的な表紙だし、ロビン・ムーアの「黄金伝説」は「世界の美術館」、 スティーブン・シェパードの「ザ・400」は「嫉妬は黄薔薇に託して」、フィリップ・ヴァン・リントの「テトラマクス・コレクション」は「吉永小百合」、 エドウィン・コーリィの「日本核武装計画」は「ごはんよければすべてよし」ってメシ食ってる場合じゃねえよ ジョン・クリアリーの傑作サスペンス「法王の身代金」なんか「おつきさまこんばんわ」って、対象年齢幼稚園児かよ ヒマな人は1時間くらいつぶせる感じよ
>>101 BLのとどっちが古いかわからないけど、 どちらも絶版で、サイトに登録されたデータで残っている方が返ってきてるだけでしょ。 だから、しょうがないじゃん。 角川ベストセラーシリーズは個人的に「傑作なのに何故か陽の目を見ない」 と思えるのが多かった。 「公園は〜」をはじめとして、クリフォード「爆殺回路」 メルキオー「人狼部隊」「ハイガーロッホ破壊指令」・・・
「高く危険な道」は傑作だった 海外ベストセラーシリーズ最近図書館で漁ってるわ 集英社のプレイボーイブックスや立風ミステリーなんかも
こないだの古本市で立風の「プリンスマルコ」が何冊か出てたが、 創元でアホほど読んだから今更手は伸びなかった。 どうせ中身一緒だしw
GW中に読む初めてのギャヴィン・ライアル、「マクシム少佐の指揮」 わたしは女なので、きっと少佐は 一目惚れしそうなくらいカッコいい男だとイメージしている。 (少佐と言う響きは素敵ですね、エーベルバッハ少佐とか) 好きなタイプの小説だが、ラストは少し悲しかった。 ところで、こういう東西冷戦のミステリーは、若い読者を持っているのだろうか?
初めてのギャビン・ライアルが『マキシム少佐の指揮』だとは・・・ 誰かに薦められたの?
マキシムじゃなくてマクシムだったわ ちょっくらタイラー教授とサハラ砂漠を横断してくる
>>107 帰省のお供を選びに図書館行って偶然見つけた。「深夜プラスワン」はなかった。 ル・カレが好きだから冷戦期ものを選んだだけ。 ボブ・リー・スワガーみたいなストイックな男だったらいいなと思って。 ライアルだったら「ランクリン大尉」シリーズが女性ウケしそうな気がする。
ランクリン大尉シリーズは美味しいよな。そっちの意味で かなりマジで
ナヴァロンの要塞を久しぶりに読んだんだけど、会話の訳に緊張感か無くてびっくりした。マロリーが、そんなことしたら爆発しちゃうんだぞ!とか。いい意味でも悪い意味でも時代を感じた。
>>109 『影の護衛』『クロッカスの反乱』『砂漠の標的』も読んで 「俺はアル中じゃない!」と心の中で言いながら酒量が徐々に増えていく ジョージ・ハービンガーに (´д`) となって欲しい。 それと、『ドイツの小さな町』でル・カレに挫折した俺を叱ってください。 >>112 稲見一良が別のライアル作品解説で『もっとも危険なゲーム』を推してたのを思い出した。 『ソー・ザップ!』『ダブルオー・バック』あたり再販しないかな・・・ >>115 ル・カレの冷戦期の作品はほとんど読んで、冷戦後のものは悉く途中で挫折している 「寒い国から帰ってきたスパイ」が面白かった 老スパイへのレクイエム「影の巡礼者」もしっとりとした味わい 「パーフェクト・スパイ」はいい作品だが、なんか「女の一生」みたいだ 「深夜プラスワン」読了。なんとなく途中で悪者の見当がついちゃった。 ヘレンとジネットが幸せになりますように。 「第三の銃弾」 スティーブンハンター、もう年なのかな・・・。昔のがよかった。
米中開戦やっと買ってきた 面白いといいなぁ、遺作なんだね。
トムならロシアが舞台の作品が書きかけで残ってて、それが出版されたみたいだからそっちが遺作
>>121 そうなんだ、まだ出版されるんだね どうもありがとう 霜月蒼によると90〜00年代のエスピオナージュがつまらなかったのはジャック・ライアンのせいらしいな
まあ「冒険小説・謀略小説」というか「情報小説」だったからな。 んで後続で似たような作家が出てきては揃って討ち死。 ラリー・ボンド、リチャード・ヘンリック、ハロルド・コイル・・・今いずこ
ラリーボンドは、いまナウイんじゃない? レッドドラゴン侵攻とか、いまのベトナム・中国あたりの情勢があって面白いと思う。 ただ、自分は第3部で読むのやめたけど。
ラリー・ボンドは現役だったか。忘れてた。 文春で次のクランシー?として売り出そうとしたのか、やたらと分厚い 上下巻とか出してたけど「俺は大河小説読んでるのか」ってくらい 詰め込んでたな。
クランシーも、こんな作家だと見切ったつもりであらためて「クレムリンの枢機卿」を読むと 意外によくできてて面白いよ ウクライナ情勢につられて今はデイル・ブラウンの「ロシアの核」を読んでる ラリー・ボンドもそうだけど、なんでもかんでも書き込みすぎるのがなあ
忘れ物やうっかりミスを気にするSAS 濡れて寒いのが大嫌い
ラリー・ボンドのヨーロッパ最終戦争1998読んだけど 場面がころころ変わって、こいつ誰だっけ?ってなる セックス描写がないのはいい
「航空冒険小説」に限るとデイル・ブラウンが出てきて、 スティーブン・クーンツが追いやられた感があるな。 勿論ブラウンも面白いけど、麻薬カルテルがアメリカに戦争仕掛ける 「大包囲網」を夢中になって読んだ人間からすると少し寂しい。
>>131 マクナブの小説はそんなSASが多くない? >>132 マクナブのは「ブラボー・ツー・ゼロ」と「SAS戦闘員」しか読んだことない・・・。 クリスライアンの小説ならよく読むけど、マクナブはの小説は、中古でもあまり出回ってないよね? 航空物はスティーヴン・クーンツやデイル・ブラウンも読んだが 日本では鳴海章が出てきて、ハマって読んでた。 あの人最近はスナイパーものや刑事もの中心だけど。
>>133 角川から出てた「リモート・コントロール」やら「クライシス・フォア」 はブックオフ常連なイメージ。 自分の住んでるところ、田舎だから、ブックオフにある中古本は全然メンツが変わらない。 やはり、田舎だと利用者が少ないのと、売る人も少ないから、品揃えもそうなるんだろうね。 ただでさえ、冒険小説・・・少ないのもしかたないか。
イメージ先行の話だが、田舎の古本屋って、道楽者の地主が死んだあとで家人に処分された稀覯本の山が、人知れず眠っているイメージw
田舎はラインナップが変わらない代わりにレアなものがある印象 あと田舎にはブックオフ以外の新古書店があるからブックオフの流通網ではなかなかお目にかかれないものがあったりもする
自分とこは小規模チェーンが数店ある レアものはないけど、たまに行くとお買い得品にお目にかかれるかな
2年ぐらい前に新宿と秋葉原のブコフに行ったが、 古いレア物は皆無だったな。 行く前は超期待してたんだが。
15年位前のブックオフは本当に宝の山だったけどねえ…
読みたかった本が次々とブックオフで入手出来るのは貧乏人からすると 非常に有難いが、溜まっていく一方で読む暇が無いのは辛い。 しかし「コードネームを忘れた男」「骨の祭壇」「パーフェクトターゲット」 といった新し目の作品が108円コーナーなんて一体どうなってんだろう。
ブコフも小説の棚までセドリが来てるからねえ 儲けたいなら相場くらい頭に入れておけと、見るたび言いたくなるw しかしああいうので、面白い本が根こそぎにされるのはやっぱ複雑な気分だ 新刊のうちに買っとけばいい話だけどね
ブックオフは自分も利用しているが 新刊が売れないと、良い作品でも なかなか翻訳されなくなる恐れがあるし、 たまに新刊も買わないといかんなあと思っている。
ブックオフさえあれば、amazonのキンドルなんていらない!!!!
あ そうそう。 電子書籍で古い冒険小説を出してくれりゃ良いのにな。
【再読込βによる変更/削除レス】 冒険小説・エスピオナージュ総合スレ その2 151 名前:402 本日の投稿:2014/05/23(金) 02:08:05.07 ID:ucpn3Rfe ブックオフばかりで買ってる方も、少しは新刊買って欲しい。 「たまに」とかじゃなくて基本的に新刊で買って欲しい。 翻訳されなくなる「恐れ」じゃなくて、事実翻訳されなくなった作家や 中断されたシリーズはたくさんある。 152 名前:151 本日の投稿:2014/05/23(金) 02:09:38.91 ID:ucpn3Rfe ↑あ、名前欄は間違いです
>>150 そうそう。 電子書籍は、古い(珍しい)作品ほど欲しいよね。 (スレチだけど、その他にも、本から起こしたオーディオCDも出して欲しいわ) 「影の護衛」を読む。 ハリイは惚れ惚れするようなカッコいい男だが、 まさか、最後に撃ったのは実は彼だった、ということはないだろうな?
>>153 タイラー教授を撃ったのがマキシムかって事? だとすると教授が撃たれてから拳銃を抜いた描写があるのであり得ないかと 伏見威蕃は、マーク・グリーニーの新作で忙しかったのかしらんけど、 クリスライアンの新作の翻訳はまだなのかな。 「孤高のSAS戦士」から、もう1年以上経つけど。
そういえば、クリスライアンの「孤高のSAS戦士」、 なぜかソフトバンク文庫で出版してたんだったわ。 こういうことも影響があるんだろうか・・・。
>>157 そのマーク・グリーニーの新作暗殺者の復讐、やっぱり面白いわ このシリーズ大好き。 「グレイマン」シリーズは完結してから一気に読みたいと思ってるので ひたすら積読。
>>159 トムクランシーの共著者としての作品なら何度かお目にかかるけど、単独の作品はまだ読んでないわ。 こんど、シリーズまとめ買いして、積読しようかなw ギャビン・ライアル「最も危険なゲーム」読了 まさかあんな所で熊に出くわすとは… それにしても、浴びるほど呑んでよく飛行機の操縦が出来るものだ 最近ではジェイムズ・ボンドでさえレストランのデートにタクシーで行くのになあ 菊池光のライアル本では前も見かけたが「こんたん」はひらがなで書くことになっているのだろうか
>>162 影の護衛も仕事の打ち合わせごとに飲んでたなww ハリウッドってネタ切れというけど、ほんとなのかな。
ラドラムのボーン・シリーズみたいに出来そうだからかな。
>>165 ネタはあるんじゃねーかな 大量に塩漬けにして保存してるだろうからw 呑んだくれのパイロットといえば森詠のシリーズ物に出てくる北一馬も アホほど呑んでたな。
映画ネタで悪いけど、、、 エージェントライアン観たけど、なかなかイイ。 小説をそのまま映画にしたって感じがいいわ。
マーク・グリーニー、むこうのAmazonでユーザーズレビュー見ても 大好評みたいですね。 日本での新刊『暗殺者の復讐』が出たら、次の巻はあちらで 新作が出るまで、読者は待機(※原書で読めませーん)ってこと? >>165 アメリカ国内における往年の人気作家、ジョン・D・マクドナルドが '60年代に発表したハードボイルド『濃紺のさよなら』が『3時10分、決断のとき』の ジェイムズ・マンゴールド監督で映画化の企画があるぐらいだから、旧作に原作を 求めないといけないということは、やはりネタ枯れなんでしょう。 (この時代のハードボイルドが好きな人間としては、熱烈大歓迎だけどw) 映画屋にツバつけといたことすら忘れられてる作品は、それこそ山のようにありそう 確か「深夜プラス1」も、どっかが映画化権権利だけ取ってなかったかな 微塵も作られる気配はないけど
>>171 「深夜〜」はその昔マックイーンが映画化目論んだけど結局企画倒れ。 その後インスパイア?されて「暗黒街の逃がし屋」を主人公にした 「ラストラン」撮ったのがリチャード・フライシャー。 まだ「深夜〜」そのものは映画化されてないんで、いつか誰かがやるかも。 クィネルの「燃える男」は実際は30年前にスコット・グレンで映画化 されてるけど出来が酷すぎて黙殺された上に日本公開も見送られ、 デンゼル・ワシントンの「マイボディガード」が実質初映画化みたいな 扱いに。 >>172 スコット・グレンの「燃える男」、見てみたいわw テレ東あたりで買い付けてくれないかしらん >>173 どこかでDVDは出てるらしい。 後、タイトルは一緒でも中身が全くの別物にされた例としては ポロックの「終極の標的」(END GAME) 原作はCIA絡みの大金を巡って主人公が特殊部隊や犯罪組織と展開する 追撃戦がメインだったのに、 映画は「ケネディ大統領暗殺の黒幕はジャクリーンでした〜」みたいな 内容になってて唖然とした。 ポロック!こんなアホみたいな内容なのに脚本まで書いてんじゃねえ! 冒険小説は好きだが、スパイは嫌いなオレ 冒険小説(アクション含む)とスパイの境界線は一般的にどこよ
冒険もの:主人公が直接的な手段を講じて、自らの手で問題を解決する スパイもの:主人公が間接的な手段を講じて、とりあえず問題が解決されればよしとする 冒険もの:主人公が能動的に行動できる状況で、あえて死に肉薄する顛末が主眼の小説 スパイもの:主人公が拘束されて死に肉薄するも、その顛末はストーリーの添え物 こんな印象
冒険ものは主人公が自分の意思で動くけど、スパイものは組織の力学によって動かされていく感じだよね いきおい結末も後者の方がスッキリしないもやもやした感じになる
マーク・グリーニー『暗殺者の復讐』読了。 このシリーズ、最初はイマイチな感じだったけど段々と、良くなるね。 お勧めです。 次が待ち遠しい!
>>177 そのモヤモヤした部分を人間的に共感できるかどうかだな そう考えると、冒険小説やスパイ冒険小説に対して、純正のスパイ小説って与えてくれるものの方向性が全然違うよね ライアルのマクシム少佐みたいに冒険小説的な文体で語られるスパイ小説なんかもあるけど…… 最近の文春のベストミステリーで、マクリーンやヒギンズが残ってル・カレが落ちたのがいまだに不思議 冒険小説って、広義のミステリーに入れていいのだろうか、ひょっとするとすごく独立したジャンルなんじゃ、なんてw
>>179 日常が堪え難くなってくると、スパイ小説を読むことが多くなる。 ギャヴィン・ライアルのマクシム少佐シリーズ「クロッカスの反乱」読了 まったく、ハリイは歩く死神じゃないか! 一見、紳士的(と勝手に思ってる)に見えて、やることの荒っぽいこと! (わたしが大嫌いな連中が、一味唐辛子の蓋を開けっ放しにして うっかりハリイとぶつかってくれりゃいいのに) それからアグネス、クリスの継母になるつもりなら、さっさとその家業を辞めたほうがいい。 あのヒヒ親父にも子どもがいるが、我らがハリイにもとびっきり素晴らしい息子がいるんだからね。 「ジゼル」のウィリーたちは、生きている者を森の奥に誘い出し、死の淵へ突き落とす。 クロッカスはウィリーか、あるいは死ぬまで踊り続けなければならない呪われた赤い靴か。
「アバランチエクスプレス」は体裁こそスパイ小説ながら中身は徹頭徹尾 「細かい事は気にすんな!」系ド直球アクション小説(誉め言葉) だったので驚いた。 まあコリン・フォーブスはほとんどそうなんだけど。
ジェフリー・アーチャー『裁きの鐘は―クリフトン年代記 第3部―』 上の方でご都合主義とか書かれてたけど、 第三部の本作上巻はストーリーテラーの面目躍如って感じの読ませる一冊だった。 特に遺言書関連エピのくだりはお見事でした。
「イローナの四人の父親」 よりによって伊坂と吉本なんかに換骨奪胎(「オー ファーザー!」) される前にきちんと映画化して欲しかった。
マクシム少佐シリーズ「砂漠の標的」読了。舞台が本物の戦場なので読むのに少し時間がかかった。 ジョージ、アル中の老後は悲惨だぞ!悪いことは言わん、さっさと断酒会に通え。 ハリイはついに悪魔の領域に踏み込んでしまったのか。 彼も常識としてシェイクスピアを読むようだけど、マクベス夫人のように 血のにおいが消えないわが手を見て、恐れおののくことはないのか。 もしかして悪魔は彼に、魔のクロッカスを持たせたりはしないだろうか。 悪魔のご利益にも有効期限があるだろうから、彼が畳の上で死ぬことは無いだろうが せめてクリスが結婚するまでは生きていてやってくれ。 もし作者が続編を書いていたら、どんなものになったのだろう?
フォーサイスのハードカバーにはウンザリだ コブラも文庫で最近読んだもんね でも冒頭立ち読みしたらパスファインダーへの賛辞が… 迷うぜ
ここの住人の皆様にいつも教えていただいております。 AJクイネルが気に入って、まもなく文庫のものをすべて読み終わります。同じような系統のもので、お薦めがありましたらご教授下さい。
>>191 もし、クィネルの浪花節っぽいところが良かったのならば ジャック・ヒギンズ「死にゆくものへの祈り」、ジェラルド・シーモア「攻撃ヘリ ハインドを撃て」、 アリステア・マクリーン「恐怖の関門」、ネヴィル・シュート「バイド・パイパー」など ケレン味のあるストーリーが良かったのならば ジェフリー・アーチャー「ロシア皇帝の密約」、ウィルバー・スミス「虎の眼」、 ルシアン・ネイハム「シャドー81」、マイケル・バー=ゾウハー「パンドラ抹殺文書」など ほとんど古書店でしか手に入りませんね すみません でも傾向とか好みとかいろいろすっとばして読んでほしいのは デズモンド・バグリイの「黄金の手紙」だったりする >>192 ご丁寧なアドバイスありがとう御座います! シャドー81読んでる最中だけど、「攻撃ヘリ ハインドを撃て」をamazonでポチってしまったw
あくまでも個人的意見だけど、バグリイのトップ3は 『敵』 『ゴールデン・キール』 『高い砦』 『黄金の手紙』も、もちろん面白いけど ヒギンズは『サンタマリア特命隊』が好き
バグリイは敵しか読んでない ロマンスは良いと思ったがそれ以外印象に残らず
「狙撃手の使命」読了。 三部作では1番良い感じかな? 作戦行動はハンターの作品を思わせる。 買ってよかった。
一番最初に読んだバクリィは「砂漠の略奪者」だったから、これが 何だかんだでベスト。 (自分の好きな「傭兵モノ」てのが先ずデカかった) というか個人的にバクリィに駄作はないイメージ。 読む前は正直「どうかな・・」と思ってた「爆走大陸」も面白かったし。 でもこの人には是非とも「戦争冒険活劇」書いて欲しかった。 絶対面白かったと思うし、格好の題材なはずなんだけどな。 書いたが発表しなかったorあえて書かなかった。 どっちなんだろ?
黄金の手紙を4、5年前に読んだが あまりのユッタリした展開に投げた。
>>198 元イギリス軍スナイパーのジューバ(だっけ?)出てくるのかな とりあえずブコフで発見したグレイマン第三作、暗殺者の復讐を読んでからになるだろうけど そのレビューで読みたくなりました >>199 俺もバグリィとかマクリーンは展開が遅く感じてちょっと苦手 自分は展開が遅いとか思ったことないなー マクリーンもバグリイもわくわくしながら読んでる
逆に昨今のペースが早い本がなんかダメだ ああいうの映像ならいいんだろうけれども
>>197 第二部で積読になってるけど、「狙撃手の使命」買ったよ〜。 最近知ったんだけど、積読を回避しようとおもったら、 買った日に少し読むのがいいんだね。 というわけで、「狙撃手の使命」は、TOWミサイル発射辺りまで読んだ! >>203 ペースが早いっていうか、雑に感じる アクションシーンは派手でも、盛り上げ方が下手だったり抜け落ちてたりするから、 読んでてぽかーんとしかしないわ キャラはペラいし 撃ち合いや殴り合いがいっぱいあればいいってわけじゃないんだよね シャドー81を今更ながら読了。 この作品が、日本では高評価なのに、アメリカでは評判高くなかったというのに驚かされる。 映画でも、「キャノンボール」がアメリカでコケて、日本ではウケがよかったのと似てるんだろうか。
>>206 俺はネタバレ評論を読んでから読んだので、全然だった。 その評論には 「この方法が実際に行われれば、全ての飛行機にバックミラーがつけられるだろう。」 と書いてあったw 自分は、ネタバレなしで読んだよ。 「シャドー81」自体は、このスレでも、 ちょくちょく出てくるから知ってたんだけど、読む気にはなれなかった。 それが、たまたま仕事の出先で、都会の書店にいった時に、実物が置いてあって、 本のカバー(?)に、「まさに僕のオールタイム・ベスト!これを超える物語(プロット)には出逢った事がない。」って、 「METAL GEAR」シリーズ監督の小島秀夫がお勧めしてたから、買ってしまった。 後悔はない!ネタバレ見てなくてよかったと思う!
高い砦は傑作だと思うが、左翼思想の人はこの作品無視するんだよね 敵が共産国家なのが気にいらなくて。
ことあるごとにサヨ、売国、非国民とかいってるクチ?げらげら
自分はアカ嫌いだから、高い砦は楽しく読めたわ ところで、『砂漠の略奪者』に登場する「トム・メトカーフ」って、 『ゴールデン・キール』のメトカルフと同一人物?
>>209 そんなこと言ってたら 冷戦時代の冒険小説・スパイ小説のほとんどが該当するぞ。 冒険小説・スパイ小説の読者は皆ウヨってこと? 高い砦は作者の共産主義嫌いが色濃く反映されているから 敵がソ連や東ドイツってだけの小説とは違う。
いいえ、違いません。 高い砦が書かれた当時、スターリンの粛清をまのあたりにし、麻薬取引を保持しながら南米に入り込むようなやりかたに対して、 西側の作家はみな等しく、共産主義国家を民主主義に対する脅威としてとらえていたといっていいでしょう。 高い砦とて、共産主義思想をあげつらって、その考え方のもとに活動する共産主義者を弾劾していたのではなく、 共産主義という一種の理想を掲げながら、銃で民衆を脅したり殺したりするあり方、そのうさんくささを憎むようなニュアンスが強いです。 もちろん共産主義思想そのものに対してバグリイが疑問を抱いていたであろうことは否定しませんが。 むしろ、当時、お手軽なスパイ小説や活劇小説が、東側を敵役にした勧善懲悪物語として量産されていた事情と、 背景を同じくするものと考えていいと思います。 高い砦=反共色が強い、というのは、北上次郎が活字で表記したのを見たのが最初だったように思いますが、 いま思い返してみると、いかにもナイーヴで偏ったものの言い方のように感じます。
アカとか反共とか日常的に言っちゃってるの? 日々ご苦労様です。げらげら〜
>>215 俺もそう思うわ。エンターテイメント小説なのにね。 そそ。 だ か ら、面白い本を反共色が強くてついていけないなんて、 不当に貶めようとする輩や評論家は信用できないというお話w
バグリイで反共といわれて思い浮かべるのは、『裏切りの氷河』かな いちばんつまらない(他作品のほうが面白い)けど
ベトナム戦争もサンディニスタ民族解放戦線も知らん奴がいるな。レン・デイトンやエルロイぐらい読もうや。右も左も汚れてんだよ!
政治に関心と言うよりバカウヨの世迷い言と 同等な物言いをこんなスレで主張されてもね。 まあエンターテインメントの楽しみ方は人それぞれでイイと思うけどね。 偏狭な愛国心や反共()を人様に垂れ流さなければね。
誰に対して言ってるんだよ 一人でエキサイトしすぎだろ…
ニコライ・ヘルはアメリカニズムを苦々しく思っていたが共産主義は馬鹿にしていたように思う トレヴェニアンはそんな主人公を設定してスリラー小説を書き、現実世界のスパイ合戦を虚仮にしていたように思う
ツイッターで「今モサドが『アルゼンチン人なのにドイツが優勝して嬉しそうな老人』をチェックしてるらしい」とかあってワロタ
終戦時二十歳前後の若い将校だったとしても、もう九十歳だろ モサドこええなw
>>229 じゃあ。 「海賊と呼ばれた男」の文庫版発売オメ! とかでもいいの? 企業小説でも冒険・間諜の要素があれば桶 てか、企業経営には当然、それらの側面もあるわな ただし面白くなきゃあかんぞ
門田泰明の村雨龍シリーズでも良いのか? 「企業アクション」というカテゴリがイマイチ解らんかったがw
「企業アクション」=外回り営業の悲惨な日常てか。読む気にならん。
冷戦絡みのスパイ小説とか企業に近いところはあるよね 組織に捨てられる平社員とか倍返ししない半沢直樹みたいな
誤爆というか、粘着体質のマルチポスト馬鹿だからそいつ
「極秘偵察」 (ハヤカワ文庫NV) >米陸軍特殊部隊デルタ・フォースの元指揮官が描く白熱の冒険アクション! アメリカが存在を認めないデルタの話みたいだけど、購入した人いる?
早速、尼でポチってしまった。 最近は、ビンラディン殺害の影響か知らないけど、 映画も本も、シールズのネタが多かったから、そろそろデルタもいいかなって。
>>238 処女作にしては悪くないと思う。 (訳者が良いのもあるけど) 「永遠の0」読了 ショーモナ もっと劇的な結末があるのかと思ってた。 なんでこの程度のが売れてんの?
>>243 著者自身が、一つ一つの文章が短いから「素人の小説」とかってよく言われる。 とテレビで言ってたぐらいだから、このスレの住人には厳しいのかもしれないね。 ネタバレで悪いけど。 映画の方は、原作の中で是非とも映像にしてほしかった「プロローグとエピローグ」が、 ほんとショウモナイよ。 面白いとか面白くないとか以前に興味がないから、 百田に学べスレにでも行けや
「永遠の0」の映画の予告編で 「生きて帰りたいと言っていた男は、なぜ特攻隊に志願したのか?」 みたいなことを言ってるやん。 煽りに煽ってるのに、つまんねー真相だな、と思ったな。
「極秘偵察」を読了。 中盤から一気読みでした。道草のような寄り道エピソードが少なくて、気になる話の展開がスムーズで素晴らしい! 訳者のあとがきを見ると、どうやら、マーク・グリーニーも関与してるみたいですね。 本国ではシリーズ化もされてるようで、次回作も読みたいと思う出来でした。
誰よりも狙われた男 1,123円 ジョン・ル・カレ(著) 刊行日: 2014/09/09 映画化! 10月日本公開決定!密入国した青年を追う練達のスパイ。そして女性弁護士と銀行家は、非情な世界へと巻きこまれてゆく。スパイ小説の巨匠が描く苛烈な諜報戦!
「大統領プログラミング計画」ての読んでるが冗長でつまらん お前ら読むなよ
1980/10/1 ・・・。 どこの古本屋でゲットしたの?w
>>250 面白いかつまらんかは個人差あるからな。 極秘偵察、まだ読み始め 反撃のレスキューミッションのドラマ化されたのを再度ノヴェライズしました、みたいな印象 今風の、テンポのいい元特殊部隊員が大活躍もののひとつという感触 自分としてはマクナブの「野営って寒いんだよ」とか「監視はクソ退屈だけど他に仕事ねーし…」て感じが好きだから、 ややスマートすぎるかなと思う
韓国からボート、内閣府職員溺死「事件性なし」 1 :オリエンタルな名無しさん@転載は禁止:2014/09/02(火) 22:45:07.71 ID:FVXGJbC6 北九州市若松区の響灘で1月、遺体で見つかった内閣府の男性職員(当時30歳)について、第7管区海上保安本部(北九州市)は2日、 「事件性はない」として、捜査を終結したと発表した。 遺体の状況や目撃情報などから、「第三者の関与はうかがえない」としている。 7管によると、職員の死因は溺死で、目立った外傷はなかった。7管などが、職員のパソコンやタブレット端末を調べたところ、 職員が日本国内のある場所に向かおうとしていたことがわかったという。 7管は、職員が個人的な理由で、ゴムボートを使って日本に入国を図り、航行中に海水を吸い込み、死亡したと結論づけた。 職員の目的地については「プライバシーに関わることなので言えない」としている。 職員は、内閣府に「韓国で開かれる会議に出席する」と報告して、1月3日、留学先の米国から韓国に入国。 会議には出席せず、ソウル市内でボートを購入。その後、釜山市内でボートを受け取り、足取りが途絶えていた。 同18日に響灘で漂流中のボートが見つかり、同20日、海中で遺体で発見された。
「〜された男」って邦題、やたらに多く感じるけど はしりはフリーマントルなのかな チャーリーのシリーズは2作目が一番好き 性格歪んでるからか復讐ものに萌えるw
『ピルグリム』アメリカのAmazonのユーザーレビューを見ると ★×5が圧倒的で「面白そう!」と思うんだけど、あのボリュームから ラドラム作品を連想して(英国作家のそれと違って、ミステリ&サスペンス色 希薄なうえに大味なので嫌い)手を出さずにいるんだけど、どうでした?
>>257 出版社のサイトぐらい見ようよ、2が9/10で3が9/25ってありますがな それよりも地上最後の刑事の続きはまだか?あれも3部作のはずなんだけど もしスコットランドが独立したら、 イギリスの冒険小説に何か変化あるんだろうか。
アイルランドならあるけどスコットランドが絡んでくる冒険小説/エスピオナージュ読んだことないな
「北海の星」とか「報復の海」とか 内陸部ではないけど
北アイルランドの独立は阻止するが、スコットランドの独立 は静観か、よく分からんイギリスは。
独立阻止というかテロ対策だろうに。北アイルランドのケースではカトリックが少数派だったから選挙にも勝てず、正当な独立もできそうにないから、絶望してテロ化したんでしょ。スコットランドとは状況が全然違う。
「誰よりも狙われた男」 ジョン・ル・カレ とりあえず、積読。
いま東京創元社のウェブサイト見てたら、 ラッセル・ブラッドンの「ウィンブルドン」が近刊予定にあってびびった 読んだことのない人、その存在も知らなかった人はぜひ読みなさい いまのご時勢だと女性が喜びそうな配役ではあるがなw そして予定価格をみてさらにびびるがよいw まあ損益ぎりぎりの価格設定なのかもしれんが
ラッセル・ブラッドンの「ウィンブルドン」って 映画化されてて昔TBS系列で何度か放送してたんだよな。
ほぼ、三年ぶりのレス。 たしか冒険小説総合とか立てて、ほそぼそと誰かがレスしてくれたのを覚えている。 当時は冒険小説のスレなんてなかったんだけど 今はある。小さいがある。 いやっほおおおおおおおおおおおおおおお
冒険小説のスレなら俺がミス板に来始めた12年前にはもうあったぞ
内外のやっすいアクション小説に関して 色々語ってたのも面白かった。 マック・ボラン、デス・マーチャント〜黒豹まで・・・
ダニエル・フリードマンの「もう年はとれない」面白かった 87歳の元殺人課刑事が孫と一緒にナチの金塊を追うんだけど お年なので抗凝固剤飲んでるからちょっとした事でもアザ作るし 元刑事としてのカンなのか痴呆の初期症状としての妄想なのか自分で不安になってるw でも減らず口ききまくって禁煙だろうとタバコ吸いまくるし357マグナム振り回すし まあ、実に良いジジイキャラで。弁護士志望の孫とのコンビが良いわ
『ウォー・ゲーム』読了 第一作からいきなり飛ばして読んだ 師弟の軽妙なやり取りにややドラマチックな展開があって、ちょっとほっこりした 王道展開のやっつけ仕事感が軽くていい感じ
パーフェクトハンターを読み始めた トム・ウッドさん、ファイブセブンピストルにガイドロッドはないんだ
集英社の「傑作小説大全」、いまどきバブリーな企画でびっくりしましたが、 山田正紀の「竜が眠る浜辺」って狙いすぎてあさってのほうに行っちゃった感じで微妙な気分になる 悪い小説ではないし、作者の特性をよく伝える好選択だとも思うのだけど… だって選者のは「檻」「百舌」「毒猿」と並んでてこれだからさw せめて「宝石泥棒」とかさ…
これかw ◇旭日大綬章◇ アリステア・マレー・マクレーン 67=元駐日オーストラリア大使
『劉将軍は消えた』読了 相変わらずの現場行く、返り討ちにしているうちに何となく真相の軽さ 人の命も軽い そこが却って非情さを醸し出しているから面白い ゲストキャラとの悪口雑言の掛け合いもやり過ぎなくらいステロタイプ 師弟間の、契約と愛情との相克もさりげなく織り込まれていていい感じだ
>>286 集英社の「傑作小説大全」 これのラインナップが分かるサイトないかな? ググったけど見つからない >>290 テキストで確認できるサイトは、わたしも見つけられませんでした。 ただ『集英社の「傑作小説大全」』でググると、 日本冒険小説協会の「ビッグニュース!」というトピックがヒットします。 そこを開くと、チラシを撮影した写真が掲載されていますので、 その写真を開くと、だいたいのラインナップが確認できます。 >>291 ありがとう そのサイト見てたけどチラシの写真には気付かなかった しかし「格闘者の血」として中島らもの超老伝てww 日本の冒険小説って、ジャンルとして成熟したのではなくて、 翻訳小説を咀嚼した個々の作家が、独自に発展させていったという印象があります。 作家性よりジャンル性が優先されて書かれたものは、おそらく「黄土の奔流」くらいじゃないかな、と。 生島治郎と北方健三、船戸与一をつなぐ位置にいた大藪春彦、西村寿行の作品は、大藪や寿行の小説、としか言いようがないし それは志水辰夫、船戸与一、北方謙三などについても言えることのように思います。 ただ、谷恒生、森詠、伴野朗あたりが、幾作かジャンル性にふみとどまって作品を発表していたけれど、 この人たちが独自性を発揮したり方向性を模索したりしはじめるのも、あまり時間はかからなかった。 狭義のジャンルにとどまらない奔放さは、ここ数十年の日本のエンタメ小説の面白さじゃないかと思います。 だから画期的な企画だと思うし、ノワール調の破滅的な作品がもてはやされる昨今、 その根底にこうした物語群があるということ、そういう物語の復権を図るという動きは意味があると思います。 まあ、海外の品切れの名作は、入手しやすい価格で復活させてくれやというところでもありますが。
田中光二を忘れてもらっちゃ困るぜ かの司馬遼も認めていた
『ハイジャック=テロ集団』読了 冒頭の赤ん坊のくだりで驚愕 いまなら絶対に出せない表現だと思う ついに対決 ベタな展開だ そこにいたるまでの“いつもの曖昧な助言”が上手に使われていて盛り上がる 慌てて駆けつけてきた癖に、無事と分かると憎まれ口を叩く師弟コンビが相変わらずいい
>>295 70年代〜80年代までは安定してたのに、90年代に入って架空戦記やら 着地点の見えないシリーズ物(処刑捜査官)やら書き始めて、そのまま 迷走し続けてると思ったらいつのまにか自殺未遂してたイメージ。 藤井太洋の「オービタル・クラウド」が 現代(実際字は近未来だけど)のスパイモノとしてクッソ面白かった SFのつもりで読み始めたんで完全に不意打ち
『血の福音』読了 伝道師と軍 それがなぜシークの王宮に繋がるのかの説明がない超展開 「あそこしかない」とか断言しているのはなぜだ? そこから本筋へと展開を持ち直す力技には脱帽 毒を盛られて師匠を思い取り乱す弟子と、「預かり物」の一言で深い愛情を示す師匠 絆をうかがわせる会話のパターンが豊富なところが、このシリーズの魅力だと思う
魂をなくした男 発売日 : 2014/12/01 チャーリー・マフィンがイギリスのMI6に銃撃された――? エスピオナージュの白眉。 チャーリー・マフィンはモスクワの空港で妻ナターリヤと娘を英国へ逃がすも、自身は銃撃で負傷、 病院に運ばれ当局が尋問を始める。MI6はロシア連邦保安局副長官の亡命に成功するが、 彼は息子が合流しないかぎり英政府には何も情報を提供しないと黙秘。MI5の保護下に置かれたナターリヤもまた、 チャーリーを連れ戻すまでは、と協力を拒否している。大好評3部作、遂に完結。
発売日 : 2015/01/01,,新潮文庫 米露開戦トム・クランシー/著 マーク・グリーニー/著 田村源二/訳 ソ連のような大ロシア帝国の建国なるか。ロシアのウクライナ侵攻を予言した巨匠の遺作。 ロシア政府はシロヴィキといわれる治安・国防機関の出身者に牛耳られていた。彼らは、特権により私腹を肥やし、メディアを操り、体制批判者の暗殺さえ厭わない。 ヴォローディン大統領がその筆頭で、彼はかつてのソ連のような、大ロシア帝国を築こうとしていた。その突破口として目をつけたのが、ウクライナだった――。ロシア軍のウクライナ侵攻を、見事に的中させた巨匠の遺作!
長い事クランシーから離れてたが今は共著がマーク・グリーニーなのか。 それならまあまあ面白そうな気がするな。
>>302 そうだった、間違えた 田中光二と言えば、地球が異星人に占領されて、人類は海中でエラを持った 水棲人として生きている話とか人口増加を防ぐ為に、意図的に大事故を 起こして多数の人間を粛清する話とか読んだの覚えている。 『国際麻薬組織』読了 一地方都市を舞台にしていて国際感はないな 主人公が女に現を抜かすというのは、後期からはイメージできない しかしあっけなく決着をつけるドライさがハードなイメージを造形している 師匠はほとんどテレビ見てるだけでちょっと物足りないな
来月ジョーカーゲームの新作が発売されるね 日本の作品で待ち遠しいの、このシリーズだけだ。
一作で止めときゃ良かった典型例だよな せめて二作目最初まで 作者が可哀想 本来シリーズ書かない人なのに版元にやらされて
ジョーカーゲームシリーズ、3作目が一番面白く感じた自分は少数派なのかorz
3作目は2作目の最後で一気に緊迫感出せたのにそれが蔑ろになってるのがイヤ
トムクランシーの「米露開戦」は、またまた1〜4巻ですか?
みなさん紙の本ですか?コレ系ジャンルのはなかなか電子化されてないですよねぇ。Kindle買うか迷っていまして。コレ系が電子化されてないなら買ってもしょうがないか。。
Kindle不要 スマホで十分 ただ、マンガはKindleの方が良いかもしれん。
>>317 スマホ、つまり電子という事ですよね! でも、電子化されてるのまだまだ少なく無いですよね。。。 >>308 そもそもこのシリーズってスパイ物なんだけど本来のスパイもんじゃないよな。 スパイ物というより特殊設定ミステリーというべきか。というか一応は史実としての 大戦下を舞台にしてるはずなのに、D機関の活動の枠を広げ過ぎてリアリティとか 殆ど無くなってるし。次のネタどうするんだろ? >>316 洋書読むためにKindle買ったら、今ではほぼ読書はKindleだけでなってしまった。 チャンドラーの長編全7作プラス短編12作が2ドルで買えて今こればっかり読んでる。 経済的だし省スペースだしいろいろ便利過ぎる。 でも形ある本と違って単なるテキストだから味気ないちゃ味気ない。 冒険小説に出てくる闇医者の獣医率と観光客の日本人率は異常
トムの「米露開戦」に、「トムクランシーが的中させた予言(原書発行年)とか書かれてワロタ
* + 巛 ヽ 〒 ! + 。 + 。 * 。 + 。 | | * + / / トム・クランシーの米露開戦IYHっ ∧_∧ / / 今回は1-2巻を先行IYHっ (´∀` / / + まだ読んでないんで、次の休みにまとめてよむぜぇっ + 。 * 。 ,- f / ュヘ | * + 。 + 。 + 〈_} ) | / ! + 。 + + * ./ ,ヘ | ガタン ||| j / | | ||| .. .: ∬ ::::: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: っていううざい流れも本当にこれで最後なんだな・・・ ∧_∧ . |||.: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::: いままでありがとうトムおじさん・・・ ストン /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::: : 最近FPSの原作っぽい小説しか読んでないんで、 ||| / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: トムおじさんみたいな国際謀略をかける人、1から探さなきゃ・・・ / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
コール・オブ・デュティーみたいなFPSゲームのような小説多いね。
そんなあなたにチャールズ・カミングとスタインハウアー
グレイマンの3作目と4作目を読了 面白くなってる 目立たない男という渾名を示唆する演出が入り、格段にそれっぽくなった 特に行動傾向の分析と識別技術の進歩で追いつめられる描写がそれっぽくて、危機の連続に対してのご都合感が薄れている 4作目にしてかなり面白くなったシリーズだ しっかりグリップ出来ないほど弱ってるから初弾発射したらジャムるとか、いい描写もある
グレイマン、ブックオフの100均コーナーにあったけど、買わなかったなぁ 買っとけばよかったかな。
>>327 いやいや4作目はご都合感半端無かったでしょ グレイマンをハメようとしてるにもかかわらず、グレイマンどフリーにするガバガバ作戦に 命かけてるエリート工作員デッドアイくん 「これじゃ簡単に裏取られるじゃん」と思いながら読み進めたら案の定だし 監視中にグレイマンが移動を開始したのに合理的な理由もなく仲間への報告を怠る女モサドも酷い グレイマンいなくなったと仲間が気づいても黙ったまま この女モサドとグレイマンをくっつけるための過程も無理がありすぎ >>329 それでも面白くなった と言えるくらい1、2作目はグダグダだった だから甘い評価になってしまったかも知れんね 毎度ヒロインが出てきて大した交流も無くキャラ立たないまま退場というパターンもマンネリだし キエフの狙撃銃いっぱい使って大忙しの描写は、是非とも忠実に実写化して欲しいね グレイマン3作目のネタばれ感想 「尼になります」 顎が落ちそうになるほどのあっけない退場に驚愕した
キエフのアレは・・・ 今まで引っ張ってきたネタだから曲芸をやる他になくなったんだろう >>331 俺もあれには驚いた ただシリーズとしては3作目が一番面白かったと感じた シリーズ最大のピンチはあの反吐噴射したあたりだろうし、 その後の一転攻勢でやりたい放題始めるところは爽快感があった ISILを最初に取り上げる作家は誰かな。 あまりにもシャレにならんので、 当分出てこない気もするけど。
ヴィリエが生きていたら殿下がラッカでムスリム美女とハメハメしてたろうにな
ISILを題材にした小説か…。 トムおじさんとか、「巨星墜つ」だもんね。
最近ご無沙汰なクリス・ライアンかマット・リン辺りに期待しとこう。
案外ご本人があのあたりに潜入してたりしてw>クリスとかアンディとかw
クリスライアン懐かしい よくよく思い出せば、ソフトバンク文庫で出版されたのが最後なんだよね
.. .::∬∬;;!!!!∧_∧;;!!!;..: : : ::: : :: 今、米露開戦3-4巻読了…… .. .:: ∬ ;;iiiiii∧_∧;iiiii;;;::::: ::: :::::: :今回もFPSでした…… .. .:: iii|||iii∧_∧ii||||ii: : ::: : :: ::::::そのうえマーク・グリーニーがこのシリーズ引き継ぐなんて誰得なんだよいったい・・・ 光速 iiii|||/:彡ミ゛ヽ;)ー、ii . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ストンiiiiii/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::ii . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ii./ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
『ネメロフ男爵の陰謀』読了 冒頭からの設定破綻にのけ反る 主人公は整形しあらゆる訓練を受けたが、ファーストネームに対する反応だけは消せなかったという設定だったはず なのでシリーズの大半を通して偽名で活動してもファーストネームは同じ なのに飛行機で居合わせた人間にあっさり成り済まして潜入とかどうなっているのか 考えたら負けだ 長編シリーズには定番とも言えるギミックは主人公にも適用され、しかしいつものようにお気楽にハードな活劇をして終了 珍しくヒロインのキャラが立っていたと感じた
女性情報部員ダビナを20年位前に読んではまったのだがまた読みたくなって中古で購入。 スキャンしてOCRかけて電子化使用としてるが補正がなかなかやる暇もなく終わらない。。
あれは読み応えあるよねえ〜 偏見バリバリだけど女にもこんなスパイもの書けるんだと感心したよ ラストもあのくらいがちょうどいいと言うかね あれだけならよくある感じだが一度××を描いてる上でだから意味がある
女流冒険小説家だと、ゲイル・リンズはどこ行ったんだ。 一応ラドラムと組んでた事もあったのに。
>>347 日本人だと、福田和代かな。 迎撃せよ、潜航せよは面白かった >>348 でも「タワーリング」は酷かった。 「如何に要塞の如き高層ビルを攻略するか?」 って内容だと思ってたのに・・・・ >>349 確かに出来不出来の差が激しい、色んな分野に手を出す 勇気は買うんだが。 ピルグリム1巻読んだが何か飽きてきた。 テロリストパートが長すぎない? なんかダラダラしてるように感じてさあ…… 主人公が若いのに老成してみえるのもちょっとね
>>351 くそ、気になって電子で買っちまったじゃないか。 >>354 早見俊「大江戸無双七人衆 暴れ日光旅」 江戸の治安維持の為に集められた七人(忍者、浪人、僧兵etc)が大暴れ。 ノリが完全に「大江戸捜査網」+「影の軍団」なんでとにかく飽きない。 「山猫の夏」などの冒険小説で知られる作家の船戸与一(ふなど・よいち、本名=原田 建司=はらだ・けんじ)氏が22日午前2時ごろ、胸腺がんのため東京都内の病院で死去した。 71歳だった。告別式は近親者のみで行う。
俺は「山猫の夏」。 次に読んだ「猛き箱舟」がめちゃくちゃ面白かったけど その後読んだのは「箱舟」を越えられなかった
オレは週間プレイボーイの連載の「猛き箱舟」だった。連載小説なんか楽しみにしてたのは後にも先にもこれだけ。 当時の週プレは落合信彦や、のちにターミネーター2に出るガンマニアの編集部員コミネ、フランク・キャンパーのマセーナリースクールの記事やら テロリストハンターのゲイル・リバースとか・・・右翼ぽさとは違うんだけど妙にミリタリ色が強かった。w そっから南米三部作。 徳間文庫の作品群は少し落ちると思ったが、それでも淡々としたのが薄ら寒い殺伐さにあってた。
三島さんは本物でベテランの人だから枠が違うw 柘植センセは接触を避け、コミネは擦り寄ってたな。
小峯はもうアクション小説書かないんだろうか。 当初は「俺が書きたい様に書く!」って感じが強すぎてアレだったが、 「ズロチ」なんかは割と纏まったサバイバルアクションで面白かったのに。
>>351 忙しくてなかなか読めなかったが、結構面白いじゃん。 2巻も買っちまったよ。 自分もちょうど2巻読み始めたよ 何か不本意だけど(笑)
>>370 この板向きでない作品含め好きよ コルトM1851とか土漠の花とか 機龍警察は1作目以外は非常に面白い 特に自爆条項と暗黒市場 「ジャンルを超えた」「奇をてらわず」(以上池上)とか「垣根はここにはない」(夢枕)とか 嘘じゃん。どう考えても児童文学を入れるべきだった。これでは『戦争と文学』には及びも つかんな。
リドリースコット製作なのね。ただ、この一作目はあの実際のチチカーロ事件ベースのミステリ以上のものじゃなくて この捜査官がいろいろ踏んだり蹴ったりの目に逢う、二作目以降がキモだと思うからどうかな。
チカチーロな 俺は一作目から主人公自身の事件で面白かったけど
フィンチャーはもういいや・・・・ とりあえず今は「誘拐の掟」が楽しみ。 予告観る限りではスカダー=ニーソンはアリだ。
スナイパー・エリート (ハヤカワ文庫 NV マ 24-1) 文庫 – 2015/5/22 今日買ってきた。さっそく読むぜ!
海の作家に敬礼 高橋泰邦氏はむかし、当時第一線の新鋭作家が集っていた他殺クラブに在籍していたが、このクラブ員で日本推理作家協会の現会員は 今や三好徹氏しか残ってないのではないか。高橋氏と本当に一面識しかない私が追悼を仰せつかるのも歳月のなせるところだろう。その一面識というのは、 内藤陳会長ひきいる日本冒険小説協会の、非公認の分科会「海洋部」(会合二、三回で潰えた)のゲストに氏をお招びしたときだ。 氏の長篇『黒潮の偽証』(光文社文庫)に自分で書いた解説に記したところによれば、一九八三年の春である。ということは氏はまだ還暦前だったはずで、穏やかなうちにも確固たる芯を感じさせる、こんな格好いい中老紳士になりたいと憧れたのに、 その年齢を越えても単なるジジムサーにしかなれなかった我が身のことは考えないようにしたい。記憶も怪しくなって、かつて自ら書いたこの文庫解説が頼りだ。 氏は海洋ミステリ・SF、冒険小説にほとんど孤軍奮闘してきた第一人者だが、冒険小説協会の会員ではなかった。誰も声を掛けなかったのかも知れない。冒険小説協会といっても、ヒギンズ、バグリイ、マクリーン、カッスラーといった 冒険スリラーが人気で、氏の訳したホーンブロワー、海の勇士ボライソー・シリーズなどの純粋冒険小説まで好むのは少数派だった。私とてそれほど詳しいわけではないが、 生来ヘソ曲りで少数派に与するのを是とする身は嬉々として海洋部に参加したのだった。私のことはどうでもいいな
外国航路の船長を父にもつ高橋氏は、船と海、そして英語に関心を懐いたが、近視になったため船乗りになる夢は諦め、 英米の海洋文学翻訳家を志し、その第一歩として海洋ラジオドラマや小説に着手したという。創作が目的でなく、翻訳家になる手段だったというのは珍しい。 念願の翻訳家になった後も創作との両輪駆動で、海洋部会のあった年末に刊行された『南溟の砲煙』、 そして『南溟に吼える』(一九八六年)と続くホーンブロワーのパスティシュは氏ならではの真面目な遊びとして特に印象深い。巻頭に各海戦の船団の動きが図版で示され、 C・S・フォレスターの本家作品より分りやすく面白いくらいであった。早川書房の菅野編集長がいずれシリーズ番外篇として 自社の文庫に入れたいと言っていたものだが、果されないまま二十年後には菅野氏が早世してしまった。 氏の創作は現在、電子書籍でごく一部の作品が読めるだけだが(洞爺丸事故を扱ったノンフィクション・ノヴェルの代表作『偽りの晴れ間』や、 ライトノベルの先駆とも言うべき痛快作『軍艦泥棒』がなぜ手に入らない)、少なくとも訳書は今後も永く読み継がれてゆくに違いない
志水辰夫「あっちが上海」「こっちは渤海」 良く言えば「抒情的」で、悪く言えば「しみったれ」な作品が多いなあと 個人的に思ってた志水辰夫だが、この二作は良い意味で賑やかで滅茶苦茶で、 本人も楽しんで書いてるのが伝わってくる。 元々は少年向けの読み物とか書いてた人だし、こういうのが本道なのかも 知れないな。
戎光祥出版、ミステリ珍本全集、双面の舞姫(橘外男「私は呪われている」) そういう時代とはいえハンセン病への差別的表現が酷過ぎるが、それ以外でも ストーリーの進み具合が回りくどくて読み難かった。キャラにも愛情がこもっていないし。 江戸川乱歩や横溝正史だったら、同じ題材でももっとうまく書いただろう。 この人、今だったら、作家としてデビューできない。
どういう理由で同じカバーになるの? >>383 せめてどっちかAKだったらなw M4が流行しすぎるのもアレでナニだな。 流行は少し外しておくのがいいのかもしれん デイヴィッド・ダフィの 「KGBから来た男」読了♪ しかしいろいろ難しかったな・・・久しぶりにボリュームのある大作で情報を処理仕切れなかった あとでもう一度読み直そう・・・ おれも年取ったかな 冒険小説てよりハードボイルド どうしてハヤカワNVから出てるんかわからなかった。これはHM だろ 主人公が元KGBっていう設定でハードボイルドがちゃんと成立してんのは恐れ入ったw
>>383 クリス・ライアンと南英男がリンクするとは・・・ しかし南英男ってまだ頑張ってたんだな。 一昔前は勝目梓を筆頭に色んな作家がいた「オッサン向けB級活劇小説」は 今はすっかり矢月秀作辺りの独壇場かと思ってたが。 >385 トークショー、申し込んだら招待状が届いたぞ。
トークショー、おもしろかった。 客層は50〜60代がメインだった感じ。 今の若いのは、この企画に気づかないのか・・・
ライフルバード読了 典型的なアクション小説 軽い これを日本で書いた事に意義があるという感じか まあまあの出来で、地上50m/mの迎撃と同じ路線だがそれよりはちょっと落ちる
ピースに冒険小説の面白さを教えたいと思ってるのは俺だけじゃないはず。 太宰なんか何が面白いんじゃ。
又吉に大藪読ませたら それなりに填まりそうな気がする。
>>392 又吉は純文学路線に行くんだろうから、綾部に読ませたいな 茨城自虐ネタと熟女ネタ以外、もう才能が枯渇してるからあ たらしい世界を紹介してやらんとな ライアルの著作を一通り(マクシム以前まで)復刻してくれんかのぉ 深夜プラス1以外は在庫切れという実質絶版か 「拳銃を持つヴィーナス」「死者を鞭打て」「違った空」なんか本屋で見たことないぞ
スナイパー・エリート読了 大筋はありきたりの展開で、予想通りに推移する 特殊部隊と政治という点での 「特殊部隊員も公務員なんだ。でも人間なんだ」 という内部での葛藤や哀愁に紙幅を割いてるけど、あまり作劇上の効果はない 細かい銃撃戦や潜伏の描写が薄くて、主人公やその同僚がどれほどの実力を持っているかが分からないのもイマイチ
「国王陛下の新人スパイ」読了 第三帝国時代のベルリンの描写は、「ゲルマニア」を読んだあとだけに、雰囲気が表面的に感じられた。 内容は、この作者はシリーズ第一作が一番出来がいいような気がする。思いっきりありがちなストーリーと ややご都合主義な点が惜しい。 問題は解説。大矢博子でしゃばりすぎ。最近も「おかしな遺産」の解説してたし。 ナチ政権下の虐殺差別と、日本のいわゆる「ヘイトスピーチ」をごっちゃにするな。 年寄りは引っ込め!大矢博子といえば、未読王様はどうしているんだろうか…
>>396 くろがね4起で良ければ「野鼠戦線」ってのがあるけど。 クリス・ライアンの新作買ってきた。 マクナブはもうでないのかな。
クリス・ライアンはハヤカワ→SB→竹 と随分放浪ってるな。、 まあ出るだけマシか。
戦場の支配者 SAS部隊シリア特命作戦 まだかってねー!!早く読みたい
他スレで質問したところ、このスレの方が相応しいと紹介されて来ました 次のような作品はあれば教えてください 二人の情報発信者が全く異なる情報を流す 情報受信者は、片方の情報だけしか受信出来ない それぞれの情報受信者は、自分が正しくて相手が間違ってると確信して、他方と対立 情報発信者が情報受信者を操り人形として利用する作品 このような構図は実際に世の中に存在するわけでして 例えば、戦争で、自国=正義、相手国=悪、と双方の兵士が信じてるケース 歴史認識の対立、等等
>>404 冒険小説以外のジャンルでも別にかまいません つか、そんなもん、イデオロギーの対決ということで、よくある話
昔読んだ本が読みたくなるなぁ。随分前だけど嫁に邪魔だからと捨てさせられちゃってさ。どうしても残したいやつだけはいくつか残したんだけどね。全部残せば良かったな。電子で復刻しないかな。
俺も読んだら全部捨ててたけど、 だいたいブックオフ等で買い戻したなあ。 残ってるのはトニーケンリックなどが少しだけ。
>>408 俺も同じ要求を突きつけられたが、俺の場合は嫁を捨てたなあ… >>410 . ∧__∧ ( ´・ω・)∧∧l||l /⌒ ,つ⌒ヽ ) (___ ( __) "''"" "'゙''` '゙ ゙゚' ''' '' ''' ゚` ゙ ゚ ゙''` クリス・ライアン 適切な場所を選定し3日間監視し続けた。 アンディ・マクナブ 泥の中を100メートルほど這っていって、監視場所を決めた 虫は寄ってくるし服は濡れるし体からひどい臭いがする 面倒くせえ ついうとうとする時もあるけど監視を続けて1日目は何もなし 俺はアンディの描写の方が好きだ
>>412 アンディの方が好き。 途中で翻訳が無くなったシリーズは、特に好き。 翻訳して発売しないかなぁ〜。 クリス・ライアン「戦場の支配者」読了 危機また危機の連続 それが不自然な敵の間抜けさや情から来るので、緊迫感が薄れてダレる 終盤まで全く合流しない非軍人キャラのパートも全く不必要で、冗長さに拍車をかける 任務を遂行しようとする→困難な障害→現場判断で当初とは違う結末、位のシンプルさで良いんだけどな 隠された陰謀、個人的な過去の清算が盛り込まれ過ぎていて、しかも現地で情報を得るためのキャラ配置が都合よすぎる クリスライアンってこんなガバガバな展開書く人だっけ? グロ描写はちょっと引くほどだが、それよりも粗が気になった
「脱出山脈」トマス・W・ヤング 今更ながら読了。 想像していたよりもよくできていた。 淡々としているとか、ゴールド軍曹が鉄の女過ぎて感情移入できないとかの評言は、 単なる読解力不足のように思う。ただ、大正義アメリカの娯楽小説には違いなく、 そのメンタリティそのままの主人公に対するゴールド軍曹の配置は、 ちょっと言い訳めいた配役に映ってズルいとも思えるけれど。 それでも最近のジェットコースター型の薄っぺらなアクションものよりは格段に良い。 英陸軍特殊空挺部隊と、「おれ、ハワイで実弾売ってきたぜぇ」とか自慢するミリオタくらいの差がある。 こういった小説を虚心に評価できない日本の評論界は、ひどく偏向しているとつくづく思う。
「雪原の野獣」読了 これは… 久々に読むことに費やした時間を惜しいと思った作品だ 一言で言えば大人向け作品の皮を被ったラノベ 自衛隊の(普通の)師団構成だけが、自分の知識的に貧弱なので突っ込みどころがないって感じだ 最強の裏の工作員が、私事と私用で国家の枠組みを揺るがす これが主人公だけならまだいいんだが、現役エージェントやその所属組織までがバックアップする 「お前、無期限休暇取って俺の私的な仲良し守れ」と現役エージェントに命ずる幹部 超人として“有名”な、戸籍も抹消されたエージェント なにこれ?と思ったら文芸社からの自費出版なのね そう思えば貴重な体験だったかも
ぐぐってみたら…それだけでいろいろとアレだな。お疲れ様でした、マジで。
>>417 南英男とかが書いてそうな話だな。 今なら矢月秀作か。 >>419 上司がえこひいきで特別昇給させたりするんだが、「それで退職金が100万は違う」とか書いてる 昇任に響いたり、積み重なればそうかもしれんが、一号俸でそんなに違うはずがない 「若いころの昇給は、退職までの積み重ねを考えると100万は違ってくる」なら分かるけど あと銃火炎を抑える為にフラッシュハウザー(原文ママ)を使っていると表記されている フラッシュハイダーの誤植だけど、複数箇所でハウザーで萎える 主人公がスナイピングで、位置を変えずに狙撃して時には2人を一度に倒してるのに狙撃方向を割り出せない敵 「私が引きずり出してきますよ」と主人公がスナイピングしてるときに突入する“超人”(配置が逆だと思う) 回想に出てくる特殊学級の知的障害者は、主人公が進級してもずっと1年生のままとかいう不思議な学校制度 下調べもしないミリオタが厨二病の勢いのままに書いたのかと思いきや、著者は1951年生まれ(出版時54歳) ネットで文芸社のことを調べて自費出版だと知り、「ああ」と納得のため息が出た シックスコイン・シリーズとかも大概だけど、雪原の野獣は荒唐無稽じゃなくて幼稚だという印象を受ける フラッシュハウザーw まあ駄作つかまされたときにその憤懣を笑いに変えようとする代償行為はわかる
夏だ! ホラーだ! というわけで、長年漬け込んでいた、 冒険活劇的な見せ場もたっぷりな「夜の子供たち」ダン・シモンズを読んだ。 実際は肉食系女子のロマンス小説仕立てで、面白いんだけど読後感は微妙。 化け物に追われてハラハラドキドキというより、 チャウシェスク政権崩壊後の、なお秘密警察が暗躍する抑圧的なルーマニアでの 地下活動的な顛末のほうに筆が割かれていて、力の入れどころが違うだろうという感じ。 ダン・シモンズの才気が嫌味なほうに働いた典型みたいな長編で、 客観的に見ると面白い話のはずなのに、不満ばかりが浮かんでくる。 もうちょっとコワいお話が読みたかったなあ。
プロローグを独立短編として読んだ時には抜群に面白かったんで、長編になってるってんで期待して読んだらガクッと来た覚えがあるな、夜の子供たち。
「窓際のスパイ」読了 だめ出しされた者達が、一致団結してそれぞれの経験を活かし… と予想されるタイトルだがなかなかの変化球で、それほど一致団結しないので痛快さには欠ける 冒頭のヘマで主人公が…というところまでがラストにつながるのは巧みだが、ちょっと強引ではある だが、続きが気になるところでの場面転換が連続ドラマのクリフハンガーのようで、同時進行、結末が気になるなどリーダビリティは高い これほどごちゃごちゃと場面転換しているのに頭に筋が入ってくるのはすごい
フィリップ・カーの『静かなる炎』を少し前に読んだ。 話の本筋とは関係ないんだが、287頁に 「(前略) ただし、死んだ男のコートにチョークで“M”とは書かなかったが……・。 ピーター・ローレが出てたあの映画みたいにな。 映画の中でローレのことを警官に密告したのも、子供だった」 という台詞があるんだけど、フリッツ・ラングの「M」に“子供がピーター・ローレを警官に密告する”シーンは無い。 フィリップ・カーは何の映画と勘違いしたんだろう。
このスレのでいいのか迷うけど 「もう年は取れない」の続編、今月末みたいだね
フリッツ・ラング監督作「M」は、実はようつべに丸上げされたのがあって、無料で全編見れたりする
飛行機が出てくるのってギャビンライアルとかあるけど ヘリコプターってありますか?
クレイグ・トーマスの「ウインターホーク 」にヘリ出てなかったかな、たしか
うーんどれもマイナーっぽいですね ヘリは主役になりないのかなー
20年以上も前に新潮文庫で「戦闘ヘリ リンクス」っていうシリーズがあったけど、 これは作品がマイナーだったw
クレイグ・トーマスという人は、マクリーンやヒギンズやバグリイと 比べて、描写が異常に細かい 丹念な描写を重ねて退屈になりかねない前半を経て、後半に一挙に 爆発するのが作風か
>>437 続編の「ヘルハウンド」の方が面白かった。 >>432 和モノでもいいなら黒豹シリーズの「帝王コブラ」にまんま コブラが出てくるし、 龍一京の「武装ヘリの咆哮 戦闘刑事コブラ」にも戦闘ヘリが出てくる。 まあ中身は期待しない事・・・ ル・カレは『ティンカー・テイラー〜』や『スクールボーイ閣下』が超絶読みにくくて完全にトラウマになってたんだが 『スマイリーと仲間たち』は前2作に比べるとものすごく読みやすい どうして?
宇宙軍士官学校1 読了 SFだからスレチかもだが、硬派な表紙と宇宙軍というタイトル 宇宙の戦士ばりにミリタリーな兵隊物かと思って購入 や、ラノベでした 軍隊らしい階級間の煩わしさや兵士としてのやや粗野な文化とか渋いハードボイルドな考え方とかがなくて、ただ主人公が賞賛されるお話
個人的にこのスレ向きのSFといえばなんと言っても ニーブン&パーネルの「地球から来た傭兵たち」シリーズかな。 ザ−ンの宇宙忍者モノ「ブラックカラー」「超戦士コブラ」も 捨てがたいけど。
最近だと「オービタル・クラウド」がこのスレ向けにマジオススメ 至近未来だし もっともこれ以外の藤井太洋は好きじゃないが
まずは「惑星CB-8越冬隊」じゃないのか。ここなら。
谷甲州はヴァレリアファイルを子供のころに読んだなあ あれこそラノベ扱いのくせに、巨漢の暗殺者が小口径の拳銃で襲撃したり、宇宙空間で狙撃の駆け引きをしたりで中々のアクションだった
機龍警察シリーズも結構好きだな このスレだとロボット(笑)と言われそうだけどw ライザの過去編がジャック・ヒギンズすぎんよって気もするけどw
ああ、胃の調子が悪くて眠れねえ SFで冒険ものというと、「サンダイバー」とか「サターン・デッドヒート」なんかが思い浮かぶけど、 時間と空間に広がりがありすぎて、根本的にイネスやマクリーンが築き上げた様式美とは別ものなんだよなあ ハインラインの「宇宙での試練」みたいなチャーミングな短編が、気分的には一番近いかもしれない 機龍警察シリーズは未読だが、作者が遅れてきた書き手を自認しているそうだから、 密かに期待している積ん読本だ
国産SFで冒険小説調っていうなら梶尾真治の「サラマンダー殱滅」が良かったわ。 普段、書いてるような話と違うけどやっぱり力量ってのがあるんだと思った当時。
某ポイントの期間限定分が1000もあって何か買おうと思うんだが、 最近ので何かオススメない?
>>450 ダニエル・フリードマン「もう年は取れない」 87歳の(元)タフガイ刑事が弁護士志望の孫とコンビにナチスの金塊を追う 容赦の無い老いの描写としかし衰えない憎まれ口が素晴らしい 途中から本気になる動機のリアリティとかもう 船戸与一が好きです。 海外モノも読んでみたいのですが、初心者でも入りやすいオススメありますか? 「ジャッカルの日」は楽しめませんでした。
自分的には船戸与一は山猫の頃のイメージで・・・っても ウィンズロウ「犬の力」、スティーヴンハンター「悪徳の都」位しか思い浮かばない あと映画はクソだったけど「ポストマン」の原作はポストアポカリプス物だけど冒険小説としても良いんじゃないかと思う。
>>453 船戸好きなら「猛き箱舟」「蛮族ども」「群狼の島」辺りは既読だと 勝手に推測して、バグリイの「砂漠の略奪者」とか司城・矢作の 「ブロードウェイの戦車」「暗闇にノーサイド」とかを薦めてみる。 メタルギア ソリッド サブスタンス (1) シャドー・モセス (角川文庫) デター!読む人いる?
スパイ小説の世界的ベストセラー作家、フレデリック・フォーサイス氏(77)が20年以上にわたって英国の諜報機関MI6(秘密情報部)に協力していた――。当のフォーサイス氏が英日曜紙サンデー・タイムズのインタビューに明かしている。 MI6と言えば、人気スパイシリーズ「007」の主人公ジェームズ・ボンドが所属しているとされる、対外情報を担当するスパイ組織だ。 インタビューはフォーサイス氏の自伝「ジ・アウトサイダー」の出版に合わせて行われた。それによると、フリーランスのジャーナリストとして、アフリカ・ナイジェリアの東部州が分離・独立を宣言した「ビアフラ戦争」を取材中の1968年、MI6から初めて接触があった。 そのとき「ロニー」というMI6の機関員は正体を明かさなかった。フォーサイス氏は数日間、計約20時間にわたって、子供たちが餓死している悲惨なビアフラ戦争の実情を伝えた。 70年代には旧ローデシア(現ザンビア、ジンバブエ)で人種差別政策を進めるイアン・スミス政権の動向を探り、80年代には南アフリカのデ・クラーク政権が密かに保有していた核兵器6個をどうするかを情報収集してMI6の機関員に伝えていた。
「ジャッカルの日」を出版した2年後の73年、フォーサイス氏は東ドイツに派遣された。「そこには協力者であるロシア人の大佐がいた。 彼はわれわれが必要としている小包を持っていた」。小包を受け取ったフォーサイス氏がバイエルンの国境に近づいたとき、東ドイツの人民警察に呼び止められたが、何とか事なきを得たという。 フォーサイス氏のスパイ小説のスリリングな展開はこうした実体験に基づいていた。インタビューの中で、フォーサイス氏は作品についてMI6のチェックを受けていたことを明かしている。 連絡を取り、MI6のチェックを受け、書きすぎた部分があれば、「但し書き」がついたという。 ジェームズ・ボンドも実在するMI6の機関員がモデルになっている。MI6がスパイ小説やスパイ映画を通じて「善なる英国のスパイ」というイメージを作り上げ、英国にとって都合の良いストーリーを世界に広げようとしているのは言うまでもない。
>>459-460 これ問題は例のクーデター未遂にどんだけMI6が関わってたかだよな(ワクワクしながら しかしBBCでもSISじゃなくてMI6なんだね .. .: ∬ ::::: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::うちに帰ってきてPCつけたら見覚えのある人が馴染みのある組織の中の人 ∧_∧ . |||.: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::だったという報道がされてて、おまいらに教えてやろうと思ってこのスレ ストン /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::開いたらすでにみんながそれを知っている件について・・・ ||| / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
>>458 作者目当てで伊藤計劃と長谷敏司のは読んだが ゲームの方に思い入れ無いので今のところ予定に入れてない 面白かったら教えろください メタルギアソリッドの最初のやつって「20世紀最高のシナリオ」とかアメリカの雑誌で評価されたんだっけ あくまで「ゲームとしては」って但し書きがつくんだろうけど ゲームは3までやったことあるけど、正直小説や実写ドラマとしてみた場合は微妙だよな ボスが複数いてその数だけ山場があるから、一つの物語としてはダレる 3の、夜明けの太陽を背にしてのオープニングは最高よ シーンを切り取ればかっこいい場面は多いけど、あくまでジャンル映画のお約束をしっかり押さえた職人的な上手さにとどまっていると思う
ゲームの場合、ストーリーを作りこむとムービーばっか見せられてインタラクションが失われるのが問題
ゲームとして面白ければそれでいいな どう潜入するのかとか
どんな本読むの?って聞かれて、冒険小説って答えてどんなジャンルかイメージしてもらえた事が無い。アクションアドベンチャーって言っても少し違う気もするし。
むしろハードボイルドっていっておけば勝手に誤解してくれるぞ
そこはジャンルじゃなくて作家名や作品名出して煙にまこう わかる人ならそれでわかるでしょ
むかし「笑っていいとも」に舘ひろしが出た時、 「冒険小説とかハードボイルドとか読んでいますね……好きなんですよ」 って言って、観客の女どもに思いっくそ嫌そうな声で「イヤ〜」 って言われていたの思い出した タモリは「冒険小説かあ、興奮するよねえ」とか言ってたけど
でも俺も、ホームズ・ルパン(小学生時。ま、定番ですな)→USAハードボイルド(中学1年)→ハードボイルドとリンクするところから 冒険小説(中2。内藤陳さんとか北上氏とか手引きがたくさんあったからねえ)と進んでったんだけど 冒険小説って名称から来るから、具体的にどういう話なのか、最初はやっぱわからなかったな。ガキだったせいもあるし 海底2万マイルとかバローズの地底世界とか、ああいう感じかと思ってた で、ライアルやヒギンズを読んで、これが現代冒険小説なんだって思った 別に秘境探検家が主人公じゃないんだなと 銃や車、飛行機、第二次大戦間か戦後世界が舞台で…っていう
一番最初に読んだ冒険小説が「タイホース」とかいう黒歴史を持つ俺にはかなうまいw
「深夜プラス1」 「女王陛下のユリシーズ号」 「鷲は舞い降りた」 ここからスタート。
「深夜プラス1」「鷲は舞い降りた」はあんまり好きじゃないな。 ストーリーにひねりが無いw スパイ物、警察物、ハードボイルドは好きなの多し。
古本屋の100円コーナーで深夜プラス1を見つけたが 数年前の例の写真表紙でそっと棚に戻した あれだけは嫌なんや…
警察物はスレチ? スレチじゃなかったら「笑う警官」がベストだな、俺は。 次点は「パンドラ抹殺文書」とか「スリーパーにシグナル〜」とか・・・
冒険・冒険してるのでは、 トニーケンリックのが好きだな。 1作選ぶのは難しい・・・っていうか内容忘れたw
ハードボイルド(&警察)では、 マイクル・Z・リューインの「刑事の誇り」がベストだな。 なんか感動した。
あわわわ 「極大射程」「ダーティホワイトボーイズ」〜を忘れてた。 冒険小説ではこのシリーズがベスト。
冒険小説として読んでて興奮したのは北壁の死闘かな でも好きなのはシブミ
ベッタベタなのは承知のうえで「最も危険なゲーム」がベストw
>>479 スリーパー、好きだったな。本は捨てさせられて無くなってしまった。ちょうど最近、また読みたいな〜とフと思ったんだよね。ここで目にして少しビックリ。中古本でも探すかな。 なにこの流れw 好きな冒険小説じゃなくて最初に読んだ冒険小説って話じゃなかったか?
つまらなそうな話だったら、さりげなく話題変えられるよな その典型例ということだろう
>>479 >>485 俺も好き ストーリーもいわゆるスパイものとは違った趣があったし、キャラクターも立ってて面白かった 自分のこと名前で呼ぶ浮気妻とかw >>488 ネットで中古本ポチってしまったよ。 楽しみ〜。 >481 俺も夜勤刑事のシリーズははまったぞ。 あれ依頼、警察小説が好き。探偵ものは好きじゃない。
警察小説といや、スチュアート・ウッズ「警察署長」。 冒険小説だと山田正紀は外せない。「火神を盗め」とか最高に笑えた‥・あと、多くのフォロワーを生んだ「虚栄の都市」とか。
山田正紀はエロがある冒険小説ありそうだが知らない?
「魔境密命隊」かな。読んでないが…読む前から、作家性で実に相性が悪そうな気がひしひしとするんで。 (谷甲州初読が「エリコ」だったとゆー悲劇なら架空戦記関係スレで見た事がある。面白いんだけど、初読には絶対勧められんわな)
そういえば秘境ものジャンルって完全に廃れてしまったな
ミステリマガジン2015年11月号...刊行日09/25 特集:北上次郎責任編集〈これが冒険スパイ小説だ!〉
>>497 でも、古いのばっか上げてるような悪寒が・・・ マイケル・バー=ゾウハー「エニグマ奇襲指令」「パンドラ抹殺文書」 ブライアン・フリーマントル「最後に笑った男」がリスト入りして、 クレイグ・トーマス「闇の奥へ」が最高峰の位置づけで、 アンディ・マクナブやクリス・ライアンはガン無視(特殊部隊あがりは当局の犬だから)、 マーク・グリーニーをベタ褒め こんなところか
マーク・グリーニーをほめてマクナブやライアンをガン無視って なんだかそれだけで不安だな 出身はともかく、書いてる内容はどいつも似たようなもんだろに
いやいや、まだ実際の記事がどうなのかはわからないから。適当な妄想w ただ、「ナヴァロンの要塞」は評価するのに、ポロックの「トロイの馬」は、 主人公たちの貌が見えずに不気味だ、なんて評したあたりから違和感を覚えていたよ。 マクナブやライアンはデビュー作以外まったく触れる気配がないし、 クランシーの比較的出来が良いと思える「クレムリンの枢機卿」にもたしか触れていない。 昔はこんなもんかと思っていたし、取り上げる作品を好みで選ぶのも自由だからいいんだけど、 最近その恣意的な偏りがすごく鼻につくようになった。
「スリーパーにシグナル〜」を絶賛してたのは北上次郎だっけ? 三橋暁かな?
ライアンマクナブを全く触れないてマジ? マジなら異常だが
新潮文庫は結構良作冒険小説を埋もれさせている 別の出版社で復活したりもしてるけど
ハロルド・コイルのThe Ten Thousandを日本語で出さなかったのは許せん。流石にもう無理だろうけど・・・M1vsレオ2だぞ。ラリー・ボンドのだけじゃなあ。
そういやオレもCライアン、Aマクナブの小説は読んだことない。 B20のことを思えばどーせ小説なんてたかが知れてるって感じなのよ
>>506 「ジョン・マクラッケン」シリーズはもっと読みたかった。 新潮文庫なら「ファイナル・オペレーション」の続編を出して欲しかった
新潮文庫の題名には、〜せよと付く作品が多い気がする
「新・冒険・スパイ小説ハンドブック」仮題 2016年1月発売予定 ミステリマガジン11月号より
>>516 おお、出るんだ 旧版は随分参考にさせてもらって読書の幅が広がった 戦場の掟 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 新書 – 2015/9/17 スティーヴ ファイナル ピュリッツァー賞受賞記者の衝撃作 現代の傭兵「民間軍事会社」が暗躍する戦場の現実をえぐり出す、今こそ読みたい傑作 イラク戦争で急成長を遂げた民間軍事(警備)会社。その一員となった人々は、現代の傭兵として、戦場で要人の警護、物資輸送の護衛などの任務に就く。正規軍の代役となる彼らの需要はきわめて多く、 報酬も破格。しかし、常に死と隣り合わせで、死亡しても公式に戦死者と認められない。法律に規制されない血まみれのビジネスの驚くべき実態と、新しい形の傭兵たちの過酷な現実。ピュリッツァー賞を受賞した記者が放つ衝撃作
>>519 文庫になるだけだよね?前から出てたきがする。 出てたよ。原題の「big boy rules」がどういう話かというニュアンスを伝えてると思う。
船戸与一さんの山猫の夏や猛き箱舟のような面白い冒険小説を教えてください。 なかったらいいです。
山猫の夏や猛き箱舟の何が面白かったのかな。ああいう情念と緊迫感のある小説って なかなかありませんよね。それこそモンテ・クリスト伯くらい。比較的近年の本で言うと、 ウィリアム・ディールの「タイ・ホース」くらいかなあ。 西村寿行の「われは幻に棲む」とか「峠に棲む鬼」あたりは、やや粗いけど面白いかも。 あとは、味わいは上品になるけど、A.J.クィネルの「燃える男」とか。 大藪春彦の「傭兵たちの挽歌」も上げたいところだけど、これはなんつうか、 大藪春彦の語り口のすべてを受け入れることができる人にのみお勧めできる一品で、 興味があればどうぞという感じでしょうか。
14年に放送し大きな反響を呼んだTBSとWOWOW共同制作ドラマ「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」が、「第43回国際エミー賞」の連続ドラマ部門にノミネートされた。 過去にNHK以外の民放が制作・放送した連続ドラマがこの部門にノミネートされたことはなく、グランプリを受賞すれば、日本初の「国際エミー賞・連続ドラマ部門」受賞という快挙となる。
百舌は初めて読んだ叙述トリックだったな。 船戸、北方の週間プレイボーイ連載から逢坂剛と佐々木譲へと進んだのだった。
愕然としている。 ふと懐かしさにかられて、マクリーンの「最後の国境線」を再読したのだ。 メッセージ性の強い作品だ。局面局面ではさすがマクリーンと言うべきか、 他の追随を許さない描写力で読者を圧倒する。 しかし、プロットが壊滅的に糞な小説だ。そして主人公のレナルズ大尉は、まれにみる間抜けだ。 おれはマクリーンについては甘い読者で、「麻薬運河」まではなんとか楽しめると思っている。 しかしこの「最後の国境線」については何を読んでいたのだろうと、いま考え込んでいる。
>>528 定吉七番の復活は読んだけど、文章が予想した通りで面白いが新鮮味に欠けた。 あのぐいぐい引っ張っていくテクニックは若さゆえだったかもしれない。 定吉のあと、まじめな時代小説に転向して一切パロディ小説は書かなかったので 新作は期待できないと思う。復活も蛇足だったのかな… 東郷隆は戦車モノが地味に面白い。 ただ数が少ない・・・
>>516 旧態依然なラインナップだけはやめてほしいな SFハンドブックは二回出てるけど、いくらオールタイムベストとはいえ変わらず「夏への扉」が一位とかにはがっかりした 名作を下げろとは言わないがもっと新しい作品を取り入れてほしいとは思う 「戦場は僕らのオモチャ箱」もあの時代独特のノリで好きだ 文庫等での矢作俊彦との掛け合いも面白いな 今だとこういうのは洒落にならないだろう
Y. Furusawa 古沢嘉通@frswy 先日、同業者と話をしていて、某社文庫の初版部数に驚愕した。 いや、ついにそこまで下がりましたか、と呆気にとられた。 1冊の本を3カ月かけて訳して、税込印税が30万切るという。 翻訳家の年収120万円時代が現実のものになっているとは。 専業の出版翻訳家が存在できる時代は、終わったね。 以前からミステリーの翻訳が「労多くして功少なし」であることは薄々知ってたけど、 ここまで酷いとはねえ。読者サイドが何気に「最近、この作家は劣化してるね」とか 言ってる作品でも翻訳するには膨大な時間とエネルギーが必要だもんな。 翻訳業に携わる人がそれなりに報われないってことは回り回ればそのツケは 最終的には読者に回ってくる。将来的には今まで当たり前だったその月に 文庫で翻訳ミステリーが何十作も出るなんて出版体制が突如崩壊しても 不思議ではないってことか。
古沢嘉通さんは信頼の翻訳家だ。マイクル・コナリーとクリストファー・プリーストは必ず買うようにしている。 で、上のツイートはこれだけ抜き出すと誤解を生む可能性がある。読者のパイが減っている中で、 しわ寄せがどこに寄せられているのか、その点について考えたい問題だと思う。 その上で、だが、「ツケは読者にまわる」とは、やはり言葉を向ける方向が違うと思う。 現在の自転車操業的な出版業態に翻訳出版をあてはめてしまったことが、そもそもの問題のように感じるからだ。 翻訳ミステリのブーム以前は飢餓感があった。紹介されるミステリの絶対数が少なく、 携帯端末のような娯楽の選択肢の少ない時代でもあった。それがルシアン・ネイハムやフォーサイスの登場によって 「広義のミステリ」の幅がひろがり、需要が高まった。じきにほっておいても売れる時代となった。 だが、現在にいたるまで、翻訳ミステリの送り手は、永続的な読者を育てる、どんな努力を積み重ねてきただろうか。 たとえば乱歩がアイラ・レヴィンを激賞したように、たとえば都筑道夫がエド・マクベインを紹介したように、 いま、未紹介のミステリを「海の向こうで売れている」からではなく、「これはこんなふうにすごく面白い」という ワクワク感をもって読者に知らせる能力のある人はいるだろうか。 欧米の大手版元や翻訳エージェントが売り出したいだけの、斡旋された話題作なんぞ、数十冊も読みたいとは思わない。 いまこそ、送り手が腰を据えて売りたいという信念のもとに紹介する本を読みたい。 必要としているのは空疎な話題性ではなく、質なのだ。 追い詰められた主人公が、点灯したヘッドライトの前に勢ぞろいした強敵を、暗闇から狙い撃って危機を脱する、 そんないいかげんな「話題作」なぞ、読みたくもないのだ。
月に何十冊も出されても読めないから減ってちょうど良いのかもね
>>欧米の大手版元や翻訳エージェントが売り出したいだけの、斡旋された話題作 普通に読みたいぞ
>だが、現在にいたるまで、翻訳ミステリの送り手は、永続的な読者を育てる、どんな努力を積み重ねてきただろうか。 最近はすっかり形骸化したとはいえ、その役割を担ってきたのが「このミス」でそれなりの功績はあったろ。
>>539 そういやハーパーBOOKSって新レーベルが出来たけど、あれは 将来的にはハーパーコリンズの出版物を日本の出版社(中間業者)通さずに 自前で出版するという布石なのかね?それやれば利幅も増えるし、翻訳料も 僅かでも上げることが出来る。もっと俯瞰すればTPPでの関税ゼロを見据えた 動きかもしれないな。 冒険物とファンタジーもの面白かったからそういう流れ続いてほしいな TorとかOrbitもやってくれんかな
>>516 のミステリマガジン冒険小説特集号で志水辰夫がライアル論を書いてて、 それ自体はいいんだけど、ヒギンズをけなしてるのはいただけないな(マクリーンという人についても シミュレーションみたいだと評してるが、こっちの作家を知らない俺としては慎む) 前にもディックフランシスの本でも似たような事を言ってたが。 感傷的なストーリーや言葉づかいという点では“シミタツ節”も相当なもんだと思うけど ああいう“Aを持ち上げるためにBを引きあいに出す方式”、好きくないな >>543 たぶん定番とか様式美とか、型にはまった設定が受け付けられないんだろうね ライアルだって飲んだくれのパイロットとか、ベタな素材を使っているけど、 シミタツにとっては、深読みさせてくれる人物の厚みがあるんだろう それにしたって、べつに「ヒギンズには感心しなかった」なんて言う必要はまったくないんだけどねw 書評家でも、Bを落としてAを持ち上げる式の文章を垂れ流して、それが自分の芸風のように 開き直ったりしている輩がいるけど、卑しいメンタリティの持ち主だなあと常々感じている 「グランドマスター」読了 神秘的な修行によって超人となった主人公のエスピオナージュ そんなワンパターンを踏襲した安定の安っぽい面白さ まあまあの出来だった
「クメールからの帰還」読了 古き良き冒険小説って感じ 今の諜報アクションにくらべてちょいスローなテンポで自然を相手にサバイブするのがレトロ調でいい 本当は元特殊部隊とか元諜報機関の人間のアクション小説が好きなんだけど 「主人公が元パイロットで飛行機ものかー」と期待せず読んだら、なかなかの面白さ
「アンデスの狙撃者」読了 政治に翻弄される現場の下請けエージェントの話 脱出、潜入、そして計画実行の基本的流れはひねりもなく読みやすい ラストの展開が苦い
小鷹信光氏、死去 ハードボイルドを中心に奇妙な味(こう書くと叱られそうだけど)の短編にも造詣の深いミステリー界を代表する一大巨人だった。 ご冥福をお祈りします。
>>549 エエー、そうですか。 「パパイラスの舟」でハードボイルドの読み方を教しえてもらいました。 「マルタの鷹」の翻訳へのこだわり、すごかったです。 ご冥福をお祈りします。 小鷹信光、永眠©2ch.net 1 :朝一から閉店までφ ★@転載は禁止 ©2ch.net:2015/12/08(火) 16:05:02.06 ID:CAP_USER*ほしおさなえ (@hoshio_s) 2015/12/08 12:53 今朝8時45分、父、小鷹信光、永眠いたしました。 癌でしたが、最後まで自宅で過ごし、先週まで仕事をし、 なすべきことはすべて終えたと言っていました。 父と関わってくださった皆さまに感謝いたします。
探偵物語(松田勇作のドラマ)の人か 工藤ちゃんが生きてロートルになり、アメリカで調査する後日譚を読んだな ザラついた文体でドラマのコメディ色はなく、まさにハードボイルドだった 79歳で逝去か そうか、そんな年代になったか ご冥福をお祈りします
ブックオフの100円コーナーで「拳銃を持つヴィーナス」「裏切りの国」「深夜プラス1」を確保 何故か「本番台本」だけ普通の棚だった どれも90年台に刷られたやつで割ときれい この手の同一作者の作品がごそっと並んでるのって 持ち主が亡くなって叩き売られたんじゃないかと思えて寂しい物がある
>>554 その辺をリアルタイムに読んでた人って、そろそろ70〜80だから、 これからドンドン増えそうだよなw 「Op.ローズダスト」(オペレーション ローズダスト)読了 大仕掛けで大部のアクション小説を出版できる、日本では貴重な作家だね ロートルと超人少年兵といういつもの福井節 面白かった 犯人たちの動機が幼稚で、年少者が大活躍するとかラノベ的な悪癖も足を引っ張っている 「高圧なガスが周辺を押し広げ酸素を貪りつくした後…」とかなんども出てくる詳細な爆発描写 セリフだけで機微を表現するでもない、地の文でのくどい心理描写 そんなくどさもあって、途中からは半ば斜め読みだった 大部を読み切る労力と面白さが引き合わないから再読はしないだろう でも、日本では貴重な作家だと思う
「帰郷」 「故郷で伯父の死の真相を探るべく行動を開始したレンジャー隊員の活躍」 という普通ならどうとでも面白く出来そうな内容ながら、 無駄に長いだけで何とももっさりしてて盛り上がらず。 出てくる悪党といえば後ろ盾が若干やばそうなだけの街の小悪党と その手下の極右カルト集団だけだし、本来なら盛り上がる筈の活劇場面も 単なる小競り合い。 こんなのしか書けない作家が本当にスペンサーシリーズ引き継ぐのか? まだアンドリュー・ヴァクスの方がマシでは・・
それで紹介されているのは現在でも販売されている作品なの?
ハンドブックって、前ので十分だろ。 つか、前のも大して役に立たなかったような・・・
どうせ新ミステリハンドブックみたいにページ数が減って絶版は省かれて最近のがたくさん入ってるんだろ 完全に商売のための本だよな ガイドブックとして二流
「女麻薬捜査官ケイ・ハミルトン」気になる 読んだ人いるかな
濱嘉之「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 」とその続編を読了 相変わらず公安万能 庁内の人間関係で話が進む このひと、ガチで日本の諜報関係者だったんだけどエンターテイメント的にはいまいちだな このシリーズは人事課だから組織防衛ありきは仕方ないんだけど、公安の2シリーズでも現場をアホ扱いする長広舌がウザい 出世志向でキャリアの手先 そういう組織を向こう見まわして、組織の都合でないがしろにされた現場諜報員が大立ち回りするエンタメ路線でもいいのに 報道されてる社会情勢とは違う切り口の気配だけで、面白くなりそうなもんだけどな 貴重な経験を生かしてほしいが、ここが限界か クリス・ライアンやアンディ・マクナブは才能あったんだなと改めて感じる
>>565 仕方ないといえば仕方ないが、 載ってるのは誰もが知ってるメジャー作がほとんど。 この手の本は、知られざる佳作にもスポット当ててこそ、 ってのがあると思うんだが。 「この冒険・スパイ小説がすごい!」でも毎年発行してくれればな 時代小説はあるのにね 市場としては時代小説よりも小さいのかもね あっちは十数巻以上のシリーズものとか珍しくないし
かなり小さいんだろうね。 志水辰夫、森詠、北方兼三、船戸与一といった 黄金期の書き手が 皆時代小説へ転向していった印象がある。
後、最近だと「警察小説」に流れてるな。 鳴海はまだスナイパーモノの「公安」シリーズ書いてるけど、 笹本は「冒険小説」からは遠ざかってるし、今野にいたってはすっかり 「ドラマ原作」作家になってしまった。 せめてもの救いといえば一時期「山岳専業作家」になりかけた樋口明雄が 寡作ながら「アクション小説」に回帰してきた事くらいか。
新ハンドブック読んだけど北上次郎のグリーニー押しがウザイ
>>566 新海外ミステリ、新SFと違って絶版本は結構入ってたぞ>新冒険小説ハンドブック >>575 実際に読んで自分で確かめてもらうしかない。 レン・デイトンとかにも1章をさいてたけど、この人の本も今は新刊で売ってないよね
レン・デイトンは全部絶版じゃないのかな 日本では不遇の人 裏切りのサーカスみたく映画化でもされれば 昔の映画のDVDも絶版だしなぁ
レン・デイトン、(邦訳の)リアルタイムで「ゲーム・セット・マッチ」「フック・ライン・シンカー」まで読んだけど、そこまでで疲れてしまった記憶あり。
新ハンドブックで選ばれた100冊よりも むかし北上次郎が一人で100作品紹介した本の方が バランスが良かったと思う。 新刊で買えないのばっかりだけどね
マークグリーニーがトムクランシーみたいなやつ出すけど全文マークグリーニーなんだろうか
いろんな意味でそれ読みたいんだよな 毎年恒例のお正月トムクランシーIYH宣言、今年はやってないもんでさ
北上さんはね、本が好き!この本に惚れた!って熱意は確かに伝わってくる あと時々、作品のすごく重要な何かをかすってると感じられる箇所もある それが論や批評に発展しなくて、いつもの「うなった」や「すごいぞ」や「私はここが気になるのである」等の 北上節に収束しちゃうんだけど
ハヤカワの新冒険小説ハンドブックをIYHしたのだが・・・ なんつぅかその、昔の奴のほうが面白かったよな
>>576 新SFはかなり、2000年頃に出た2回目のSFハンドブックよりずっと良くなってたけどな 個々の作家を掘り下げるエッセーみたいなのも(作家論とまでは言えないが)やってたし とにかく2回目のやつがほんと旧態依然な、代わり映えしないダメな子だったからな 冒険スパイは1回目のは確かに面白かったけど センパイ方に質問です 新ハンドブックの紹介文に惹かれてJジェンキンス「砂の渦」 を読みましてとても気に入りました。 著者の作品を追いかけてみようと思いますが オススメがあれば教えて下さい。
>>590 とりあえず「電子帆船ジェットウィンド」「熱砂のシャドウゲーム」「幽霊潜水艦」 ジェンキンズについて早速 「暴風海域」と「幽霊潜水艦」を読みました 「砂の渦」も含めてどれも当たりでした この人かなりの高打率ですね、その他の作品も 探すのが楽しみになりました。
砂の渦は俺も読んだが印象残ってないな〜 他の読んでみようか……
ジェンキンズは「ハモンド・イネスの後継者」 みたいなイメージがあったな。 「派手さは無いけどハズレもない」みたいな。
ジェンキンズって殆ど話題にならなかったと思うけど・・・
北上次郎氏が1980年のベスト(正確には4番打者) に選んでいた「血の臭跡」について 読んだ方の感想が聞きたいです 昔のハンドブックや内藤陳会長の著書では 全く触れられていなかったと思います
ジェイムズ・マクヴェイン『血の臭跡』は、その悪戦苦闘の産物だろう。物語が幾分きしんでいるのは仕方あるまい。それは現代の冒険小説を書こうとするマクヴェインの苦闘が生む裂け目の表出なのだと解したい
冒険の森へ叢書が図書館に並んでたから開いてみたら、毎巻短編やショートショートも入ってるのな てっきり骨太長編ばかりの暑苦しい叢書かと思って敬遠してたがこれなら興味沸く
今野敏 アクティブメジャーズ 読了 公安のことがさっぱり分からない作者が書いた諜報小説シリーズ わからないから、主人公も暗中模索でとりあえず努力している感 それが主人公の迷いや成長につながってるように書けているのが好感 お話自体は薄味で、たとえば元関係者とかの描くリアルな背景とか、海外作家の書くモロにスパイ小説的な駆け引きとか諜報的配慮はない
フォレットの新作読みかけたけどなかなか前作のように前に進まん 時代の違いかもしれないが、フォレットは第一次から第二次大戦が思しロイね 逆に、アーチャーは衰えたと思ったけど、前作で復活した感じ 政治の内幕なんかは政治家経験あるだけアーチャーの方が良いかと
絶対不可能状況を打開するような話のものでいいやつあるかな? 脱獄・強奪・殲滅・脱出・サバイバル何でもいいし、トリックが面白ければなおのこといい 不可能度が高ければ高いほどいい 「火神を盗め」や「謀殺の弾丸特急」等の山田正紀の小説が好きです
綱渡り師が難攻不落の研究所に挑む「地獄の綱渡り」 米軍パイロットがシベリアからの脱出を目論む「シベリアの孤狼」 電話がきっかけで殺人集団から命を狙われる「ノンストップ!」 警察から追放された男達が凶悪麻薬組織に挑む「アパッチ」 占拠されたTV局でOLが孤軍奮闘する「TVJ」 他にも色々あるけどパッと思いついたのはこの位。
>>605 マクリーンはそういう設定の作品が多かったな。 「地獄の綱渡り」以外にも 難航不落の要塞破壊「ナヴァロンの要塞」 シージャックにあった豪華客船の奪還「黄金のランデブー」 捕虜になった要人の奪還「荒鷲の要塞」 人質になった要人の奪還「金門橋」 など。 深夜プラス1大丈夫だったかな てか捕まった犯人てさ……
>>608 どうせ「金目の物を物色してたけど何もないから、腹立ち紛れに放火。 ついでにム所入れば雨露しのげるし」みたいな感じだろう。 「深夜プラス1」は一度しか行った事無いけどバグリィの話で 盛り上がって楽しかったな。 中学の頃に最初に読んだバグリィは「砂漠の略奪者」だと話したら 「中学生でそれは渋い」と言われたり。 俺も2回いったな>プラス1 無事ならいいんだが、それ以前にいまでも存在してんのか? 時々プラス1っていろんな次元のタネローンに存在するんじゃねーかって思うことがある
>>604 トニー・ケンリック「バーニーよ銃をとれ」 クリストファー・ハイド「アムトラック66列車強奪」 クレイグ・トーマス「ウィンターホーク」「闇の中へ」 スティーヴン・ハンター「真夜中のデッド・リミット」「極大射程」 谷甲州「惑星CB-8越冬隊」「遙かなり神々の座/神々の座を超えて」 (「超えて」のクライマックスがこの著者にしかかけないとんでもねえ事になるんだが、続編ものなんで。「遙かなり」も無論無茶苦茶面白い) 小川一水「天涯の砦」 山田正紀世代だとまぁ読んでそうな奴のほうが多い気もするが。 ・冷戦スパイ物であり ・ル・カレみたいな昔の大御所じゃなくて、比較的最近の世代の作家が新しい感覚やアイデアで書いている こんな小説ありませんか?
・後の世代の作家+冷戦が舞台 や ・後の世代の作家+スパイ小説 は思い浮かぶんだが、3つ揃ってるのは思い浮かばないなぁ
>>613 「ケンブリッジ・シックス」チャールズ カミング そういえばスパイ物はすっかり読まなくなったな。 読んだらそれなりに面白いんだろうけど、もう食指が伸びない。 かといって特殊部隊物も多すぎて・・・ どうせなら「大破壊」とか「無頼の掟」みたいなのがまた読みたい。
冷戦みたいな大国間の対立が少なくなって、テロみたいな戦争が増えてる現代だとスパイ物は難しそう ピルグリムみたいのが精々で、昔あったような国に権力に翻弄される弱気個人みたいのはあんまないイメージ
最近アニメを見てジョーカーゲームを4冊一気読みしたので ここに来てみたけど良かったのかな? 中野学校ものでおすすめあれば教えてほしいであります! 安永航一郎のマンガは読んだことあるw
中野学校モノというか戦時中の日本軍特務機関員を描いた冒険小説 だと伴野朗の「三十三時間」「上海スクランブル」「落陽」辺り。 スパイじゃないが日本軍の特殊部隊が出てくるヤツだと 横山信義の「故宮奪還」
ル・カレ先生がまたパナマを舞台に1作書くんじゃないかなあ…と思ってしまった最近のアレ
「パナマ文書」モノはジェフリーアーチャーで読んでみたい。
アーチャーはパナマ文書でもまたやらかした側じゃないだろうな
アーチャーさんはキャリア初期の北海の投資に失敗したのはまだしも偽証罪がな 清濁あわせ呑むしたたかな政治家という感じはするが 何のかのでちゃっかりタックスヘイヴンを利用してても驚かない
深夜プラス1新訳だと 正直表紙はこっちのほうが好みだわ
冒険小説ファンの深夜プラス1信仰もほどほどにしたほうがいーんじゃないのと思うが もちろん名作だが、それより後期のマクシム少佐、ランクリン大尉シリーズを常設しとけと言いたい 小説としての味わいとか奥行き、インテリジェンスはどう考えてもこれら後期作のほうが上
>>629 正直俺もそう思う もちろんプラス1が名作なのは疑いもないが、しかしいつまでも神格化しとくのも どーかなとおもう てぇかプラス1のせいでマクシム少佐シリーズやランクリン大尉シリーズが正当に 評価されてなくて、別名義で書いとけばこんなに酷評されなくて済んだのになぁと 心の底から思う でも本屋のハヤカワ棚にいってさ、プラス1くらいしか俺らの好きそうな小説をおいて ない店と、ほかにもいろいろある店とかあるじゃない? プラス1しか置いてないような店だと、「あぁこの店の店員さん、冒険小説よくわからない から定番しか置いてないんだな」とかおもって、その店でジャケ買いとかはしないけど、 ほかにもいろいろ品揃えがある店だと、ちょっとは冒険小説もわかるお店なのねと思って ジャケ買いとかしちゃうなぁ 俺はクラシック音楽が好きだからよく分かるが、指揮者にしろピアニストにしろ アーティストは「自信作のレコーディングは?」の質問には 最新のアルバムを挙げる人がほとんど(まあ当たり前だが) 作家もそういうものだと思うし、その伝でいくと、既に故人となったアーティストの場合 後期から晩年の作品に正しく注目するのが筋というもの ライアル作品のおかげで冒険小説の面白さに目覚めた!と言っておきながら 同じ作家の文学上の新しい探究・冒険に目を向けないというのはあまりに情けない
マクシム少佐ものは2作ほど読んだが冒険小説としてもスパイ小説としても中途半端な印象 キャラクターが弱いしね アグネスがああなっても何の感慨も沸かない
「砂漠の標的」はちょうどトム・クランシーをはじめとした 「ハイテクスリラー」モノが流行りはじめた頃と重なってるから 「それなりに新境地開拓したかったのかな?」と勝手に思ってる。
新境地か…マクシム少佐シリーズ自体がそうだと思うが あれは、ライアルが確立した冒険小説の主人公をトリックスターに仕立てた喜劇とも読める
マクリーン=「女王陛下のユリシーズ号」「ナバロンの要塞」 ライアル=「深夜プラス1」 バグリィ=「高い砦」 確かに面白いし不朽の名作ってのは認めるが「先ずありき」で 語る人は正直疲れる。
冒険小説に限らず、どのジャンルでもそういうファンはうっとうしいな
「これを読んどくと楽しいよ」ぐらいなら分かるけど 読まずば人にあらずみたいなのはやめてほしい そういう人に限っていつまでも昔のオールタイムベストに凝り固まってて新潮流を受け付けない 嘆かわしい事に、新しいアイデアにセンスオブワンダーであるべきSFの大御所評論家でさえそうなんだから
早川の冒険小説ガイドの新版読んだら、 前回の版から20年経って結局、このジャンルでは新しい人出てきてないじゃないか? いやグリーニーがいるぞ! ってやってたけど、逆にもうこの分野グリーニーしかいないのかと思わされた。「新潮流」って言うけど、グリーニー以外で誰かいる?
ラーソンのドラゴンタトゥーの女は? あれはミステリに区分けされちゃうのかな むしろこの20年は911事件とかの現実がまずすごかった あと冷戦終結何するものぞで、ボーンやクレイグのボンド、Miなどスパイ映画が元気だった気がする
撮影機器、俳優のアクション技術の向上、あと冷戦構造の消失が 行ける場所を広げたせいで(そういう面は確実にあると思う) ほんとスパイ映画が面白かった ボーンシリーズなんてこういう話だったのか!って感心したもん ゼロ年代から俺はスパイ映画ばっか見てる気がする
>>639 読んだのかなり前だから印象だけど冒険小説ってイメージ無いな 東直己の某作品とネタかぶりの上にそっちの方が好みだったんであんまりいいイメージが 最近の作品でこのスレ向けとして面白かったのは 深見真のライフルバードとか芝村裕吏の猟犬の國あたり どっちも作者がラノベ出身だから嫌がられそうだけどw 前者は機動隊狙撃手対海兵隊狙撃手の対決 後者は日本国内のハードボイルド寄り諜報モノ >>638 「新潮流」ってほど大げさなモンじゃないし玉石混交ではあるけど、 クリス・ライアンやらマクナブやらマット・リンやらミリタリー系の作家が やたらと充実したってのはあると思うんだが。 ミレニアム、ルメートル、ディーヴァー級のヒットじゃないと潮流にはならんということかな。 そんなこと言ったらグリーニーも駄目だけどw 日本人がいいのを書いて売れてくれるのが一番良いんだけどなー。月村さんとかもっと売れてくれんと。
北上は欧米冒険小説の担い手は1970年代に入って軒並み 暗礁に乗り上げた、だから1970年代壁説とかぶちあげてたけど むしろ逆で、冒険小説とは1960〜70年代の時代イメージだったんじゃないのか、こうなってみると まだ大戦の影響が社会的にも人物的にも、勢力・イデオロギーの面でも残ってた時代だし その枠内でいろんな冒険の可能性があり得た最後の時期だったんじゃないかと
>>644 陰謀、各勢力の暗闘、融通の利かない大義と個人の矜持、現場の悲哀 超人的な能力、クライマックスでの戦闘 そんなエンターテイメントが書ける日本の作家は、時代小説を書いています 近年の冒険時代小説のおすすめを教えて下せえ。 ほんとにそんな凄い作家いるの?
>>647 すごくはないんじゃない? 箇条書きマジックを多分に入れたけど、冒険・諜報小説の要素と共通したものを含んでいるのは間違いない 佐伯、辻堂、火浦、牧とか >>646 もしくは警察小説な。 >>647 その手の話を以前から書いてた南原幹雄には佳作が多い。 倒幕を目論む薩摩藩に幕閣直轄の極秘戦闘部隊「中町奉行所」が 挑む「灼熱の要塞」 ロシアと組み倒幕を目論む東北六藩連合軍に同じく「中町奉行所」が 挑む「北の黙示録」 他にも金で幕府を支配しようとする豪商と幕府隠密が戦う話やら 将軍後継に絡んで隠密同士が死闘を展開する話とか色々 後は山田風太郎の影響受けたような忍者モノや (「咎忍」「神君幻法帖」等) 山の民と忍者軍団とノンストップの死闘を展開する「獄神忍風」は かなり面白かった。 最近だと中谷航太郎の「ヤマダチの砦」シリーズは間違いなく 時代伝奇活劇モノでは個人的に大当たりだったな。 まあ凄いかどうかは読んで判断してもらうしかないが。 なんであっちのスレより畑違いのこっちのスレで佐伯先生が評価されてるんだろうw
佐伯は以前スペインを舞台にした冒険小説をいくつか書いてるが、 結構面白かった。 しかしその後に出た逢阪剛のスペインモノが大作だったせいで 埋もれてるのが不憫。 ただ、それがきっかけで時代小説書くようになって現在に至るから 「怪我の功名」ともいえる。
軍歴が怪しい柘植久義も冒険小説を書いてるな 日本人か日系人傭兵が、ソマリアの海賊と戦ったり 傭兵代理店とかシックスコインシリーズの渡辺裕之 謀略ものだとアマルフィの真保とか 月村もSFチックだけど機龍警察シリーズがあるし、福井晴敏だって麻生幾だっている 今野敏も、伝奇もの扱いだけどハグレ者のマル暴が原発マフィアとかと死闘を演じるシリーズがある けっこうあるんだよね 実は話の幼稚さは海外のアクション小説と大差ない 銃器、戦術、スパイ技術の描写や国際情勢などの部隊配置が、日本ではマニアが見ている書籍やサイトからの丸写しだったりしてショボく感じるという面が大きいだけで
>>648-649 たくさんどうも。 手が回らなかったけど最近の時代小説も読んでみようかね。 冒険小説も書ける才能が他ジャンルに行っちゃってるってことはやっぱり冒険小説ってジャンルが廃れてるってことなんだよな。 まあ、同じ様な小説が読めるならジャンルなんてどうでも良いんだけど。 海外の冒険小説というジャンルから流れ出た才能って何書いてんのかね。 SFに行ってるのは間違いないとして中世時代の海外版時代小説みたいのに行ってる人もいるんだろうか。 冒険小説→他ジャンルってのは多分いるんだろうけど思いつかない。 最初から異ジャンルを書き分けてる作家ならクーンツ、ダン・シモンズ、 クライトンとちょこちょこいるけど。
後、かなり安っぽくて「ブックオフ発ブックオフ行」みたいな代物だが 矢月秀作の一連のアクション小説は「読むVシネマ」として暇潰しには 最適。
今どきの時代小説は、ラノベとラノベに毛の生えたようなスカスカのものが多いから、 くれぐれもレビューを読んで吟味して買ってください。
月村なら時代小説でコルトM1851が文庫になったばかりだね。
>>658 「M1851残月」は江戸ノワールって感じで良かったな。 続編ありそうな終わり方だったし期待しとこう。 深夜プラス1(新訳版)読んだ ヒロインたちの台詞は女言葉を排して現代風にしてあった 主人公たちの掛け合いも軽くなってルパンと次元っぽい 新規の若者向けという役目は充分に果たしてると思う あと、風景の描写を端折ってないので のどかな田園地帯を車が突っ走る画面が目に浮かぶ 逆から言うと車内の密度、抽象性は旧訳より薄まってる 主人公の動機の抽象性とは食い合わせが悪いように思う
風景の描写を端折ってないってことはある意味原語版に忠実なのか
>>661 忠実だと思う 動機の件は英語と日本語、文化の違いがあるから 新劇の舞台みたいに人工的に煮詰めちゃったほうが 伝わりやすいこともあるんじゃないか、なんて考えた べつに根本的に批判しようってわけじゃないけどね シャドー81 いま途中 道具を手に入れるまでの準備段階が荒唐無稽だが、おもしろいな 1977年に新潮の初版だが、いまだに書店に並んでいる おれが古本で買った25年前の本で27刷 いまはどれほどまで行ってるのか
書いてから調べたら、2008年に早川から復刊されてたのね 書店で見かけて、そういえば詰んでたと思い出したけど本当に評価されてたんだなあ
>>665 筆を絶ったわけじゃなくてすぐ亡くなった、というかすかな記憶がある。 当時は夢中になって一気読み、2008年もそれなりに楽しんだけど、 21世紀ではとても実行不可能だな〜。 >>667 冒険スパイ小説ハンドブック旧版を引っ張り出してきたけど 「たった1作で筆を折ってしまった」「デビュー作の上梓から死去までは8年もあった」とあるな 『シャドー81』発表が1975年、死去が1983年だから1作きりで筆を絶ったと言うのが正しいようだ もしかしたら「実は別名義で書いてました」って作品が探せば あるかも。
シャドー81 読了 古き良き航空パニック映画を想起させる作品だった ただしマンネリ感や安っぽさはない 事件発生後はテンポ良く進んでいくので読んでいて心地よかった おれ、特殊部隊やスナイパー、諜報員とかの歩兵系アクションかエスピオナージュが好物なんだけど、航空系でここまで心躍った小説は本作品くらいだ マイベストが「シブミ」 次点で「北壁の死闘」「地上50m/mの迎撃」 アンディ・マムナブやクリス・ライアンが好きな自分には、パイロットの士官様の小ぎれいなお話はちょっと白けるんだが それでも次点級に据えたいくらいのおもしろさ
シベリアの孤狼、とか呟いてみるテスト。実際面白いよ。
>>671 ネイティブアメリカンなパイロットが墜落してサバイバルするやつ? たしかにおもしろかった 二見ミステリコレクションはまんま「ランボー」な「戦士を狩れ」とか 映画スターがロケ隊に模した傭兵部隊を率いる「奇襲リビア砂漠」とか 珍品多くて面白かったな。
「戦士を狩れ」は良かったな。ガスボンベの使い方ww 主人公は正規の<特殊部隊> (いわゆるグリーン・ベレー。現地住民への教育隊というのが表看板で将校と下士官のみから編成する)じゃなくLRRP (通常部隊の枠内で、徴兵兵卒を含む普通の陸軍兵士から選抜される臨時編成長距離斥候隊、いまの第75レンジャー連隊の直接的源流。教育隊要素はなし)ぽかったが。
ラープと言えばリコンドースクールだが、リコンドーってなんだ? リコン(偵察)道? シベリアの孤狼では、ネイティブアメリカンな長老(主人公のサバイバル術の師匠)のくだりが印象に残っている 冬のアラスカ原野で、ナイフだけで一冬生き残れるかという問いに 「驚くほど長い沈黙のあと、できる、だろうな。」と答えられた場面 その長い沈黙が専門家っぽい描写だなあと心に残っている 話自体は、おもしろかったが傑作というほどではないというのが個人的評価
>>675 普通知ってる方がおかしいレヴェルの話なんで、註釈が要るかと。 >>676 RECON/COMMANDOの複合語。 でも戦車道があるなら偵察道があったっていいよな 昨今はなんでも萌えとけば商売になるし、さほど絵空事でもないように思うが
少年少女版の偵察道だと、普通にボーア戦争起源の少年斥候団(のちに少女も)が実在するからね・・・Boyscout。この時の敵側もガチでCommandoの起源だし。 (ネタまったく抜きで100%マジ。Wikipediaで創設者ベーデン・パウエル卿の項目を見るのが一番手っ取り早いんで参照されたい。「コマンド部隊」の語源項目も)
次スレからは「アクションもの」と「スパイもの」とは分けてもいいかなとも・・・思う。
>>680 どちらも「冒険小説」なんだから分ける必要ないだろ。 今やほぼロマンスレーベルと化した二見文庫だけど昔は冒険、スパイ、ハードボイルド、サイコサスペンス、秘境伝奇ものとバラエティに富んでいて面白かった 徳間文庫や光文社文庫なんかもけっこう 潰れちゃったけどランダムハウスも良かった 今は扶桑社文庫やヴィレッジブックスやハーパーブックスが頑張っているね
SB文庫もマット・リンのミリタリー物とかカッスラーの流れを汲む シリーズとか色々出してたな。 後は竹書房の「シグマシリーズ」(伝奇+遺跡探検+ミリタリー)も 人気あるのか10作近く出てる。
二見といえば最近ローレンスブロックの殺し屋シリーズ読んでみたら割と好きな感じだった 冒険小説って感じでもないかもしれないけど 同系統のおすすめある?
ブロックの他の作品と伊坂の死神シリーズじゃ当たり前すぎるか。
>>686 伊坂の帯につられて買ってしまったクチなのでw(死神とグラスホッパーのシリーズは好き) ブロックの別作品にも手を出してみるよ 今は伊坂経由で入ってくる人の方が多いんだなー。スカダーものの初期〜中期がいいと思います。 スレ違いだから強引に冒険小説に繋げるとル・カレのスマイリーとは孤独感で重なるところがあるか(背景が全然違うけど)。 「ティンカー、テイラー〜」を最近読んだけど難解だね。読んでて疲れた。描写は凄いんだけど。
964 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2016/05/06(金) 21:03:21.06 ID:CNLBODnO [2/4] 村上 博基氏(むらかみ・ひろき=翻訳家)4月30日午後9時20分、長野県佐久市の病院で死去、80歳。愛知県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男夏雄(なつお)氏。 映画の字幕翻訳を経て、英国の作家ジョン・ル・カレをはじめとするミステリーや冒険小説を多数訳した。(2016/05/06-18:54) 引用元:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050600714& ;g=soc ご冥福をお祈りします。 >>689 『不死鳥を倒せ』 『砂漠の標的』 『インターコムの陰謀』を読んだな ル・カレ作品の翻訳をありがとうございました 御冥福をお祈りします。
カーチェイスシーンでおすすめの冒険・スパイ小説をご存知でしたら、ご教示ねがえませんでしょうか? 「A‐10奪還チーム出動せよ」、「トランスポーター」、「深夜プラス1」、「007 白紙委任状」は読みました。
>>693 マックス・モスシリーズの3作目「鉄血作戦を阻止せよ」 深夜プラス1の新訳、とりあえずアマゾンでチェックしてみたけどレビューが 帯の人選が不満とか言うんで(しかし肝心の名前は出ない)画像探して確認までしてしまった はっきり書いてしまうがゲームデザイナーの小島さんなら全然良いじゃん 軽薄な芸人や読書家女優なんかでなくて良かったよ つくづく思うが、情報が拡散するくせにその一部が伏せられるというのは良い事じゃないな
小島ってメタルギアの? ならマシだな。「海上護衛戦」の解説を艦コレ関係者に書かしたのより相当マシ。
>>700 あれは再販に際しての客層相手に明確に照準を合わせているからいいんだよ。気分良くはないが。 >>696 >>697 ありがとうございます 「ミス・ブランデッシュの蘭」ですが、1938年の作品と知ってびっくり。アマゾンでの値段で、またびっくり さすが冒険小説のスレ……ひねりがきいてますね ダウンロード&関連動画>> VIDEO 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ダグ・リーマン、小島秀夫対談 映画とゲームの世界は融合する! 関係ないけど、今丁度見つけた。 それはキャストのムダ使いを感じた映画だった。トムクルーズはしょーもないSF好きだよな。
そういや小島がドン・ウインズロウの「カルテル」これから読むってツイートしたら ウインズロウ本人から「君に読んでもらえて光栄だ」って返事着てるんだよな。 ゲームやらないからこの人の凄さってのが分からんのだけど、むこうのクリエイターには 広く知られた存在なんだなあ。
島秀夫は現役の日本人クリエイター(映像や小説等ジャンル問わず)で 一番英語圏で知られた人間じゃねーか?ってレベル。煽り抜きで
>>707 日本だとあまり知られていないけどたぶん宮本茂が一番だと思う。 一瞬、小島正樹かと思って、ウィンズロウのカバー範囲すげーなと思ってしまった
アニメのミヤザキさんとかもいるね 引退したというが、まだ関わるんじゃね?みたいな状態だし 科学者関係でも、その分野では有名な人も結構いる まあ、エンタメ関係の有名人は認知度高いよね ニンテンドーはゲーム機の代名詞だ 小島秀夫も、ステルスアクションゲームの元祖として有名だ 売れ線アクションゲームにステルスアクションの要素がよくあることからも、ゲーム業界、その愛好者の間での認知度は高い
森詠「北一馬」シリーズは 何とも言えない安定感が良い。 昔はどこか物足りなさを感じたモンだが。
>>713 オバマin広島だよね? 俺も、1発の銃声が「パーーーン」って聞こえる(で、崩れ落ちるオバマ)とか、 アベが包丁を隠し持ってるとか期待したんだがww オバマ暗殺といえば、柘植久慶がつまんない小説書いてたな。 ブックオフで買って3日でブックオフ行きになった。
単行本で出すレベルではなかったけど 出版する速さは感心した。
クイーンの国名シリーズの一冊に再入門(昔エジプト読んだきり) を試みてるが、全然ダメ やはり俺はハードボイルドとかスパイ小説とかそういうほうが好きらしい
『殺戮者のウィルス』読了 長文失礼 うーん…まるでアメドラ 決して劇場版ではない ストーリーは、中東のテログループが致死性ウィルスをアメリカ国内に持ち込もうとするのを防ぐテロハンター これで各々が想像できるストーリーでほぼ正解 ミリタリーグッズの固有名詞がよく出てくる ・CRKTのhissatu(必殺ナイフという訳はどうにかならなかったのか) ・5.11のカーゴパンツ ・タグホイヤーのアクアレーサー ・BMWやハーレーのバイク この辺はマクナブだったりライアンっぽい
『殺戮者のウィルス』 以下、ネタバレ批評 ・冒頭の人質奪還での戦闘以外、ろくに銃撃戦描写がない 中盤のウィルス製造拠点で通話中に「すまん、邪魔が入った」であっさり解決 ・巨漢で良いキャラしているバディは、基本的に別行動で一緒に戦わない というか主人公に向けて銃弾が放たれた描写が、上記以外には皆無 ・離婚して娘を愛する主人公と、美貌の熟れごろ研究者にロマンスなし 危ない目に遭って助けるとか孤立して2人だけで行動するとかはなし ・冗長なシーン構成 最初、元兵士で爆弾テロで妻子を失った男が主人公だと思っていた その後、爆弾テロを捜査するFBIのベテランと新人女捜査官が活躍すると思っていた 読み進める内に、人質としてのトラウマを抱えるキュートだった女性の元記者が事件捜査に関わると思ったがちがった ・秘密のエージェント? 犯罪歴のある弟と、弟が所属するヘルズエンジェルズみたいなバイカー達と張り込み 機密じゃないの? あと、現地情報提供者にファーストネームだけとは言え本名教えるのはどうよ? ネット検索でフルネームと家族の所在ばれてるし ・バイクでチキンレースして、捨てちがいざまに日本刀でばっさり キャラ立てすぎだろ ・元記者が反撃して弱ったテロリストを、射殺もせず身柄確保 カタルシス弱くね? 基本的に、これからいろいろするチームの結成過程とメンバー紹介に終始する、連ドラ第一話90分スペシャルみたいな感じだった
まあなんというか「分厚いだけのノベライズ」を読んでる感じはしてた。
7月の新刊予定 NV 暗殺者の反撃(上) マーク・グリーニー NV 暗殺者の反撃(下) マーク・グリーニー
クィネルのPキル 修行シーンが長く、終わりがあっさりしてたのであまり満足できなかった 心境の変化なんかは中々いいと思ったが
グレイマンって一年に2つぐらいの超速ペースで出てたけどこの頃音沙汰ないね。売れて版権が高騰して買い付けられなくなったのさとか?
そういや「グレイマン」シリーズ映画化するんだよな。 結構前に一報聞いてから続報無いのが気になるけど。
>>730 クランクインの発表まで油断は出来ない 『映画化決定!』の帯が付けられて塩漬けになった作品のなんと多いことか 有名俳優の名前が出て○○で映画化決定!、○○が映画化権獲得とかも確実ではないね 監督の途中降板、会社からの脚本のダメ出しでお蔵入りや長期中断、ラストの改変とかで駄作化 人気俳優のスケジュール的に撮影開始は5年後の予定、とかもある 不安要素はいっぱいある 最悪、“元暗殺者の主人公が…”っていうコンセプトが被るから、映画化予定の作品を訴訟から守るために映画化権確保とかで塩漬け確定の場合も 積読だった深町秋生「東京デッドクルージング」 スラム化した東京で繰り広げられる敵味方入り乱れての壮絶な殺戮絵巻で 読み応え&熱量はなかなかのモンで結局一気読み。 (ただちょっとぶっ込みすぎな気がしなくもないが) とりあえず若手でイキのいい作家が出てきたのは喜ぶべきだな。
>>728 もう邦訳する作品が残ってないんだからしかたない 今年出る新作は3年ぶりらしいし クランシーとの合作書くので忙しいのかもしれない トム・クランシーは死んでると思ってたけど気のせい?
そうなんだよ! 昔の冒険スパイハンドブックでは、それまでの個的な冒険行や人間の情念より 組織や情報の動き、軍事テクノロジーを重視する新人類的な扱いだったから、亡くなっていた事を最近知ってびっくりした
死んだ後グリーニーがシリーズを続けてる(からグレイマンの発行ペースが落ちた)
近年のクライブ・カッスラーは共著シリーズ立ち上げ多すぎで、 名前貸し、世界観貸しの執筆プロデューサーみたいな印象。
ちょっと上のほうでパナマ文書の時もおんなじような事を書いたが この度の例のあれ、ル・カレ先生が何か書かないかな(俺はル・カレさんの大ファンなのだ)
EURO離脱の裏で、MI6とフランス情報局の争いが そしてIRAも絡んできてってか
そういう大掛かりな話な話もいいけど、 「離脱後のイギリスで跳梁跋扈する凶悪な白人至上主義組織に家族を殺され、 単身立ち向かう元ポーランド軍特殊部隊(GROM)隊員」みたいなこじんまり とした話でもいい。
チャイナマンはジャッキー・チェン主演で映画化進行中だとか もう読んだのがだいぶん前なので、筋を忘れてしまったな
最近は世界情勢が変化しすぎで、「最新情勢」を盛り込むと 逆にあっという間に時代遅れな的外れネタになりそう。 小説の執筆・出版スピードでは追いつけないというか。
新潮文庫・イギリス絡み・復讐ネタだと、 「警部サマービルの戦争」も結構面白かったな。 不謹慎だがまだIRAの過激派が元気な頃だったし。
タイムリーといえばタイムリーなんで、 そろそろヒギンズの新作が読みたいけど、 流石に年齢考えたら無理かな。 「混迷するUK」なんてディロン最後の見せ場として これほど相応しい舞台もないけど。
約10年ぶりに「泥河の果てまで/岡村隆」を再読 何度読んでも行ったことのないスリランカを旅してる気分にさせてくれる。 もっともっと日本人作家の冒険小説を読みたいなぁ
ル・カレの「われらが背きし者」がユアン・マクレガー主演で映画化なんだな。 岩波が文庫化・・・とかしないよね。
岩波は通常の文庫だとよくも悪くも古典っぽく(更に廉価版っぽく)なるし 現代文庫だと高級感はあるけどデザイン自体は楽しくないしなあ
タイタニックを引き揚げろ読んだ。 夫婦仲の描写はもっとあっさりでいいと思ったけど なかなか面白かった 以前アトランティス読んでがっかりしたので見直したわ
古いカッスラーは良いよ。上下分冊になる頃から微妙になってくる気がするけど… 作家としてのいまの立ち位置という以外あまり関係ないが、西村京太郎の「D機関情報」「消えたタンカー」あたりの初期作品もなんとなくお勧めしてみる。
そうなんだ。ありがとう 引き続き1冊完結のやつ集めてみよう
上下巻になってからのピットは、 「どこまでトンでもない悪役&陰謀」が出てくるか、 という楽しみがあるからなかなか止められん。
「タイタニックを引き揚げろ」 は昔読んで面白かったが、だいぶ大味で好みじゃなかった。 ラドラムの「暗殺者」も同じような印象だった。
福田和代の(・・・せよ)シリーズ3作目 生還せよが安定的に面白い、もっとこの路線で書いて欲しいんだけど しょうもないのも書くからなあ、この人。
>>759 自分が本当に書きたい話と、 金の為に?とりあえず書いてる話のどちらかだな。 「ルーズベルト暗殺計画」(上下刊)読了 「鼠たちの戦争」の著者 緊迫感、わくわく感は鼠たちの〜が上 暗殺者視点のパートがある分ボリュームアップするタイプの作品 その割には暗殺者のキャラというか思考が見えていない中途半端さはある 実際の歴史の裏面を描くとタイプで、スターリン暗殺を描いた「雪の狼」と好対照になる作品だった
レン・デイトンの スパイ・ライン、フック、シンカーが揃ったぜ。 1ページも読んでないけどな。
>>756 QD弾頭を回収せよが面白かった, 30数年前に読んだかな。 ミステリマガジン ●小特集 追悼/村上博基 追悼エッセイ 古山裕樹、松木孝 村上博基翻訳書リスト
>>764 上の方で哀悼の書き込みもしたけど 村上博基さんの訳文は本当に良かった この人の「ロシア・ハウス」が当方のル・カレ開眼だった ロシアハウスか。。。ミシェルファイファー目当てで映画は見にいったけどつまんなかったな ル・カレはハヤカワ以外から出るようになってのは売れないから?
フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」が世界的ベストセラーになったころ 日本の作家や編集者が「荒唐無稽だ」「幼稚だ」などとこきおろしていたという 柴田錬三郎がそれを聞き「だから日本の文壇は駄目なんだ。世界に通用しないんだ。 小説というのは、本来荒唐無稽なもの。それを、どのように本当らしく嘘をつくかなんだ」
>>768 それ間違いない? というのは、それまで荒唐無稽だったスパイ小説しかなかった所に、 ジャーナリスト的な手法でリアリな小説を書いた と当時かなり評判になってたから。 まるで真逆な評価があったというのがちょっと信じられない。 おっと、謀られたか・・・ その言い回し、スターウォーズについて黒澤が、だっけ
「暗殺者の反撃」読了。 面白かった。これからコートはどうなるかな?
「オメガ 警察庁諜報課」読了 薄っぺらい話だにゃー 外国のアクション小説と大差ない内容なのに、やっぱり日本人だからリアリティがないと感じる 国際情勢についての記述ははったりが利いてるけど、それ以外は福井晴敏の方がエンタメしてる 長々と登場人物に諸外国の歴史に基づく価値観とか語らせなくていいよ アクションはちょっと薄い 悪役不在なんだよね あと、すぐに消しにかかる公安警察っていうのがさらっとしすぎてて狂信的だ 正義の味方のくせに探ってくる記者を消しにかかるサンダーバードかよ
だって賓だし。 同じくトンデモ公安物なら矢月秀作も大差ないが、 変に利口ぶらず、ひたすら「アクション」に徹してる点は良い。 ちなみにブックオフで手軽に買い揃えられる点も有難い。
>>768 まぁ日本文学なんて私小説がもてはやされてるからなぁ フィクションてだけで虫唾が走るんだろう >>775 私小説作家って何が面白くて書いてんだろうな 女子高生が誰に告っただのチョームカつく(死語?)だののゴシップ本でさえご免蒙りたいのに むくつけきおっさんの恨みつらみなんてオエエッてだけだわ 小説はロマンがないと >>780 批評ならともかくそのように他のジャンルを腐すものじゃないよ でも、純文学=私小説、そしてそれを信仰している文壇、それに影響されている大衆文学が好きになれないのも事実なのよ
別に私小説を好きになれとは言ってないでしょ >>780 は貶める事を目的としてるように見えるからそういう言い方は止めた方がいいんじゃない?って話じゃないの でもフォーサイスのような方法論の小説を幼稚だとかって 貶してきたのは私小説主導の日本文壇だったんでしょ こっちは私小説はまあどうでもいい、それより面白い小説が好きなだけ と考えてたから>>768 みたいな話聞くとそりゃいい気はしない 文学談義はどうでもいいな。 「これからも面白い冒険小説と巡り合えるか否か」それだけ考えたい。
ただなぁ、ストーリーそっちのけでディティールばっかり追及してる国産を読む たびになんとなぁく純文学を意識してるなぁって思うんだよね
我らがアンディ・マクナブだってディティールばっかり細かくてストーリーはアレでナニなんだが おそらくそのせいで角川も翻訳ださないんだろうな
田中光二「黄金樹林」 角川書店50周年記念書き下ろしだからか?、「力作」だというのは 読んでいて充分伝わってきた。 ただ俺が読みたかったのはモサドとネオナチ秘密結社の暗闘であって、 断じてアマゾン流域に生きる人々の習俗とか風俗とかではない。 そういうのが読みたきゃその手のルポルタージュ読むし。 取材が入念だから読み応えは確かにあるが、メインである筈の 「モサドVSネオナチ」がオマケっぽく描かれてる事もあってか 「面白い冒険小説を読んだ!」という感想が薄いのが寂しい。
「幻の標的」デヴィッド・E・フィッシャー 読了 込み入った筋道とめまぐるしい視点変更で語られるが、ストーリーは追いやすい 全体を俯瞰する読者がつい忘れがちになる「誰が、何を知っているか」を丹念に組み立てているのがクライマックスに生きてくる スパイスリラーにミステリーの手法が織り込んであるというか 事件を解決したことが、芋づる式にきっちりと善玉側の国益に繋がっているところもスパイ戦っぽくていい
名著、再び/第八回−元MI6職員、ル・カレの描くスパイは・・・ ◆ 佐藤優/著書「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」 週刊現代(2016/10/01), 頁:136
深夜プラス1新訳読んだ 一部固有名詞表記とセリフ回し、それと当然だが文体が違う おそらく名前の音表記は今回のほうが原音に近いんだと思う(ハーヴィーラヴェルなど) セリフ回しが違ってくるとキャラクターの感じも違ってくるね 旧訳新訳とそれぞれ良いところはたくさんあるが、 自分がいかに旧訳の文章を覚えているかが読んでてわかった(13歳の頃読んだからなー)
尼の読み放題ってどうなんだろ。 冒険小説は充実してるのか? 古い絶版のもあったりするんだろうか?
講談社だとリー・チャイルドやネルソン・デミル辺りが読めると思って いいんだろうか。
なにで読めると思ったんだ? 一度でもAmazonのkindle本で検索してみたか?
>>799 一体何を突っかかってるんだ。 ただ単に思ったことを書いただけなのに。 Unlimited対象かは(前述のとおり検索しにくいので)ともかく そもそもKindle化されてるかぐらい調べりゃすぐだろ 叩かれて当然のググレカスレベル
980円だから安いよな〜 図書館・本屋に行くガソリン代だけで元取れるよなw
>>798 (´-`).。oO(リー・チャイルドやネルソン・デミル辺りが読めるのかなあ) (´-`).。oO(だれかググってくれるかなあ) 深夜プラスワンの新訳、全体としてはともかく、たとえば将軍の話し方が、「将軍」という地位や年齢にふさわしくない軽さを感じさせる訳だったね。 在外武官の経歴が長く、引退後も金持ち相手の商売をしてきた死にかけの老人にしては、妙に軽くて生きがいい感じで。 まあ、原文を読んでいないので軽々に言ってはいけないんだろうけど。 後、Brigadierを旅団長としているのはちょっとね。将軍は「旅団長」になったことはない。 伝えるのが非常に難しいことはわかるが、少なくとも日本の軍事用語の訳では階級と職名は明確に分けている。 民間だと資格としての船長、機長と職務としての船長、機長は別れていないだろうけど、軍関係の日本語では艦長と大佐、一佐は明確に別語。 やはり旧訳のように「准将」とすべきだったんじゃないかな。
新約読んでないけど、そんな事になってんのか。「白い国籍のスパイ」でSS「突撃隊長」あたりはまだしも(SS中尉だと思う)、 親衛隊判事の偉いさんが出てくるトコで分隊長ってなってて(たぶんSS中将)、(´・ω・`)となったのを思い出したw
この場合、知らずに誤訳したのではなく、「将官でない准将」を匂わせる表現として敢えて選んだんだろうとは思うけどね。 ただ、訳者の方には申し訳ないけれど成功しているようには思えない。 元々が、同じ英軍の制度なのに「准将」が時期によって将官だったり将官でなかったりという、知らなければ理解しようもない話だし、無理な訳はしなくても良かったんじゃなかろうか、と思える。
クリス・ライアン「裏切りの戦場」読了 粗い ご都合で手に入る情報など、ストーリーが粗い そしてラストの苦さ 全体的に底意地が悪く、スカッとしない展開 兄弟関係の下りもいらん でも、監視や侵入の説得力はやっぱり第一人者なんだよなあ
結局原著、ライアルの書いた原文は一種類だけだけど(当たり前) 翻訳は翻訳者の世界観・人物解釈に付き合うという事だよなあと改めて思った 俺はフェイ将軍の「おれ」は悪くないと思ったよ 旧訳は達観した老兵という感じだったが、新のは生臭い悪党という感じで あとヒロイン2人の言葉遣いは、新のほうが多彩
マーク・グリーニー「暗殺者の反撃」読了 なんか面白くなってねーか? 前作は「グレイマンシリーズとしては面白かった」んだが、今回は純粋に面白い 立場を異にする各陣営の登場人物に物語上の意味があるしキャラも立っている 展開も整理されて複雑な筋が理解しやすい 追われる理由も作り込まれていた “キエフの件”とはえらい違いだ 「ディック(ディテクティブ:刑事)が…」 「なんですって?」(ディック:男根の俗称) この会話がさらっと流された訳がちょっと気になったが… スルーされたユーモアもあるんだろうな まあ冗長にならないからそっちの方がいいか
故郷に帰る車中のシーン好き。もう少し話を膨らませてほしかぅた。
昨夜はカリオストロの城がやっぱり面白かったという事で 舞台のモデルはリヒテンシュタインではないかという話が実況であり 深夜プラス1を思い出した あのへんは何か冒険の想像を誘うものがあるのだろうか
ルリタニアン・ロマンスなんてジャンルがある位で>欧州超小国 カリ城とラピュタと紅の豚とナウシカ掛け合わせて魔女宅で割ったような戦争ものアニメがいま始まってるんで、そっちと視聴者が被って出た話ではないかなそれ。カリ城の直接のモデルはモナコかサンマリノだと思うし。
矢月秀作「警視庁公安0課 カミカゼ」読了 なにこれ?本当に現代の小説なのか、思わず確認してしまった 2014年から連載開始だと… 刑事部講習会ってなんだよ! 各課が会場内にブースを設けて、刑事志望者に業務内容を説明、そして面接とか 企業の就職説明会かっての お父さん、警官だったんだろ? 横山、今野などの警察小説ブームが起こって久しいこの時代にこれはない 連載作品らしく、ぶつ切れで後付け臭がプンプンの意外な展開 荒唐無稽なんじゃなくて、単なる手抜きでは? 主人公を嵌める陰謀も現実味がないし、登場人物の行動原理も場当たり的 素人の自費出版か? でも、これくらいの品質で書くの速ければ一定の需要はあるとは思う まさに読み捨てパルプフィクションだな
>>813 矢月の小説に多くを求めちゃいかん 「読むVシネマ」と割りきれば楽しいモンだw 矢月の小説に「クオリティ」を求める人がいたとはw まあ世の中色んな人がいるからな。
ル・カレの「われらが背きし者」。 原作読んで、映画も見てきたぞ。 映画はラストが少し付け加わっている。
大統領選を明日に控えて、たしかデイル・ブラウンだったと思うけど、登場人物が政治談議していて、 「共和党は次期大統領候補にドナルド・トランプを立てようとしているんだぜ」 というのがまったく面白くないジョークとして紹介される一幕があったのを思い出した。 もう20年前の作品だ。事実は小説より奇なりというかなんというか。 おなじ保護孤立主義者にしても、トランプ以外に誰かいなかったんかいとは時々思う。
「オバマ暗殺」は柘植が書いてたが「トランプ暗殺」をネタにする作家は 誰だろう。
月村了衛「ガンルージュ」読了。 何だかんだでこの人はハズレが少ないな。 粗さもあるが、一気読みできるんで全く気にならないし。
ガンルージュ、面白いことは面白かったんだが 読み始めて「え?あれ?これって?」となって 新宿鮫のWikipedia見に行ったことのほうが印象に残っちゃったw
「ガンルージュ」は女二人のバディアクション物として映像化したら 面白そうだが、メインのネタは変更しなきゃならんかも。 個人的には変えなくてもいいが。 でも一番映像化してほしいのは「槐」なんだよな・・・
戦士たちの名誉 読了 翻訳は落合信彦 でも普通の冒険小説だった 結末から後日談がすっぽり抜け落ちてる尻切れトンボの構成が荒削りだ いまはなきWTCツインタワーが舞台で、「DCだけじゃなくNYCは象徴だから、テロの標的になるよ」という著者のメッセージは的中したな
amazonでナイトマネジャーのドラマ版観て原作に興味持ったんだけどこのドラマは原作忠実度高いですか?
「ローグ・ワン」は冒険小説好きとしてはどうなんだろう。
>>827 よくある「はぐれ者が一致団結して任務遂行」という王道設定なので 楽しめると思うが。 新潮文庫の「夜明け前の死」 最初は「巻き込まれ型サスペンス」でも書こうと思ってたけど行き詰って よく分からんファンタジー風味にするしかなかったのかな。 結局読み終わっても「ポカ〜ン」しか残らない困った本だった。
ローグワンって、良くも悪くも敵味方お互いがずいぶん米軍ぽいなって思った
「ローグ・ワン」ってスターウォーズのだよね? あれ、番外編らしいので見る気しない。
ローグ・ワンは『鷲は舞い降りた』とかの決死隊物的なノリで楽しめるぜ
ここ数年文庫本の活字が大きくなって読み易いなぁ これに慣れちゃうと古い版のがやけに読みにくいよ 「高い砦」とか「鷲・・」とかいろいろ旧版持っているけど、新たに買い直しちゃった
早川の昔のハードカバー2段組なんて、もうダメっす・・・
うん、でも世の中電子書籍だらけになっても ハードボイルドと冒険小説だけは紙の書籍で読みたい なんとなく
もう需要ねぇだろ福井 ぶっちゃけガンダムUCの単行本はブコフに持ってって売り払うのも恥ずかしいし廃品回収にだして 「奥さん、あそこの家のご主人ユニコーンなんて読んでたみたいですよ」って婦人会でさらし者にさ れるのがとても嫌なので、全部エアガンの的にした
その変な自意識が恥ずかしいのだと思うが。 ネタのつもりなら面白くないし。
現時点で日本の冒険小説作家として今後も期待できそうなのは 月村・深町くらいか。 深見も悪くは無いが今はアニメ原作で忙しいみたいだし。
深見真入れていいなら芝村裕吏も期待したいわ 「猟犬の國」は結構良かった ただカナン-マジオペ-セルフ・クラフト・ワールド世界に縛られてるのが鬱陶しくもあるんだけど
流れをぶった切って 『ヒューマン・ファクター』読了 文学とかはわからん 単にスパイ小説として読んだだけ 盛り上がったりしなかったけど、妙なリアリティと作中人物の心理描写で読ませる 序盤をすいすいと読んで、そのうちに続きが気になって最後まで読めた これが文学なのかは分からないが、どことなく達観したというか醒めた心境になる読後感だ
現在では時代小説作家としての地位を確立させた佐伯泰英が以前 書いていたラテンをテーマにした冒険小説をいくつか読んでみた。 どことなく「森詠」っぽいなとは感じたものの、見せ場もそれなりに 派手で悪くなく何だかんだで「読ませる力」は持ってると思う。 だがこれらの作品はほぼ売れず、仕方ないので官能小説か時代小説 書くか迷って結局時代モノにしたというから分からんモンだ。 個人的には「冒険小説作家」としての一面も再評価されて欲しい作家 だな。
福井は「ローレライ」のエピローグがピーク。 その後は企画もの作家になってしまった。
「亡国のイージス」 その前作である「川の深さは」 あと「ローレライ」くらいか ローレライはファンタジー成分強すぎでキツい あのへんで新機軸出せばよかったのにね どこまで行っても防衛庁のダイスがらみだったり部隊名に伝説的な隊員の番号とか、著者が萌えまくってるのに作品に絡まない設定の仄めかしが鼻についた でも面白いモノを書ける筆力はあると思う 日本人作家の中では 外国の売れっ子は、別の国でも翻訳出版の声がかかる世界ランカーだから 日本ランカーと比べるのは酷で、きっとアメリカや英国にも国外に出てこないその国のファンが付いてる作家はいるはず
>>847 俺は冒険小説を書いてた頃の佐伯センセの作品はまだ読んだことはないんだが、この人の時代小説は よく読んでる このスレ住人としてはわりとすんなり入っていけた てぇか舞台が江戸時代だけでノリはもう冒険小説よ。 いろいろ恐れず言わせてもらえば、池波正太郎ほど独特の臭みはなく、藤沢周平ほど暗く重くもなく、読みや すくていい意味で大人のラノベよw 気分転換に手に取ってみることをお勧めする おれも冒険小説のほうよんでみるよ >>850 イージスもいい加減おファンタジーだった記憶が ファンには悪いが まぁ、防大生の論文?ひとつで事変クラスの騒動が起こるのはヘンなんだけど それだけの勢いはあった ただ個人個人のディティールは「兵士に聞け」シリーズが元ネタだよな
ドン・ウィンズロウ「報復」 ウィンズロウは初だがストレートな「復讐コマンド」モノで長さも然程 気にならず愉しめた。 今までは何故か「読まず嫌い」でせっかくの「サトリ」も長く積読だったが ここまで面白い本書ける作家なら旧作も追っ掛けてみようかと思う。
『殲滅の銃火』はどうなんだろう? 筆者は空挺部隊出身で現警官、しかもSWATらしいが…
>>856 表紙で衝動買いしてしまったが積読だなぁ。 まあ最近の竹書房文庫の冒険小説(伝奇モノがメインではあるが)では 今のところ「読んで損した・・」はないのでそれなりに期待はしてる。 扶桑社や二見がちょっと元気なくなってきた分、頑張ってる気はするし。 後、マグノリアブックスはもっと頑張れ。 トランプの懐刀にして実質トランプを操ってるともいわれるバノン。 顔つき、雰囲気ともいかにも悪役っぽいが、そのうちこいつをモデルにした 悪役が出てくる冒険小説を誰かが書くことだろう。
「殲滅の銃火」読了 一言で言うなら粗い 訳文のせいか原文でも粗いのか キャラ付けが不十分なまま人名が飛び交うので、主人公らのセリフの中に出てきたり、あとで唐突なシーン切り替えでそいつがしゃべったりしても「こいつ誰だっけ?所属は?立ち位置は?」と混乱する 悪役の動機付けと、どのような陰謀を進行させているのかも言葉足らずで不明瞭 大国と匹敵する謎すぎる万能情報支援能力を持つ恩人が、なぜ主人公に肩入れするのかもわからない ヒーローやヒロインの造形も不十分で、どんな外観なのかがイメージしにくい とくにヒロインは金髪であることと「連絡員の家を仕事で訪ねるとその妻が不機嫌になる」くらいで、美人であると明確に言われるのは下巻になってから それでもどんな顔立ちなのかは不明 主人公らはデルタ上がりだったり特殊部隊コミュニティに所属したりのプロだが、少数で多数を相手取り戦局を打開したり自分たちだけで切り抜けたりはしない 作者は空挺上がりとのことだが、それらしく決定的な場所に切り込むのではなくそうした特殊部隊の支援のため周辺を固める準特殊部隊的な技能が板に付いているかのような戦闘描写だ 撤退にドローンの支援を要請したり いいところもある 妙に臨場感があり、とくに作戦指令所への出入りなどは明確に場面が想像できる描写力 プレートキャリア装備の、ぶん殴り合いのような戦闘シーンも迫力がある 続編前提のややカタルシス不足な結末であり、自分としては続編を待望することもないが書店で見かければ気分次第で購入するだろう 処女作にしては可能性を感じる方だと思う
冒険小説か クリストファー・ハイドの「大洞窟」は面白かったな 映画「地獄の変異」なんかはかなり影響受けてると思う
今日の深夜にBSで「裏切りのサーカス」やるな。 酷い放題だ……。
こちらなら、井上淳「赤い旅券」を…無理か(´・ω・`) もうまるっきり救いがないけど、傑作なんだがね。
原作より少し派手にしてたけど原作並にわかりにくい映画だったw 原作読まずに映画だけ見てたら死んでたかもしれん。 スマイリーは外見は全然違ったけど内面にスマイリーらしさが感じられて良かったです。
ジョン・ル・カレはしんどいから映画だけ見とこ、と思って録画したんだが やっぱ原作読まにゃだめなんかい!?
多分小説より読みやすそうな自身のMI5,6時代とかのこと書いた 「地下道の鳩─ジョン・ル・カレ回想録」が来月出るぞ
>>870 映画の感想を見ても一回見ただけじゃよくわからないというワードがよく出てくるw 見て損はない映画だと思うけどね >>872 ありがとう・・・原作がんばって読んでみるよ・・・ ってこの新訳版、ホントに村上博基の翻訳なんかい!? アウトサイダー 陰謀の中の人生 単行本 – 2016/12/28 フレデリック・フォーサイス (著 イギリス、フランス、旧東ドイツ、イスラエル、旧チェコスロヴァキア、ナイジェリア、国境を超えて描かれる小説のような人生を初めて明かした衝撃作!
>>862 「大洞窟」って面白いのか。 何回か100円本をスルーしたような気が・・・ orz >>875 買いかと思う。 42 : 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2016/02/14(日) 22:37:25.17 ID:ZgI9buAY クリストファー・ハイド「大洞窟」を読む。 これも早川の「新・冒険小説ハンドブック」にセレクトされた一編。 恋愛沙汰と感動的(?)な旧人ネタにやや筆を割き過ぎ気味なのと、 冒険行(ちゅーか、パニック)が始まるまでの前置きが長い感があるものの、 地震による地底内への生き埋めによる、それ=冒険行が始まってからは、 リアル黄泉の国をゆく、息詰まるような展開に魅せられるものあり。 今風な感覚で、結局、若い恋人たちとかは助かるハピ、ハピ、ハッピーなんでしょとか 思うていると、これも大きく裏切る展開。 この手の作を読み慣れた者でも、最終的なサバイバーを全て予想するのは難しいの ではなかろうか? 作品冒頭から登場の冷静沈着な日本人地質学者原田以蔵がカッコ良すぎ、 80年代前半に西洋人(カナダ)作家により、日本人がメーンとなる冒険小説が 書かれていたとはな・・ ただし、キャラを見る限り、こんな哲学者にしてストイックな武士みたいな日本人は、 当時でも、もうおらんだろと。 地底舞台の冒険ものといえば、今でもあの懐かしいヴェルヌの「地底旅行」が思い浮かぶが、 (本作でも皮肉っぽく軽く言及あり) 冒険の契機が意図的か突発的かの違いはあれど、あのようなどこか牧歌的で楽しいムードは皆無、自然の脅威、セックス、エゴ、そして死が渦巻く世界がビビッドに描かれてゆく。 (映画が大ヒットしたP・ギャリコの作がヒントかなという死に様なキャラもあり) 地底怪獣も地底人も登場しない(この辺も作品中にユーモラスに言及される)ものの、 現代(当時)のリアルな地底舞台でこんなにサスペンスフルな作が書けるわけである。 「アムトラック列車66強奪」じゃ元ルフトヴァッフェ戦闘機パイロットの化学者老人が格好良かったけど、「大洞窟」じゃ日本人なのか。読んでみるかな。 (…「盗まれた空母」とか、「南極大氷原漂流す」とか、日本人キャラが妙に格好いいのは何故だろう。「WORLD WAR Z」のはいくらなんでもやりすぎだけど)
原田は太古に同じように閉じ込められて部族の者を率いて脱出を図った ネアンデルタール人の族長・汗(カン)になった夢を見るんだよな その夢の中の汗の選択が脱出ルートの選択に大きく関わってくる
「正男暗殺」 かつての独裁者の遺児、独裁国家に君臨する異母弟、女殺し屋・・・ いかにも「古き良き冒険小説」みたいな要素てんこ盛りではある。
オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、 全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。 そのうち五世帯が創価の会員世帯。 神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。 その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や 生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、 行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。 それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。 当時の官房長官だった野中広務は 北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり 公明党を政権に引き入れた。 ネトウヨもいないし、韓流ブームも無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。
バグリイ「高い砦」面白かったな 自分が生まれるより前にもあんな作品が書かれてるなんて
フレデリック・フォーサイスが、自伝『アウトサイダー 陰謀の中の人生』を著した。 インテリジェンスに詳しい作家の手嶋龍一さんが、本書の読みどころを案内する。 文句なしに面白い――昨今、そんな新刊に出遭うことは、万馬券に当たるほどの幸運と言っていい。
旧作「地獄の天井」を読了 大統領をかばって負傷した元シークレットサービスのお話 とくにアクションをしてはいない 舞台がアクション向きなだけで、謎に翻弄される内にお話が進むハードボイルド探偵ものの亜種だった
__________ <○√ ‖ くく 大統領、ここは俺に任せて先に行け! 題名からするとこんなのが思い浮かんだ↑
「ルインズ 廃墟の奥へ」 テーマは完全にホラーだけど、登場人物たちの追い込まれた環境や行動は完全に冒険サバイバルと言える 映画は知ってて、ストーリーをなぞったり違いを見ていく感覚だったから特に衝撃的な感覚は無かったけど、 昼寝前にちょっとのつもりで読み始めた下巻を一気に読んでしまったからかなり面白かったんだと思う ちなみにラストは映画と大幅に違ってる
「アラスカ戦線」読んだ。古本屋で買ったハヤカワのソフトカバーのだけど最近復刊したのと訳は一緒だよな いいじゃんコレ。 黒髪が流れ落ち、のくだりには笑った。いまの漫画でも昭和45年刊の小説と似たようなことやってるんだなw
小峯隆生「拳銃王」 週刊プレイボーイ編集者にして大藪小説愛好家兼ガンマニアな小峯が ガンマン&ゲリラ&特殊部隊を灼熱の戦場で大暴れさせたガンアクション小説。 処女作だからか妙に力みすぎなトコもないわけじゃないが、荒さもそれなりに魅力的。 暇つぶしにはいいな。
マンガの拳銃神は1巻と最終巻が完全に別のマンガになってるな
私見ながら、名作との定評がありながら結果的につまらなかった作品群、 「ナヴァロンの要塞」「鷲は舞い降りた」「シャドー81」。 面白かったのは「ジャッカルの日」「オデッサファイル」「ブラックサンデー」 「大洞窟」。
>>892 「ジャッカルの日」は小説も新旧の映画も面白いよな まあどれもジャッカルを応援したくなる訳だが 史実的にジャッカルが失敗するのは分かりきってるのに、あれだけ面白いのは凄いよね。同じ新作の映画はブルースウィリスの時点で萎えた。
「ノース・ガンソン・ストリートの虐殺」読了。 全米最悪の荒廃しきった街で繰り広げられる刑事VS殺し屋のホラー映画並みの デスマッチを描いたバイオレンスモノ。 脇のキャラも立ってて確かに読み応えはあるが、展開がとにかく陰惨すぎて 「何もここまでしなくても・・・」という描写もチラホラ。 作者のザラーは”精神病院で職員が患者相手にサバイバル”する「インシデント」 や”ガンマンと食人族が戦う”「トマホーク」なんて映画の脚本書いてるからか ある意味「得意分野」なんだろうが、もう少しストレートなポリスアクションを 期待していたこちらとしては多少の「コレじゃない」感は拭えないのも確か。 しかし何だかんだで途中で止まれない面白さはあるので次回作に期待。
゚ *. (_ヽ + 。 ' * ∧__∧| | + ちょっと遅くなったけど報告っ . (´∀` / / 。 トム・クランシーの「機密奪還」イヤッホォォォォウ! + y'_ イ * GWがまるごと巻き上げられたので代休で読了してやったぜっ! 〈_,)l | * 。 ガタン lll./ /l | lll + lll lll Λ_Λ すっげぇ面白れぇと思ったらそういやここから中の人がマーク・グリーニーなんだよな ストン /,'≡ヽ::)、 思想的に嫌味なところばかり末期のクランシー節で鼻についたけどアクションシーンはちゃんとマーク・グリーニーで  ̄ ̄ ̄ ゙̄-' ̄`--´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ちょいと複雑な気分。ていうかずいぶん前からマーク・グリーニーがゴーストライターやってんじゃね疑惑が持ち上がる くらい悪い意味で違和感なかったわ
「アイス・ハント」上下巻 全てが死に絶えた基地内で動く影、雪山での逃走劇と掴みはバッチリ その後も退屈させない展開・アクション等々が続いているはずなのに 色々詰め込み過ぎて逆に全体に冗長で盛り上がりに欠ける 「映画化どうですか?チラッ」みたいな描写も多い印象 コンパクトに1冊に収めていればまだ印象も変わったかも知れない
旧作「堕ちた工作員」読了 著:テッド・オールビュリー 現場工作員がいかに日常・一般の生活から隔絶した存在かが描かれている 気まぐれに助けたのに偽装の使うとかヒロインをあてがうご都合はあるが、さすが元諜報員のリアリティ
スティーブン・レザーの「チャイナマン」が ジャッキー・チェン主演で映画化かあ。
旧作「合衆国を売った男」著:テッド・オールビュリーを読了 地味な作業で大きな陰謀を阻止するお話 あれ?あいつどこ行った?と思ったら、最後のページで「それかい!」的な登場人物の管理の甘さはあるが、制度を考慮しながらの諜報機関の暗躍は描かれている 冷戦が遠くなった現代では、読んだときに多少スリルは減じられるかも知れない 保守age
>>896 で知って、 ノースガンスンストリートの虐殺今読んでる これ面白いわ、刑事たちの発する下品なジョークも、にやりとする。 「ノースガンスンストリートの虐殺」、俺も買って読んだ。まさに一気読みだな デカプリオとジェイミーフォックスで映画化かぁ
旧作「沈黙の向こう側」読了 テッド・オールビュリーに嵌まっているのだ キム・フィルビーが「英国に帰国したい」と接触してきたことから動き出す物語 容認派と拒否派に分かれる情報部 フィルビーとは何者だったのか? 事実をフィクションを交えてフィルビー事件にまつわる当時の情勢を描き出した佳作
「横須賀ブロークンアロー」 読む前は「話は面白そうだけどこんなにぶ厚くて大丈夫か?」とか要らん心配してたが 全くの無駄だったと分かって一安心。 核をテーマにしてるからって下手にスケールでかくせず、あくまでも 「横須賀で密かに進行している陰謀」に拘った点も巧い事テンポのよさに繋がってるし、 何より主人公を陰に陽に助ける連中が揃いも揃って魅力的。 多分こういうのは陳さん好きだろうな・・と勝手に思った。
「殺し屋を殺せ」 標的は殺し屋のみという「元特殊部隊の殺し屋」が主人公のアクションスリラー。 シリーズ物の一作目という事でキャラ紹介も兼ねた一編なので読み応えに関しては 若干の物足りなさがあるもののまあ及第点。 「旭日の代紋」 鳴海章お得意のバイオレンスモノ。 「相棒の死を契機に『復讐者』と化し猪突猛進していくベテラン刑事」という良くある?話だが やはり鳴海章ならではといった感じで読ませてくれる。 ただちょっと敵(黒幕)の設定が風呂敷広げすぎでは・・という部分は気になるが。
>>909 内藤陳、懐かし〜 そういえば陳が死んでから冒険小説が急に盛り下がったよな 陳さんのお薦め本を全て読んだわけじゃないが、少なくとも読んだ限りでは 「こんなの読むんじゃなかった・・」ってのはなかったな。 西村健もこの人のおかげで知った作家だし、「ビンゴ」なんて、もし陳さんが 帯で褒めてなかったら未だに読んでないかも知れない。
内藤陳はガキの頃に当時は目新しかった通販雑誌のコラムで存在は知ってて ガリガリのヘビースモーカーでハードボイルド好きの変人ってイメージだったけど それなりに功績があったという事か
陳さんの部屋の写真を見るたびに、よく床が抜けなかったものだといつも思うw この人とか、殿山泰司さんの読書日記とか、 読みたい気持ちを盛り上げてくれるという点では画期的な文章だった いまの評論家みたいにヒモ付きっぽい臭みもなかったしね
「暗殺者の飛躍」読了。 うむ、読む価値はある。 ある意味期待を裏切られた感と、違う期待感がないまぜだなぁ。
ブリジット・オベール「鉄の薔薇」 内容的には冒険小説なんだろうが、読後感が冒険小説を読んだ時のそれとは あきらかに違い妙に疲れた。 なんというか「パズル小説」を読まされたといった感じ。
小川一水「老ヴォールの惑星」 SFの短編集だが、冒険小説的な作品が4編中2編あり、楽しめた。 残りの2編は純然たるSFでイマイチw 特に最初の短編は、社会が形成される様子が描けてるのが凄い。
「暗殺者の飛躍」読了 狩られる者から狩る者へのパラダイムシフト 鋭い観察やトレードクラフトはいい感じ でも「武器持ってなくても小さいナイフあれば敵から調達できるからいいや」というスーパーエージェントっぷりは、なんか辟易するなあ それに輪をかけて(一部能力が)優秀な女ヒロインもどうなの? 彼女でスピンオフ作る気満々だな 初期作とは大違いで、描写が整理されてプロットも練られてる フィッツロイ関係が安易に過ぎるけど…クランシーとの共著で大きく成長したんだなと感じた
クリス・ライアンの新作が10/12発売なのな 「神火の戦場 SAS部隊ナイジェリア対細菌作戦」 主人公ダニー・ブラックが弟のバイカーに機密漏らしながら戦うシリーズだっけ?
>>920 自己レス バイカーの弟云々は、「殺戮者のウィルス」と混同してた すみません、トム・ウッドのヴィクターシリーズの続編についてなにか情報有りませんか? 映画化の話でもいいんですが。
>>922 ブログやアマゾンレビューだと、原語では5作目まで刊行されているようですね しかし日本語訳で出版されるかは不明 ブログ主だったり英語で情報収集されているのでしたら、>>922 さん以上の情報はこのスレでは触れられていませんのでご愁傷様です >>924 ありがとうございます。第3作のThe game が翻訳されないんですよね。 早川に二年ぐらい前にメールしたら、予定なし、とのこと。 評価も高いのになんでだろう・・・ >>925 自分もトム・ウッドの新刊は熱望してる。 グリーニーと同時期に日本に紹介されて 同じくらい衝撃的に面白かったのに グリーニーのように翻訳が続かないのは何故だろう。 北上さんみたいな熱烈な応援団がいなかったから? >>916 面白かった、一気読み。 下巻はクスッと笑わせるシーンも多くて、最後の最後がちょっとほろ苦。 >>919 「トレードクラフト」ってどういう意味か教えて下さい。 ググったら、ダニエル・シルヴァの作品の中に使われているのは分かったけど、 「トレードクラフト?」 「課報の世界の専門用語だ」 ってやり取りまでは表示されたけど、この後の意味を説明するとこのテキストまでは表示されなくて。 何となく推測は出来るけど、どんな風にとらえたらいいのかと思いまして。 過疎スレだからムリかなと思いつつ。 >>928 英和辞典に載ってましたよ リーダーズより スパイ技術, スパイ活動の手順 >>929 そうでしたか。 ありがとうございます。 覚えておきます。 「ドッグメーカー」読了 侵入・盗聴までやらかす警察の監察官のお話 ハードボイルドだが、諜報戦のような趣で事態が展開する佳作
ゴーストマン消滅遊戯 窮地に陥った師匠を助けにマカオに行くゴーストマン 待ち受けるは謎の殺し屋と中国マフィア 面白いが前作よりは若干落ちる感じ
「機密奪還」読了 クランシーから引き継いだグリーニーの外伝 本編のザ・キャンバスシリーズは未読で、ライアンが大統領になってからは追ってないので外伝のみ読んだ形 面白い けど主人公が追跡して追いついたところであまりアクションもなく、目標を横からかっ攫われるという繰り返しでやや飽きる あと細かいことだけど、ヒロインとの会食場面でのセリフ訳が変 主人公が女言葉の様になって、会話のやりとりが混乱する きっと下訳のバイトが、どっちのセリフかが分からないまま無難に訳したのか誤解して訳したのを、そのまま採用してしまったのではと勘ぐりたくなるほど言葉遣いが中性的で、文語的な性別表現が曖昧になっている
>932 ゴーストマン、大量の札束を見て、 これまでに稼いだ額より多いと思うって、 それほど稼いでいるわけでもないのか。
スパイたちの遺産 ジョン・ル・カレ 11月刊。スマイリーが帰ってきた! マジすか。
「パナマ文書を追求していた女性ジャーナリストが車に仕掛けられた爆弾で死亡」 「車+爆弾」というと中東やアフリカ辺りでテロ組織が爆弾積んだ車で特攻させて・・な ニュースは良く聞くが、個人を殺す為に爆弾仕掛けるのは最近あまり聞かない気がするから ふと、一昔前のスパイ小説っぽいなぁ・・とか思ってしまった。
クリス・ライアン最新作「神火の戦場」いま途中 前作からの因縁を解決するホットスタート ここまではよくある構成だが… その序章が終わって次章が始まるところに登場人物一覧のページがあるのに驚いた 本当に映画やドラマの構成を意識しているなあ それが成功しているかはわからない
>>939 訂正 登場人物一覧はきちんと巻頭にあったわ 俺が寝落ち寸前でしおりを2枚使っていたのが原因 すみません ロシア国防省が米帝がISISと協力してる証拠!つってTwitterに上げた画像が ゲームのスクリーンショットで速攻バレて炎上とか現実が上回りすぎて頭痛い… スプートニクならまだしも
「相剋のスナイパー」読了 面白かったわ 初期グレイマンよりも好きだね やたらと家族が上層部にいたりして、スケール小さくしてるけど
アルゼンチンの原潜が行方不明になったニュースを聞いて 真っ先に「私を愛したスパイ」を想像してしまった。
「ブロッケンの悪魔」 樋口明雄だからまあハズレはないんだが、 「軍人が軍(自衛隊)から兵器を強奪し、それを盾に政府を脅迫(実は告発目当て)」・・てネタが 松浪の「導火線」同様明らかに「ザ・ロック」を下敷きにしてるのが気になった。
佐藤大輔の征途が愛蔵版出たんで読み返したけど この人のエスピオナージュ作品をもっと読みたかったなと 東京の優しい掟シリーズだけだと食い足りない 仮想戦記の名作として名高いけど 後半は南北に分断された日本の謀略戦、それに共産主義日本内の権力争いの比重が高いのね あとベタになりがちな共産主義風会話がさすがに上手くて草
「シンパサイザー」をがんばって読み通したぞ。 こういうのアメリカじゃ受けるんだろうなあ。
井家上隆幸 何故か60代だと思ってたけど84歳だったんだな。
「スパイたちの遺産」、やはり「寒い国」を読み直してから読めばよかった。 昔読んだけど、全然覚えてないや。
ル・カレの「ナイト・マネジャー」、Dlifeでやるんだな。
ラドラムもだがクライブ・カッスラーも映画向きの話多いのに映像化には然程縁ないな。
タイタニックが轟沈したからじゃなかろか、カッスラー
あと、「サハラー死の砂漠を脱出せよ」もあったな(´・ω・`) いまなら、「大統領誘拐の謎を追え」あたりが良いんじゃないかとも思うが。
ジョン・ル・カレ伝 初めて明かされる、スパイ小説の巨匠の人生の全貌。決定版伝記。 刊行日: 2018/05/25 --------3,240 円(税込) かつてMI5、MI6のスパイだったル・カレの波乱に満ちた生涯! 全米批評家協会賞受賞の伝記作家は、近親者、友人への度重なるインタビューを敢行し、さらにはル・カレ自身の膨大な個人アーカイブの資料をひも解きながら、秘密主義の巨匠の真の姿に迫っていく。
文って韓国の大統領? いつ文が参加するんだよ つまんねー野郎だなw
シンガポールから帰国する金正恩を乗せた旅客機 国籍不明の戦闘機の攻撃により墜落炎上 と、ならんか
うわっ 超下らねえ 本読んでるくせに想像力も何もねえ 氏んどけよ
>>969 お前が死んでろよボケ。 どうせなら新幹線で殺されてりゃ良かったのに実に残念だw 今からでも遅くないから本当に死ね。 面白いよ。英国流ユーモア(黒い笑い風味の)が好きなら特に。
ずっと探していた、デス・マーチャント『憂国騎士団の陰謀』をたまたま寄ったブックオフで見つけた。やっと全巻揃った。この頃のヒーロー物は散逸すると集め直すのに手間がかかる。
俺はトニー・ケンリックの「上海サプライズ」とかを探してるが全く見つからない もちろん108円でだけど 一回読んで売っちゃったんだけどねw
やっとお待ちかねのマークグリーニー暗殺者シリーズ 8月発刊楽しみだ
グリーニーの一作目が合わなかったから以降は読んでないんだが、明らかに人気あるのを見ると自分に自信がなくなってくる
AKBやジャニーズがオリコン上位を独占しても自信がなくなるタイプだな
一作目が合わないなら二作目以降も合わないと思うよ。 上手くはなってるけど基本的なコンセプトは変わってないし。
最初のはしっくりこなかったけど2作目はすごく楽しめた。つか2作目が一番好き。
>>978 音楽の場合はそれでも、ライブ中心に人気のバンドなんかが各方面に振り分けて存在するけど、 グリーニーの場合はもうグリーニーしか強調されないのが大きな問題だ とくに「1作目からどぞ♪」とか言ってる書評家は一切信用しないことにしている グレイマンシリーズは下手だったよ 水準並みではあったが、傑作でもない クランシーと組んでから成長したのか、プロットの粗さや(作者が楽という意味での)ご都合主義がちょっと目立たなくなった
>>983 スナップ・ショット読んでないんだよな〜 クィネルはクリーシィシリーズの印象が強過ぎて困る スターリン葬送狂想曲見てきた コメディと見せかけて権力闘争ガッツリである意味すごくこのスレ向け
ロバート・B. パーカーのスペンサー・シリーズが100円で溢れてて 読んでみたい気持ちはあるんだが 昔2〜3冊読んだ感じでは 人物造形はなかなかだがストーリーはイマイチ(っていうかかなり下)と思ったんだが 全部そんな感じなんだろうか? 全部読んでる人いませんか?w
>>984 でも下手は下手なりにまぁ最近では面白い作家さんだとはおもった。ここで芽を摘むんじゃなくてもうちっと温かい目で成長を見守りたいところではある >>985 スティーブン・ハンターもスワガー・サーガよりも単発もののほうが面白い感はある。真夜中のデッドリミットとかクルドの暗殺者とかは今読んでもグッとくるもんはある >>988 おれも最初の一冊で挫折した いくら大御所の名作だからって万人受けするとは限らんしなぁ、好きでする読書なんだし、面白いと思った人を読み続ければいいんじゃね 被ってる住民も多いだろうがハードボイルドスレの方がパーカー読んでる人いるんじゃない 数年前の新刊紹介スレではよくパーカーの作品読んでる人いたんだけどな
北氷洋―The North Water― イアン・マグワイア/著 、高見浩/訳 発売日:2018/09/01 19世紀半ば、英国。北極海を目指し捕鯨船ヴォランティア号が出港した。乗組員は、アヘン中毒の船医サムナー、 かつて航海で大勢の船員を犠牲にした船長ブラウンリー、そして凶暴な銛打ちのドラックスら曲者揃い。 やがて船内で猟奇殺人が起きるが、それは過酷な運命の序章に過ぎなかった――。想像を超える展開と圧倒的な筆力で、人間の本性と自然の脅威を描き尽くすサバイバル・サスペンス 北氷洋 The North Water』は、2016年のブッカー賞の候補作となり、ニューヨーク・タイムズの2016年度ベスト・フィクション5冊のうちの1冊に選ばれる
「北氷洋」買って来たぞ! ジェフリー・アーチャーと同じくらい平置きなってた、新潮の翻訳部門としては期待の一作なんだろか
マーク・グリーニーが新刊出してたんでIYHしてきたんだが、ここんとこトム・クランシーのアレであんまり調子が良くないみたいだから買ってから3日、まだ読む気が竹刀
>>995 良いと思います。立ててくれるならどうもありがとう。 lud20221129033010ca
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