穂乃果「えっ本当に?」
ことり「本当だよー!海未ちゃんが来たら確認してみて?」
穂乃果「絶対違うじゃん!」
ことり「信じてよ穂乃果ちゃん」
ことり「まず最初の部分はね」
穂乃果「解説始まっちゃったよ」
風がさらう落ち葉を 見守る夜の光
あなたはいま頃どこにいるの
ことり「風が落ち葉をさらうってことはだいぶ紅葉が進んでるってこと」
ことり「つまり秋の半ばってことだよ!そのくらいなら五時くらいでもけっこう真っ暗だよね?」
穂乃果「まあ…たしかにね」
ことり「次ね」
友達ならいいけど 恋人ならいやなの
迷いの振り子がとまらない
ことり「まさにお母さんを待ってるでしょ?」
穂乃果「言われてみればそんなような気がする…?」
ことり「お母さんが友達と、はたまた恋人と会ってるのか…どっちなの!?って感じ!」
「好きです」の言葉
瞳を濡らして流れたのは秘密
穂乃果「やっぱり失恋ソングでしょ?」
ことり「違うよ!これはお母さんの心情ととれるでしょ?」
穂乃果「まっさあ〜」
ことり「そ・れ・に!ちょっとぐれてるけど本当はお母さんの手料理が大好きな子供かもしれないよ!」
穂乃果「拡大解釈しすぎでしょ」
私の今…未来…あなたにある
願いがはじける
穂乃果「これなんてまさに失恋じゃん」
ことり「ご飯って自分の体になっていくでしょ?つまりお母さんが作ってくれたのじゃないと栄養足らないよー!ってことだよ」
言えないよけど消せないから
扉を叩いて
ことり「もう早く帰って来てお願い!って切に表れています!」
穂乃果「突然説明口調にならないで」
穂乃果「こんなのこじつけじゃん」
ことり「じゃあ失恋ソングだっていうのもこじつけでしょ!?」
開けて欲しいの…でも…こわいのです
ひらくのがこわい
まだ見ぬ夢が醒めぬようにと怯えてる
星のテリブル
穂乃果「これは?流石のことりちゃんでも厳しいでしょ」
ことり「これは海未ちゃんが考えたんだから海未ちゃんに文句言ってよ」
ことり「なんか、実は大切にしていた花瓶を割っちゃったんだって」
ことり「だから帰って来てもらいたいのに怖いって」
穂乃果「ふーん、こじつけじゃん」
ことり「ことりのせいじゃないもん」
海未「ただいま戻りました」
穂乃果「あ!海未ちゃんおそーい」
ことり「おかえり海未ちゃん」
穂乃果「ねえ海未ちゃんきいて?ことりちゃんがスピカテリブルは子供がお母さんを待ってる歌だって言い出したんだよ」
ことり「そ、そう言ってたよね海未ちゃん?」
海未「いえ違いますが」
穂乃果「ほら言った!」
ことり「海未ちゃん…嘘ついたのね!」
海未「ことりをからかってみたくてつい!すみません」
ことり「許しません!ぷんぷんっ」
海未「お詫びと言ってはなんですが…ことり、プレゼントです」
穂乃果「あっ!海未ちゃん抜け駆けずるい!」
穂乃果「ことりちゃん、穂乃果からもプレゼント!!」
ことり「え、えっ?二人ともどうしたの?」
海未「なんでって今日はことりの誕生日ではありませんか」
穂乃果「ハッピーバースデーことりちゃん!!」
ことり「あっ…そっか、誕生日かあ」
穂乃果「…あんまり嬉しそうじゃないね?」
ことり「なんだか最近忙しくて、そっかもうそんな時期かあ」
海未「四月から…ずーっとμ'sの活動を続けてきましたからね」
穂乃果「よおーし!今日はぱーっとスイーツバイキングでも行こう!」
海未「い、今からですか?」
どっちも可愛い奇跡のやり取り
この頃はまだ海未ちゃん作詞設定は無かったんだろうけど
冷静に歌詞見ると本当に海未ちゃんが作詞してそう…
ことり「わあ!嬉しいっ」
穂乃果「今日は私と海未ちゃんのおごりだよ!」
海未「ほ、穂乃果!勝手に決められては困ります!」
ことり「そそそっそんな!二人に悪いよ」
海未「あぁいや、別に、遠慮しなくていいのですよ?」
穂乃果「ねー海未ちゃん?」
海未「そうですね、私たちからのプレゼントです!今日はたくさん食べましょう!」
穂乃果「やったー!それじゃあしゅっぱーつ!!」
ことり「わわ、待ってよ穂乃果ちゃーん!」
海未「そんなに走っては事故に遭いますよ!」
穂乃果「二人とも!はーやーくー!」
ことり「えへへ…穂乃果ちゃんは昔から変わらないなあ…」
海未「ふふ…そうですね、でもことりもあまり変わりませんよ?」
ことり「なにをー!それを言ったら海未ちゃんもだよ?」
海未「なな!そんなことありません!」
穂乃果「ほら!行くよ二人とも!」
海未「きゃっ!突然引っ張らないでください!」
ことり「わーっ!たーすーけーてー!」
いいね
ことりが海未に歌詞を作ってもらってヤンヤンしてるのもいいぞ