外来患者 3.3%に抗体…神戸・中央市民病院1000人検査
2020/05/03
神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)は2日、
3月31日〜4月7日に同病院を受診した外来患者1000人の血液を調べたところ、
3・3%の33人から、過去に新型コロナウイルスに感染したことを示すたんぱく質「抗体」が検出されたと発表した。
発熱外来や救急部を除き、外来で血液検査した男性489人、女性511人を無作為抽出。
個人が特定できないよう匿名化した上で血中の抗体の有無を調べた。検査にはクラボウ(大阪市)の検査キットを使った。
抗体が検出されたのは、男性16人、女性17人で30〜80歳代。20歳代以下と90歳以上では検出されなかった。
同病院によると、神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、4月7日の時点で、2・7%に当たる約4万人に感染歴があったことになる。
当時、PCR検査による感染者数の数百倍が感染していた可能性があるという。
抗体検査は感染歴を調べる手法として注目を集めている。
厚生労働省は「検査キットの性能が十分にわかっていない」として、先月から複数の検査キットの性能を確かめる調査を始めた。
木原康樹院長は「抗体がある人が新型コロナに感染しないという保証はない。
免疫が獲得できていると一般論では言えるが、今後の様々な研究を待つ必要がある」と話した。
抗体が出た33人については「隔離や入院の必要があるとは思っていない。その後、PCR検査で陽性が出たとの話も聞いていない」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200503-OYO1T50006/
関連
コロナ以外の入院予定患者の7%超がPCR検査陽性 慶応大病院
http://2chb.net/r/liveplus/1588410729/
2020/05/03
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3月31日〜4月7日に同病院を受診した外来患者1000人の血液を調べたところ、
3・3%の33人から、過去に新型コロナウイルスに感染したことを示すたんぱく質「抗体」が検出されたと発表した。
発熱外来や救急部を除き、外来で血液検査した男性489人、女性511人を無作為抽出。
個人が特定できないよう匿名化した上で血中の抗体の有無を調べた。検査にはクラボウ(大阪市)の検査キットを使った。
抗体が検出されたのは、男性16人、女性17人で30〜80歳代。20歳代以下と90歳以上では検出されなかった。
同病院によると、神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、4月7日の時点で、2・7%に当たる約4万人に感染歴があったことになる。
当時、PCR検査による感染者数の数百倍が感染していた可能性があるという。
抗体検査は感染歴を調べる手法として注目を集めている。
厚生労働省は「検査キットの性能が十分にわかっていない」として、先月から複数の検査キットの性能を確かめる調査を始めた。
木原康樹院長は「抗体がある人が新型コロナに感染しないという保証はない。
免疫が獲得できていると一般論では言えるが、今後の様々な研究を待つ必要がある」と話した。
抗体が出た33人については「隔離や入院の必要があるとは思っていない。その後、PCR検査で陽性が出たとの話も聞いていない」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200503-OYO1T50006/
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