大学入試の女子枠は「男性への逆差別」か?
実施の40大学が語る「反応」と「課題」
女子の入学者を増やすため、理工系学部を中心に導入が進んでいます。
女子枠とは、理工系などの学部において多様な人材を育成するために、
女子限定の定員を設ける入試制度です。
以前から名古屋工業大学(国立)や芝浦工業大学などが導入していましたが、
22年に文部科学省が大学入学者選抜実施要項の中で
「多様な背景を持った者を対象とする選抜」の工夫を奨励し、
その例として「理工系学部における女子」と言及したことが追い風となり、
23年度入試以降、理工系学部を中心に次々と女子枠が導入されました。
23年度入試では、富山大学や名古屋大学など、
24年度入試では東京工業大学、東京理科大学などが導入し、
女子枠を実施した大学は計33大学にのぼりました。
以下が24年度入試で女子枠を実施した大学です。
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-110453/