デンマーク人の多くは余計なものを持たず、必要なものを必要なだけ持ち、長く大切に使うと言います。
ただ「ミニマリスト」のそれとは少しちがっているように感じます。
とにかく必要最低限のモノだけで暮らすというのではなく、余計なものは手放すけれど、自分にとって大切なもの、お気に入りのものは愛着を持って長く使います。
それがクタクタのブランケットでも、古びたポットでも、お気に入りに囲まれて過ごすことで、自分だけの、心地いい、こだわりの空間になります。
デンマークではありとあらゆることがヒュッゲになるそうです。
家族と家でのんびりとディナーをすることも、友人宅でコーヒーを飲みながら映画を見ることも、
その友人が飾った花を眺めることも、自転車で颯爽と街を走ることも、みんなヒュッゲです。
日常にある、ささいな出来事にこそ心地よさがある。そんな考え方こそがヒュッゲなのだと言えそうですね。
ヒュッゲとは、大好きな人と過ごす心地よい時間、光が降り注ぐ明るく気持ちのいい部屋、
お気に入りの日用品を使うときに感じるほっこりとした気分を表すときに使う言葉です。
ヒュッゲはお金で手に入るものでも、誰かにつくってもらえるものでもありません。
北欧人が大切にする『暮らしの豊かさ』であり、それは一人ひとりが自分の家と暮らしのなかで手に入れるものなのです。
友達と家カフェすることかと思ってたらちょっと違うのね
数年前からメディアが流行らそうとしてたけど、あまり流行らなかったね