任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」シリーズの世界累計出荷数が1億台を突破しました。この勢いを持続すれば「家庭用ゲーム機史上で最高の出荷数」も達成できるでしょう。なぜここまで爆発的に売れたのでしょうか。
ニンテンドースイッチは、2017年3月日米欧で世界同時発売されました。5年足らず(4年と約10カ月)で1億台を突破。年平均で2000万台を超える計算になります。今後多少ペースが落ちても、自社の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」や、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション2」が達成した1億5000万台の達成も現実味を帯びています。
ですが、スイッチは最初から順調ではありませんでした。まず前世代機の「Wii U」が予想外の販売不振だったことです。そしてニンテンドースイッチの特徴といえば、据え置き型ゲーム機と携帯ゲーム機を兼ねる「ハイブリッド」ですが、ゲーム関係者の評判は「良い」とは言えないものでした。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20220212-00281706