ゲーム市場の統計調査を行っているスーパーデータ社がVR、AR、MRに限定して
実態を検分するXR部門を立ち上げた。
彼らの報告によると今年のVRハードの売上は21億ドルに達し前年比31%増と好調であるようだ。
これは5月に399ドルで発売されたオキュラスクエストに支えられたもので
完全一体型にした形や対応ソフトの豊富さから、同機種はこのジャンルのファンから
とても良い評価を得ているらしい。
先のブラックフライデーやサイバーマンデーでもそうだ。
クエストはこの期間でも高い人気になったようで例えばアマゾンでは既に完売してしまっている。
しかも中古販売では定価以上の価格で売られているのだ。
これは如何に需要が増しているかを象徴するものになるだろう。
またValve Indexの好調さも見逃せない。
このハードもまた米国とカナダで完売しているからだ。
今では入手が最短でも2月になるなど、これも非常に大きな人気となっている。
ハーフライフのVR版が3月に発売される点を踏まえれば今後はさらに勢いを強めてくると見て間違いないだろう。
欧州の幾つかの国でも売り切れになったという報告も上がっている。
と、ここまで説明してきたようにVR市場というのは決して死んだわけではないらしい。
来年は前述のハーフライフなど大作ソフトの発売が控えている点を踏まえれば
爆発的な人気になったとしてもおかしくない状況である。
ちなみにAR市場もインスタグラムなどが対応した事により、今年の第3四半期には20億人以上の利用者が
確認されるなど安定した成長を続けている。
ポケモンGoが8月に過去2番目に高い月間売り上げを記録するなど、こちらも今後が期待できそうだ
https://wccftech.com/vr-hardware-revenue-soars-in-2019-as-oculus-quest-and-valve-index-remain-remain-in-high-demand/