社長に名指しでカネにならなかったと言われる任天堂のスマホアプリ…
スマホ界隈でもだが払わぬ呼ばわりされてニシくんどうすんの?
https://ameblo.jp/shibuya/entry-12436315278.html
ここ数年、会社は概ね順風満帆だったと思います。
厳しい状況も、なんだかんだ乗り切って成長を続けてきたという意味では、
もう10年以上、順調な日々が続いていたと言っても過言ではないかも知れません。
その間ずっと、私は組織が緩むことに警戒心を忘れてはいけないと気を付けていたつもりではあるのですが、
いつの間にか私自身の気が緩み、油断していたのだと思います。
本日、この世で一番聞きたくない言葉「下方修正」を出しました。
シンプルに言うと、2019年9月期の見通しを、
営業利益300億円→200億円
へと修正したというものです。
株主のみなさま、申し訳ありません。
たった3ヶ月前に発表したばかりの数字なのに何故100億円も?と思われるかも知れません。
それについて時系列でご説明します。
コストを増やし過ぎていることに気がついたのは、今から半年前、2018年夏頃のことでした。
先行投資中のAbemaTVだけでなく、広告事業もゲーム事業も、さらなる成長の好機とみて、
新規事業を立ち上げ、どんどん人を採用し、広告費を増やしと先行投資を膨らませていました。
少なくとも去年の春頃までは、売上がそれ以上に伸びるのでコスト増加分を吸収できていたのですが、
コスト増に成長スピードが追いつけなくなってきていたのです。
ブレーキを踏むべきか迷いましたが、期待のゲーム新規大型タイトルを控えていたので、その進捗を見ることにしました。
そして9月末にゲームをリリース、好調なスタートを切ったことから、
その約1ヶ月後の決算発表時に300億円の営業利益で見通しをだすことにしました。それが今から3ヶ月前です。
過去にも同様のパターンでゲームの伸びによって全体が潤っていたことから、特定のゲームタイトルに依存し過ぎてしまっていたと反省しています。
11月下旬、ゲームユーザーの増加に対し期待していたほどに課金は伸びないことに気付き、
全社的にコスト増にブレーキをかけることにしました。