『道法スタイル 野菜の垂直仕立て栽培』 道法正徳 著
垂直仕立てのやり方を解説した本
『マル農のひと』 金井真紀 著
道法正徳さんが垂直仕立てに至るまでの半生
道法正徳:広島県出身 自然栽培(無農薬・無肥料)元JA職員
というわけで垂直仕立てに興味がある人集まれ!
露地だとミニトマトなんて2本仕立てでも秋には3mくらいになっちゃうから垂直だと難しそうだな
垂直仕立てはわき目を取らないから
2mくらいになったらその枝を切ってほかに伸ばしてる
わき目を主軸に更新する
垂直仕立てを簡単に説明すると
主軸+わき目を4ー6本(偶数)そのまま上に伸ばします
(わき目は勢いのあるやつを使います)
その理由はわき目の先には生長点がありそこから出る
成長ホルモンを根に移動させることで根の成長が促されて
今度はその根から出たホルモンが病害虫に抵抗力をつけたり
実をおいしくする効果があるのです
垂直に仕立てると成長点のホルモンが重力で下がって根にいくとでも?
>>7
その理屈だと他の栄養も実や葉先まで届かずに下がってしまうってことでは >>8
成長ホルモンをオーキシンと言います
それが根の先端に行くと根はお返しにジベレリン サイトカイニン
アブシジン酸 エチレンを実や葉に返します
要するにオーキシンより軽いからでしょう
ちなみにオーキシンを化学合成したものがトマトトーンです >>10
茎の中はチューブみたくなっている
例えばわき目が水平に伸びていたらどうなるのか
先端から出た成長ホルモンは茎の下側にたまって根まで到達できない
茎の下側の細胞が成長ホルモンによって成長するが茎の上側は成長ホルモン
がないから成長しない
結果として先端が上を向くことになる
>>11
違います
一本仕立てですかね(わき目をとらない) 芽の先端が空(太陽)に向かっていくのはそういう仕組みのためである
わき目の数が多いほどオーキシンが増えます
よって根が成長するわけです
今までの栽培方法ですとわき目を取るのが常識でした
トマト、ミニトマト、ナスそれぞれ垂直仕立てに挑戦中です!成長が楽しみだ。
>>16
今年は地ばい節成りも垂直仕立てでやってみる
>>17
頑張りましょう お互いに
本を読むとわかるけど土壌に砂利を入れると根が砂利に当たって
そのときにたくさんホルモンを出すんだって
だから入れてみた しっかり肥料あげて枝分岐多くした方が収量も樹勢もよくないの?
垂直仕立ては無肥料・無農薬
肥料を与えるから害虫が沸き連作障害が起きると書いてある
肥料の窒素成分が害虫を集める
そもそも野生の植物はわき目も取ってもらえないし
肥料もない
種も下に落ちてそこで何世代も同じ植物が成長している
ということは連作障害もない
野生の植物見ればアブラムシも付いてるし、虫食いもされてるけどな
誰も肥料あげてないけど
まあ養分たっぷりな野菜の方が雑草より狙われるのはわかる
しかし、この農法、垂直に仕立てるのはまあ難しくない
この土に肥料分がない方がいいってのが厄介だ
まあ毎年肥料を入れないようにしていけばいいんだろうけど、
土を掘り返して堆肥やらなんやら漉き込んでって作業そのものが楽しみな部分もあるんでなぁ
そうやって土を作っていって、見た目から変わっていく感じが良いんだよなぁ
道法正徳さんは農協に30年以上勤められました
最後は左遷を繰り返し農業とは全く関係ない部署に行かされて退職しました
道法さんもみかん農家で育った人です
農家は肥料とセットで農薬を買います
だから道法さんはできるだけ農家の人がお金をかけない方法を探していた
のだと思います
そもそも垂直仕立ては道法さんが発明したのではありません
もともと四国地方の一部では知っている人がいたんです
それを研究してホルモンを突き止めたのが道法さんです
ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記 というBLOGでも
一本仕立てということで書かれています
「元々の発端は、一緒にやっている友達がプロから聞いてきたと言ってやり出したんだ。ヒゲおやじは今回は一本と四本に挑戦してみようと思うんだ。」
(中略)
「友達はプロのやりかたを教えてもらってそのとおりにしているし(一応本人はそのつもり)、お隣さんもそれを習って「よっしゃ、わかった」と言っているけど、
ヒゲおやじはちょっと違うなあと思っているんだ。
プロはどこまでいってもプロだからね。要するに均一な商品を大量に生産する。これがプロのやり方なんだよ。
そのやりかたを家庭菜園にそのまま導入しても上手く行くはずがないんだ。」
これが2011年の記事ですから
『道法スタイル 野菜の垂直仕立て栽培』 道法正徳 著 は2020年出版です
肥料にもいろいろありますが
有機肥料は虫が湧きますから農薬を使います
化成肥料は虫が湧きません
しかし土が死んでしまうんです
点滴みたいなものですから
『奇跡のリンゴ』
『樹木たちの知られざる生活 ペーター・ヴォールレーベン/著 早川書房 』
などを読むと土と植物と虫の関係がわかります
青森県には膨大な山地があってそこにはブナ林があります そこに雷が落ちて一本のブナの木が
裂けてやがて枯れてしまいました ブナ林はどうやって再生するのでしょうか
このブナ林の土にはたくさんの微生物(菌類)がいてその微生物はブナの根に窒素やリンを運び
代わりにブナの根は光合成でできた糖や炭水化物を菌に与えます
しかし今その木が死んでしまい そこには大きな陽だまりができ下草しか生えていませんので
その土壌には窒素やリンがありません
すると菌はこうするんです 毒キノコを発生させるんです その毒を食った昆虫や小動物が死に微生物が
分解して窒素肥料のもとにするんです そしてカエデともみの木を育てます カエデの葉が木陰を作り
ブナの若木を育てます やがてブナは成長しカエデはブナの木の日陰になって枯れてしまいます
土壌は菌によってそこに生息させる植物を選び ブナは実の数でそこに住むイノシシや鹿の数を
増減させます
土の役割は私たち人間が及ばない神秘に満たされています これが森の豊かさなのです
奇跡のリンゴは今年は収穫できなかったので出荷できませんというお知らせを繰り返してたよね
10年くらい前のことだがそれだけよく覚えてる
『マル農のひと』 金井真紀 著
では肥料のことが詳しく書いてあります
窒素成分ってのはよほど害悪なんだな
牛糞の窒素成分は牧草をぐんぐん育てるが窒素成分が多すぎると
有害物質になって牧草を食った牛が死んでしまう
または地下水に交じってワサビの栽培やニジマスの養殖にも影響
がでるって
道法さんは緑健農法の永田さんのところにも
指導しに行ってる(契約社員みたいな)
『マル農のひと』 金井真紀 著
読み終わりました
まあ人間というのは不思議なめぐりあわせというのがあるんだなと
農業よりそっちが面白かった
あと>>2は道法さんのHPじゃない(勘違いしてた)ので無視してください
今日はきゅうりの苗の茎が枯れて1本廃棄しました
かわりに種を3粒まきました
まだ間に合う 農法はやってみたくて興味持ってるが、
人物紹介はいらんなぁ
では人物紹介なしで
この時期は苗が成長してますがまだ縛るほどわき目が伸びてません
連休明けに種をまいたところはまだまだですし
無農薬・無肥料って勘違いしやすい
無農薬は殺虫剤など化学合成したものを使わなければ
酢とか唐辛子液でもよくてこれでも無農薬
無肥料ってのは俺も間違えたが赤玉土なんかだけで育てるのではなく
化成肥料やその他の有機肥料を使わなければいい
たとえば腐葉土・もみ殻燻炭・草木灰は肥料ではなく土壌改善だから
というわけで昨日さっそく腐葉土などをプランター含めトマト以外の
土に混ぜ込んだ
トマトは中玉トマトだけど痩せた庭の土でもぐんぐん育ってる
今日は初縛り
トマトの主枝と一番化の下から出た太い脇芽を縛った
プランターのとまと苗が紫色
調べたらリン酸不足らしいので液肥投入
垂直仕立ては生長点から成長ホルモンが出るので肥料はいらないということですが
プランターの場合元肥は必要かな
ナスはそこそこ育ってる
きゅうりは成長が遅い
これも元肥を入れなかったせいだろう ピーマンの苗はアブラムシかコナジラミがいたんで
捕殺とアロエ酒作ってあったんで水で薄めてスプレーした
2つ苗があって一つの葉はよじれてたんでモザイク病になった
かもしれないがこのまま様子見です
庭のナスとトマトも成長が遅い
ナスの葉は茶色いギザギザがたくさんあってテントウムシダマシ
かもしれない とりあえずアロエスプレー