https://hochi.news/articles/20210427-OHT1T51067.html
2021年4月27日 15時56分スポーツ報知
遺影の前で会見した松永拓也さん
東京地裁
東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して2人が死亡し9人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(89)は27日、東京地裁で開かれた初の被告人質問に臨んだ。
飯塚被告は、当時87歳だった事故時も新車を納車する予定だったことを明らかにし「必要だったからです」と述べた。事故車よりも安全機能の高いものとし「壁に激突することなどを防げると思いました」とした。免許返納については「考えませんでした」とし、タクシーを利用することで代替する考えについても「タクシーは時間に間に合わなかったことがありました。タクシーは使い勝手が悪い」と述べた。
起訴状によると、19年4月19日昼すぎ、東京都豊島区東池袋4丁目の横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)を乗用車ではねて死亡させ、助手席の妻を含む当時2〜90歳の男女9人に重軽傷を負わせたとしている。
2021年4月27日 15時56分スポーツ報知
遺影の前で会見した松永拓也さん
東京地裁
東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して2人が死亡し9人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(89)は27日、東京地裁で開かれた初の被告人質問に臨んだ。
飯塚被告は、当時87歳だった事故時も新車を納車する予定だったことを明らかにし「必要だったからです」と述べた。事故車よりも安全機能の高いものとし「壁に激突することなどを防げると思いました」とした。免許返納については「考えませんでした」とし、タクシーを利用することで代替する考えについても「タクシーは時間に間に合わなかったことがありました。タクシーは使い勝手が悪い」と述べた。
起訴状によると、19年4月19日昼すぎ、東京都豊島区東池袋4丁目の横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)を乗用車ではねて死亡させ、助手席の妻を含む当時2〜90歳の男女9人に重軽傷を負わせたとしている。