2019年06月26日 20時13分 公開
敷島製パンがイーストフード・乳化剤不使用の強調表示をやめると発表 「安全ではないものとの誤解を避けるため」
山崎製パンの発表以降、他社の動向が注目されていました。
[高橋ホイコ,ねとらぼ]
敷島製パン(Pasco)は6月21日、「イーストフード、乳化剤不使用」などの強調表示をやめるとを発表しました。理由は「お客さまが、『イーストフード、乳化剤が安全でないもの』と誤解、誤認をされる可能性が少しでもあるのであれば、それを避けるため」としています。
敷島製パンが「不使用」強調表示をやめると発表(同社サイトより)
業界最大手の山崎製パンは3月26日に、「『イーストフード、乳化剤不使用』等の強調表示について」とする声明を発表していました。「イーストフード、乳化剤不使用」の強調表示は不適切であり、直ちにやめるべきと主張するもので、他社の動向が注目されていました。
山崎製パンの主張によると、そもそもイーストフードや乳化剤は国際的に安全性が公認されている食品添加物であり、これらの添加物なくしておいしい食パンや菓子パンを作ることはできないとのこと。
「不使用」強調表示がある食パンや菓子パンを分析したところ、代替物質を使用し表示義務を回避しているだけで、使った場合と何ら差はないとの見解で、「不使用」強調表示が、イーストフードの安全性に問題があるかのような誤認を消費者に与えていると同社は主張しました。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1906/26/news132.html