神奈川県警:大口病院元看護師を4人目殺害容疑で追送検へ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20181130/k00/00m/040/162000c 横浜市の旧大口病院で2016年9月、点滴に消毒液を混ぜて入院患者3人を殺害したとして逮捕された元看護師、久保木愛弓(あゆみ)容疑者(31)=鑑定留置中=について、神奈川県警は30日にも、別の男性患者を殺害した疑いで追送検する方針を固めた。
また、未使用の点滴袋に消毒液を混入したとして、殺人予備容疑でも追送検する方針。
捜査関係者によると、久保木容疑者は16年9月13日午前10時過ぎから18日午後1時ごろ、入院中の横浜市の男性(当時89歳)の点滴に界面活性剤を含む消毒液を注入、18日午後1時50分ごろに殺害した疑いがある。
また、18日午後8時から19日午前7時半ごろ、院内で保管中の未使用の点滴袋6個に消毒液を混入し、殺人の準備をした疑いも持たれている。
久保木容疑者はこれまで、入院患者の西川惣蔵さん(当時88歳)と八巻(やまき)信雄さん(同)、興津(おきつ)朝江さん(当時78歳)の3人の点滴に消毒液を注入して殺害したとして、殺人容疑で3回逮捕された。
今年9月3日から、事件当時の精神状態などを調べるため鑑定留置されている。