★千葉刑務所で受刑者が死亡 自殺か 9月7日 20時46分
先月、千葉市の千葉刑務所で、30代の男の受刑者が首をつっているのが見つかり、7日になって死亡しました。刑務所は、自殺と見て、
再発防止を図るとしています。
千葉市若葉区にある千葉刑務所によりますと、先月27日、独房に収容されていた30代の男の受刑者が、窓に引っかけたタオルで首を
つっているのを、巡回中の職員が見つけたということです。受刑者は意識不明の重体で、病院で治療を受けていましたが、7日午前4時
ごろ死亡しました。
千葉刑務所によりますと、当時は20分に1回の頻度で巡回を行っていて、直前の巡回では、異常は確認されなかったとしています。
部屋からは、遺書のような内容が書かれた便せん数枚が見つかったということで、刑務所は、自殺を図ったと見ています。
千葉刑務所の岡林隆芳所長は、現時点では管理体制に問題はなかったとしたうえで、「受刑者が自殺を図ったことは誠に遺憾だ。
今後は、受刑者の心情の把握や巡回の際の注意監督を徹底するなど、再発防止を図りたい」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160907/k10010674471000.html