運転手だけじゃなかった「バスガイド」も人手不足で生まれた『リモートバスガイド』最大20台を同時に...修学旅行生と『最後の合唱』も対応可能 新たな職業に
24/06/25 13:30
編集部セレクト
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2024年06月24日(月)放送
運転手の人手不足がよく話題となっていますが『バスガイド』も激減しているといいます。5354人いた2007年と比べると、2023年には2240人で6割減となり、人手不足となっています。そんな中で生まれたのが『リモートバスガイド』という新しい働き方です。
出勤すると『女優ライト』設置のブースへ
奈良市にある奈良交通の本社。バスガイドの櫻井史子さん(53)が、会社に着いて向かったのは、デスクではなく、リモートガイドを行う専用ブース。
(奈良交通バスガイド 櫻井史子さん)「(Qここでバス乗車時と同じ案内をする?)はい、モニターの画面で車内が見えていますので、ご案内をしています」
取材した日、櫻井さんが担当するのは茨城県から京都へ修学旅行で来た中学生。ガイド1人で2台のバスを同時にリモートで案内します。ブースの画面には2台のバスの車内が映っています。そして、櫻井さんの前には…。
(櫻井史子さん)「これ『女優ライト』ですか。私女優なので」
女優気分で生徒たちを迎えます。
(櫻井史子さん)「この乗車風景から緊張が高まってくるんですけど。普通にガイドで行っていても緊張の瞬間ですね。何年たっても変わりません、これは」
「京都観光」をスタート!リモートガイドのメリットとは?
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2024/06/100920.shtml