業務効率化や人手不足の解消を目指す企業で、定型の事務作業をソフトウエアに代行させる技術の導入が進んでいる。ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)と呼ばれ、人工知能(AI)よりコストが安く、専門家でなくても操作が可能。働き方改革にもつながりそうだ。
工場のライン作業などではロボットが活躍しているのに対し、オフィス内の仕事はどちらかといえば「人間の領域」だった。だが近年、保険や金融といった事務処理が多い業界を中心に、RPAの導入が進んでいる。
第一生命は平成29年7月からRPAを稼働。現在は保険金支払いの案件を一人一人に割り振ったり、日報を作成したりする60件の業務を任せている。社員から「本来業務の査定に集中できるようになった」と評価する声が上がっているという。前泊圭事務企画部長は「単純な事務作業は機械に任せ、社員がより創造的で生産性の高い仕事に注力できるようにしたい」。今後RPAに任せる業務を2千件以上に拡大し、年間30万時間以上の業務量を削減する予定。
2018.2.26 11:04
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180226/bsb1802261104003-n1.htm
工場のライン作業などではロボットが活躍しているのに対し、オフィス内の仕事はどちらかといえば「人間の領域」だった。だが近年、保険や金融といった事務処理が多い業界を中心に、RPAの導入が進んでいる。
第一生命は平成29年7月からRPAを稼働。現在は保険金支払いの案件を一人一人に割り振ったり、日報を作成したりする60件の業務を任せている。社員から「本来業務の査定に集中できるようになった」と評価する声が上がっているという。前泊圭事務企画部長は「単純な事務作業は機械に任せ、社員がより創造的で生産性の高い仕事に注力できるようにしたい」。今後RPAに任せる業務を2千件以上に拡大し、年間30万時間以上の業務量を削減する予定。
2018.2.26 11:04
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180226/bsb1802261104003-n1.htm