産経FNN合同世論調査 令和「良い」87%、内閣支持率5・2ポイント上昇
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000548-san-pol 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は6、7両日、合同世論調査を実施した。政府が決めた「平成」に代わる新元号「令和(れいわ)」について「良いと思う」が87・0%を占め、
「良いと思わない」の6・5%を大きく上回った。安倍晋三内閣の支持率は3月16、17両日の前回調査比で5・2ポイント増の47・9%。不支持率は6・1ポイント減の36・7%と改善した。
新元号への高評価が内閣支持率を大きく押し上げたとみられる。
令和を日本最古の歌集である万葉集から引用したことについて「日本の古典からの採用でよかった」が75・8%だったのに対し、「中国の古典からの採用がよかった」は1・6%だった。
新しい令和の時代が平成よりもよい時代になると「期待している」と答えたのは78・3%に達した。
元号と西暦について、普段はどちらを使いたいかを質問したところ、「元号と西暦の両方」が42・1%で最多。「西暦」31・4%、「元号」25・2%と続いた。元号制度を今後も続けるかどう
かに対しては「続ける方がよい」が82・7%で、「廃止する方がよい」の9・7%を大きく上回った。
山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備に関し、安倍首相らの意向を「忖度(そんたく)した」などと発言した塚田一郎元国土交通副大臣が辞任したことについては「辞任は当然だ」が
71・6%を占め、「辞任する必要はなかった」は21・7%にとどまった。
自民党内に浮上している安倍首相の党総裁連続4選論に関連し、3期目の総裁任期が終わる平成33年9月以降も安倍首相が続投することについては「反対」が61・6%で、「賛成」の
30・0%を上回った。次の首相に誰がふさわしいかを尋ねた質問では、小泉進次郎厚生労働部会長が25・9%で首位となり、石破茂元幹事長が20・7%と続いた。新元号の令和を発表
した菅義偉官房長官は5・8%だった。
主な政党支持率は、自民党40・4%▽立憲民主党9・6%▽国民民主党1・6%▽公明党4・8%▽共産党3・4%▽日本維新の会2・3%−だった。