0866 名無し三等兵 (ワッチョイ 237c-A3/R) 2018/11/25 15:22:05
尾上・元空将の指摘と、データクラフト社の指摘は、同じ事を指してると思う。
「装備品のカタログ」というよりは、防衛省の兵站データベースをどのように構築・運営するか、
という問題で。
前 航空自衛隊補給本部長 尾上定正・元空将
https://hiroaki1959....1710/article_13.html 「補給本部は空自装備品の後方支援のため現在約74万品目を管理しており、
その管理機能は限界に近い。空自は、新旧が混在し取得・維持要領も多様化する
装備品の後方支援の最適化という問題に直面している。」
http://www.datacraft...om/ontopics/318.html ―Tier2各国の戦略とわが国の存亡―
皮肉にも長い間平和であったことが、わが国のロジスティクスを根幹からなし崩している。
さらにわが国には、ロジスティクスを計量管理する風土はない。
知っての通り現代のロジスティクスは、装備システムの即応性を最適化するための計量化政策である。
それにより装備システムの持続性が確保されるからである。そこでシステムはアリの這い出る
隙間もないほど共通化され互いに補完され、そして最適性が保証される。その意味において現代の
ロジスティクスは一国では成し遂げることができなくなった。
米国が提唱し世界が実践するグローバル・ロジスティクス(GL)の理念はそこにあるのだが、
今のわが国は巻頭で述べたとおりである。
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