447の素敵な(地震なし)2018/11/03(土) 04:55:05.70
俳優・福士蒼汰の主演映画がまたもコケている。
今回、福士が主演を務めたのは、青年と飼い猫の旅を描いたロードムービー『旅猫リポート』。原作は『フリーター、家を買う。』、
『図書館戦争』シリーズで知られる有川浩氏の同名小説で、有川が映画の脚本も務めたことが話題となっている。
福士は映画のプロモーションで各テレビ番組にも出演し、10月26日にいよいよ公開初日を迎えた。
しかし公開後の土日2日間を対象にした全国週末興行成績によると、同映画は動員8万2,000人、興収1億300万円で第2位にランクイン。
首位の『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が動員30万9,781人、興行収入3億5,357万だったため、かなり水を開けられてしまった。
また、『プリキュア』が全国230スクリーンでの上映だったのに対し、『旅猫リポート』の上映は321スクリーン。
100館近い規模の差を考えると、“大敗”を喫したに等しい状態になっている。
主演映画が失敗続き
福士といえば、人気や知名度の割に「ヒット作がない」と指摘がある。
今年3月に公開された主演映画『曇天に笑う』は、“目標興行収入30億円”と意気込んでいたが、
公開初週のランキングでトップ10圏外という大爆死を果たした。
大人気漫画を実写化した映画『BLEACH』も、公開後の土日オープニング成績では初登場4位で、最終興収は10億に遠く及ばなかったという。
「“漫画の実写化”というだけで拒否反応を示す人は多く、原作のネームバリューがあるとハードルも上がってしまうもの。
そのため『BLEACH』公開時、実は業界内で福士への同情論が強かったんです。
しかし今回は『BLEACH』ほどファンの多い原作ではない上、作品自体も万人ウケしやすいハートフルムービー。それでこれだけ失敗したとなると、今後の主演オファーは激減していくでしょうね。
このままでは、『ヒット作がないショボい俳優』というイメージさえ持たれかねない大ピンチです」(映画誌ライター)
“好青年”を絵に描いたようなルックスで大人気の福士だが、成績の面では苦境に立たされ続けている。
http://dailynewsonline.jp/article/1556570/
2018.11.02 19:00 まいじつ 647の素敵な(地震なし)2018/11/03(土) 04:55:35.07
果たしていくら値下げするのか、そして受信料の適正料金は? ――放送業界に詳しい上智大学・文学部新聞学科の音好宏教授に聞いた。
***
――いまやNHKの受信料収入は6900億円余り(2017年度決算)で、民放No.1の日本テレビの売上(およそ4200億円)の1・5倍を超える収入である。
しかも、NHKは4年連続で過去最高の収入を更新しており、とくに昨年(17年)12月の最高裁判決で受信料制度が合憲とされてからは、収入が大幅に増えている。
それゆえ、NHKの上田良一会長は、値下げの理由を「受信料収入が堅調で、収入にゆとりがあるから」と説明した。
現在の受信料は、地上波のみの契約で月額1260円だ。1000円を切るくらいでないと、視聴者に値下げ感はないのだが……。
音好宏教授:ハッキリ申し上げると、いくら下げれば適正か、などといった考えはNHKにはないと思います。
受信料を値下げすることが視聴者にとってのメリット云々ということではなく、関係する“プレイヤー”たちのそれぞれの思惑の中で受信料の値下げという話が進んでいると見るべきだと思っています。
――いったいどういうことなのか。
音:NHK側からすれば、2000年代のはじめから検討を進めてきたネット上での“常時同時配信”、つまり番組をネットでもそのまま同時配信しようというもので、これを進めたい。
ただし、現行の放送法では、災害時など特別なケースを除いて、NHKが24時間配信することは認められていません。そこで、受信料の値下げと引き替えに、法改正を認めてもらおうというものです。
――なぜネット配信の引き替えが、受信料の値下げとなるのか。
音:値下げが、“常時同時配信”に必要な条件の一つとして総務省から指摘されていたからです。16年、高市早苗総務相の時に、NHKは常時同時配信を表明し、
イケると踏んでいたはずです。しかし、新聞業界や民放連のみならず、与党サイドからも思わぬ反発を受け、
高市総務相からは「(視聴者に)利益を還元するという観点がない」と批判された上に、3条件が出されたのです。
つまり、(1)常時同時配信を放送の補完として視聴者から十分支持を得て実施、(2)NHKの既存業務が公共放送として適正か検討、
(3)子会社のあり方について抜本的な改革、というもので、NHKのネット配信は据え置きとなっていたわけです。そこで、最も目立つ、視聴者還元の値下げをするから、法改正してくださいというわけです。
――いまになって、配信への意欲を再び見せているのはなぜなのか。
音:2020年の東京五輪です。2020年までに4K8K、さらにネット配信をも実現させるには、今認めてもらわなければ間に合いません。
その次のオリンピックなんていつになるか分かりませんからね。2020年というメルクマークを持ち出せば、少しでも前に進めるというのがNHKの思惑でしょう。
さらに安倍内閣の規制改革推進会議が、今年6月4日にまとめた答申が、「NHKの同時配信の是非について早期に結論を得る」と容認姿勢をにじませたことも大きいでしょうね。
10/30(火) 6:20配信 デイリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181030-00551015-shincho-ent 747の素敵な(地震なし)2018/11/03(土) 04:55:47.45
■消費税アップを受信料で還元?
音:なぜそこに政府が出てくるかといえば、来年は参議院議員選挙が控えているわけです。安倍晋三首相も4選はありませんから、
最後の任期中に憲法改正と消費税UPを実現させたいわけです。もちろん消費税UPは票に結びつきません。そこで、携帯電話の値下げ、NHK受信料の値下げを行い、
国民生活の負担軽減も考えていることをアピールしようとしているのでしょう。
――増税を受信料値下げで還元ということなのか。具体的にはいくらに?
音:そういった様々な思惑があるのですから、具体的な値下げ額を前もって考えていたわけではないでしょう。12年の値下げの時もそうでしたが、120円値下げしたところで、
どれだけ私たちが満足したか。たった120円の値下げならば、むしろ我々が満足する番組をたくさん作ってくれるとか、災害時により使い勝手のよいシステムを開発してくれる方がリアリティがあると思いますが、
そういった考えはない。それよりもそれぞれの思惑によって、“値下げ”自体が目的になってしまっていると思います。もっとも、NHKの受信料が生活の大きな負担になっているという方もいらっしゃる。
そうした社会的弱者をフォローアップしていく仕組みがすでにあるのですが、意外に知られていなかったりもするので、そうしたPRはしっかりとやって欲しいですね。
■NHKにバラエティ番組は必要か?
――そもそも、受信料の適正料金とはいくらなのだろうか。
音:NHKの受信料の場合、公共料金と同じ構造ですので、これだけの事業にお金がかかり、将来的な事業展開の備えとして残しておかなければならないのがこれだけとか、
さらに開発費や施設を作るための蓄積などを積み上げた上で、予算はこのくらいと算出するわけです。視聴者にとって受信料は安いに越したことはありませんが、NHKとしてはこれもやりたい、
あれもやりたいとなる。その予算内容を政府、国会に説明し、承認されればよいわけです。NHKがどう将来を説明するかにかかっているわけで、それによって適正価格も変わってくるのです。適正価格などあってないようなものなのです。
――事実上、税金化した受信料がいい加減に使われているように思えてならないが。
音:放送法は受信料の支払いを義務とは規定していません。契約は義務となっているけれども、支払いは義務とされていないのです。
しかし、昨年の最高裁が、受信料制度を合憲としたことで、事実上NHKにはお墨付きが与えられました。であればこそ、NHKは受信料をどの様に決めて、
予算立てを決めているのか、透明度を高めることが重要なのです。株式上場している会社以上に、より公開性を求められる組織なわけですから。
それは高市総務相から出された第2の条件なわけですが、彼らにとっては、家計簿を見せるようで嫌なんです。ならば、より国民にわかりやすく、支持も得られる受信料値下げのカードを切ったほうがいいということでしょう。
――徴収した7000億円もの受信料でバラエティ番組など作る必要はあるのだろうか。
音:NHKがバラエティ番組などを作り始めたのは、たくさんの人に見てもらわないと受信料を取りあぐねるという危機感もあってのことでしょう。
しかし、公共放送のNHKはなぜ設立されたか。放送法の基礎となった“ファイスナーメモ”を占領下の日本に残した、元GHQ民間通信局調査課長のクリントン・ファイスナー(1911年〜2010年)という人がいるのですが、
彼はGHQを離れた後も日本に住み、日本で亡くなった。80年代半ば、私は彼の姪子さんと知り合う機会があり、彼女を通じて今の日本のテレビをどう思うか聞いたことがあります。
ファイスナーは“NHKが民放的に、民放はNHK的になり、公共放送と民放が併存していることによる多様性がなくなってきた”と語ったそうです。本来、NHKはスポンサーを当てにせず、
受信料で成り立っているからこそ、視聴率は気にしなくていいはずなんです。NHKでしかできない番組を放送してほしいのですが――。
週刊新潮WEB取材班
2018年10月30日 掲載