和田あやちょ「フランス留学をきっかけにサステビリティを意識してビニール袋はいらないことに気づき新しくモノを買うのをやめました」
和田あやちょ「フランス留学をきっかけにサステビリティを意識してビニール袋はいらないことに気づき新しくモノを買うのをやめました」
——ほかに、普段使用しているアイテムなどはありますか?
マイボトルやエコバッグなど基本的なアイテムの他にも、何度でも使えるシリコン性のジップロックや蜜蝋ラップを使っています。
蜜蝋ラップは熱に弱いのですが、余った野菜を包んで保存しておくときに役立ちます。こういったアイテムは100円ショップでも売っているので、日常のなかで気軽に取り入れられますよね。
できるだけビニール袋は使わないようにしていて、例えばネット上にあるレシピなどで、お肉に味をつけるときに
「ポリ袋に入れて揉むだけで後片付けも楽だし簡単」とかって書いてあるじゃないですか。そういうのも通常の容器を使ってやるようにしています。
便利さを追求しようと思うと、ついビニール袋を使ってしまいがちですが、「本当に必要かな」と考えるといらないことに気づきました。
——サステビリティを意識し始めたきっかけを教えてください。
「アンジュルム」を卒業した後、フランスに留学したのがきっかけです。
フランスのスーパーは基本的に量り売りの文化で、ビニール袋に包まれていないですし、通常の商品とオーガニック商品が必ず置いてあります。
私はオーガニック商品を選ぶことが多かったですが、通常の商品よりも高くなってしまうので、
ときにはお財布と相談して「今回はオーガニック食品はやめとこう」という選択をすることもありました。
また、環境問題への意識が高いフランスの友人から、包装されていない状態のプレゼントをもらうことがあります。
プレゼントやお菓子などの包装は日本人ならではの気遣いで素敵だと思いますが、フランスでの生活を経て、本当に必要かどうかを俯瞰して見るきっかけになりましたね。
——フランスから日本に帰ってきて、生活は変わりましたか?
できる範囲で、新しく何かモノを買うのをやめました。例えば洋服だと、以前は毎シーズン、新しい商品が出るたびにやっぱり気になって買うこともあったんです。
でも、フランスで生活してみてモノを買わなくても幸せなことに気づくと、新しいモノを買うという欲求自体がなくなっていきましたね。
必要であれば、古着ショップやフリーマーケットで買うようにしています。
ただ、消耗品であるメイク用品などは、新しく買う必要があるので、そういったものはできるだけサステナブルな素材を使った商品に変えていきたいと思っています。
——何かを購入するとき、サステナブルな取り組みをしている企業の商品を意識して選びますか?
新しく何かモノを買う必要があるときには必ず意識します。
フランスでは、輸送によって環境に負荷をかけないという観点から、自分たちの国で作ったモノを自分たちで使うという姿勢が根付いています。
私もなるべく日本製品を選んで使っていきたいと思います。
https://ampmedia.jp/2023/12/13/sustainabook-13/ サステビリティって何だよ?w
サスティナビリティだろ