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将棋の藤井聡太八冠が、指導対局で東京の小中学生と交流しました。 「ちょっと皆さんまだ緊張しているのかなという感じですが、きょうは短い間ではありますが、指導対局ということで楽しく将棋を指していければと思っています」（藤井聡太八冠） 　藤井八冠は2月、今期の王将戦七番勝負を4連勝で終え、タイトル防衛とともに、八大タイトル戦で歴代1位の20連覇を達成しました。 　今回の指導対局は、東京・練馬区で予定されていた王将戦第7局の代わりとして実現しました。 　藤井八冠は、抽選で選ばれた小中学生10人と同時に対局する多面指しを行い、盤上での交流を楽しんでいました。 「守りはしっかりうまくされていたが、次は飛車と角、大駒も活用して攻めていくことを目指して指してみてください」（藤井聡太八冠） 　その後、大盤解説会にも登場し、約100人のファンを前に、強さが際立った王将戦の対局を振り返りました。 　藤井八冠が迎える次のタイトル戦は叡王戦五番勝負で、4月7日に名古屋市東区の料亭「か茂免」で開幕します。