
!extend:default:default:3000:512:donguri=0/3
https://greta.5ch.net/
ハラール中華の蘭州拉麺、首都圏や関西に出店増加も迷走する深い事情(Forbes JAPAN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/19119f18090f459371a03536b0353836c453aa31
(前略
面白いことに、本来は蘭州発祥であるにもかかわらず、実際には青海省化隆回族自治県という特定の地域の出身者が経営しているケースが多いのだという。これは福建省三明市沙県出身者が全国で「沙县小吃」を展開したのと似ているが、蘭州拉麺を広めたのは蘭州人ではなかったというのだ。
ところが、こうして全国に散った回族たちは「現世のすべては一時的なものであり、来世こそが永遠なのであって、現世の金は足りればそれでよい」という宗教上の認識から、家族経営から脱することが難しいという。そのため、中国で現代的な蘭州拉麺のチェーン化を推進しているのは漢族というのが実態のようだ。
(中略
ところがである。それから数年後、店の数は増えたものの、あるいは増えすぎたせいだろうか、筆者の目には明らかな迷走が見られるのだ。
最近の蘭州拉麺のフランチャイズ店では、麻婆豆腐かけや水餃子のせなど、おそらく日本人の取り込みのためだろうが、本場の姿から大きく逸脱しているメニューが見られるのだ。豚肉を使用する具材もあり、もはやハラールであることすら追求していないようなのだ。
これは中華料理によくある「現地化」とも少し違う気がする。一般に現地化は、その国や土地の人々の口に合うように、長い時間をかけて味に改変が加えられていくものだ。
いま見られる迷走ぶりは、中国人オーナーが「日本人は麻婆豆腐が好きだから、牛肉麺の上にトッピングしてしまおう」というような安易な発想のように思える。これは経営者の多くが回族ではないことも理由だろう。
(後略
VIPQ2_EXTDAT: default:default:3000:512:donguri=0/3: EXT was configured