
「ただただショックで……一体、何が起こったのか。現場にも行けていないので、心配しています」。
埼玉県八潮市の県道が陥没してトラックが転落した事故は、発生から1週間が経過した2月4日現在も救出活動が続いている。
74才の運転手・Bさんの孫の男性は、困惑気味に心境を明かした。
頑丈なはずのコンクリートの地面に大穴があく──予想だにしない事故が起きたのは、1月28日の午前9時40分頃だった。
「交差点の一部分が突然陥没し、走行中だったトラックがブレーキを踏む間もなく、正面から突っ込むような形でほぼ垂直に転落しました。
地中約15mを走る下水道管の、腐食による破損が原因とみられています」(消防関係者)
事故発生後に駆け付けた救急隊員が穴の中に入り、Bさんが運転席に閉じ込められていることを確認。
隊員とBさんは言葉を交わし、すぐに救助活動が開始されたが、作業は難航した。
「運転席の大部分が土砂に埋まり、ドアを開けることができない状態でした。後ろの窓からの救出を試みましたが、その作業中に穴の内部で崩落が発生。
隊員が負傷し、2次被害の危険性が高いとして救助活動を中断せざるを得ませんでした。
その後の内部崩落で運転席部分が完全に土砂に埋まり、事故発生から3時間後のやりとりを最後にBさんとの会話が途絶えました」(前出・消防関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b152c60eabbffadc22ecbc3c4f552e00c67d0ed5
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