コロナ新規感染減は東京、神奈川、沖縄だけ 徳島では１・８倍
新型コロナウイルスの直近１週間の新規感染者数が東京、神奈川、沖縄の３都県を除く４４道府県で前週を上回ったことが、厚生労働省が２６日に公表したデータで分かった。確保病床使用率は前回１９日の公表時と同数の４０都府県で病床逼迫(ひっぱく)の目安とされる５割を上回った。
徳島の感染状況は悪化が顕著になっている。人口１０万人当たりの直近１週間（２５日時点）の新規感染者数が、全国で唯一２千人を超えて２１５７・５７人。徳島は前週の１・８４倍で全国最高となり、全国でも１・１８倍で前回の０・８８倍から増加に転じた。
２３日時点での確保病床使用率は神奈川が８６・７％で前週から４・０ポイント下がったものの全国で最高だった。他に静岡（７０・１％）、愛知（７５・０％）、福岡（７６・４％）で７割以上となった。全国で最も低い島根でも３９・９％となっている。
重症者向けの確保病床使用率が５割を超えているのは前回に続き東京（５９・４％）のみだが、大阪で４割を超え、京都、兵庫、奈良は３割台となっている。重症者数（２３日時点）は大阪の６６６人（前週比１１０人減）、東京の５９８人（同４５人減）が突出して多い。
https://www.sankei.com/article/20220827-JLRBLXUQQJJ5NN643OHBUFZILE/
