
パート先にAさんとBさんという女性がおり、仲が良い同僚というよりは友達そのものだったそうです。
AさんとBさんには学区が異なるものの同い年の娘さんがいて、子供が同学年ということで学校の話もよくしていました。
Aさんは教育熱心で、早々に進学塾に通わせて中学校進学後も娘は上位の成績と自慢していたそうです。
一方のBさんは、勉強は子供に丸投げ状態で定期テストの結果もよく確認せず、いつも子供が通知表に判を押して担任の先生に提出してしまうと笑い飛ばしていました。
中学3年生になると、Aさんは受験志望校の話をするようになり、「トップ高校を狙うより2番手校で上位をキープさせようと思う」というAさんの話を聞いたBさんや母は、そういうやり方もあるのかと感心したと言います。
それとは対照的に、Bさんが子供の受験について話をすることはありませんでした。
そして高校受験の合格発表の日、Aさんの娘は受験した2番手校にまさかの不合格となりました。
Aさん自身は当日休みを取っていたのですが、その日顔を出した取引先の人の子供が偶然Aさんの娘と同じ中学で、同じ高校を受験したことから結果が判明したのです。
一方、Bさんは普段通りに出勤し、合格発表の確認は昼休みに公衆電話からするなどあくまでマイペース。
電話を終えたBさんが満面の笑みを浮かべていたことから、気になった母がどこを受けたか何気なく聞いてみると、なんとトップ高校に合格していたのでした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00016134-toushin-life