
ブラック企業大賞2019、「吉本興業」「長崎市」などがノミネート企業に
長時間労働やパワハラ、セクハラなど、労働環境の「悪さ」で注目を集めた企業を選ぶ「ブラック企業大賞」。2019年のノミネート9社が12月13日、発表された。
所属タレントの闇営業問題に関連して、幹部のパワハラ的言動も話題になった「吉本興業」や、女性記者が部長による性暴力を訴えている「長崎市」などがノミネート。
ウェブ投票を経て、12月23日に都内で大賞の発表と授賞式が行われる。
佐々木亮弁護士は「非常に有名な大企業が多く、過去に大賞の受賞歴がある企業が多かった。過労での自死が多いことは通年通りだが、選定作業をしていく中で
かつての企業がまた出てくるのは虚しいというか、悲しいものを感じました」と話した。
長崎市
2007年7月、取材する女性記者に対して当時の原爆被爆対策部長が性暴力をふるう事件が発生したと女性側が訴えているが、内部調査中に部長が自死。
女性は損害賠償などを求めて市側を提訴し係争中だが、市議会で女性をやゆするヤジが飛ぶなど「二次被害ともいえるような状況がつづいている」として、ノミネートされた。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5df2fd66e4b0ca713e5c57a0