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TOKIOの国分太一(44)がMCを務めるTBS系朝の情報番組「ビビット」(月〜金曜午前8時)が、9月いっぱいで打ち切りとなることが分かった。
「ビビット」の後番組のメインMCは、
落語家・立川志らく(55)で内定したという。
「ビビット」の前に放送されていた「いっぷく!」も含めると、
5年半も務めた帯番組のMCを降板する国分には、異例の“救済措置”が用意された――。
TBSでは、国分がMCを務める深夜バラエティー番組「世界くらべてみたら」(木曜午後11時56分)が、10月から毎週水曜午後8時の枠で放送されることが発表されている。
深夜番組で高視聴率を取り、好評を博した番組がゴールデンに昇格することは、
テレビ界ではよくある話だが、今回ばかりは事情が違う。
同番組は、深夜枠でも特に目立った実績もないことから、首をかしげる視聴者も多いことだろう。
「ゴールデン昇格は国分への“救済措置”。なぜなら国分が司会を務める『ビビット』が9月いっぱいで終わることが決まっているからね。月〜金曜の帯番組が終わる代わりに、ゴールデン番組のMCを持たせたというわけ」と言うのはTBS関係者。
国分は2015年に元TBS局員との結婚を発表しており、
同局とかなり縁が深いタレントだ。それだけでなく、「ビビット」の前身番組で国分がMCを務めた「いっぷく!」を開始した時の経緯から、どんなに視聴率が悪いとはいえ、簡単に国分を切ることはできなかった。
「『いっぷく!』が始まった2014年(国分が所属する)ジャニーズ事務所は“SMAP育ての親”と言われた元チーフマネジャーの飯島三智氏(現CULEN社長)と、
嵐などを率いる藤島ジュリー景子氏による派閥争いの真っ最中だった。
TBSはSMAPと近い距離にいたが、『バランスを取ろう』ということで、
ジュリー派の国分にオファーを出した。当時、NHKの裏番組『あさイチ』のMCもジュリー派であるV6の井ノ原快彦だったから断ったが、TBSは何度も頭を下げて迎え入れた」(芸能プロ関係者)
「いっぷく!」「ビビット」と、ずっと低視聴率だったが、このようなきなくさい話があるから、なかなか打ち切りの決断は下されなかった。
だが、さすがにもう上がり目はないことは誰の目にも明らか。
さらに国分のモチベーションも下がっていることから、ついにTBS、ジャニーズが打ち切りで合意した。その条件が、「世界――」のゴールデン昇格だった、というわけだ。
注目の「ビビット」の後番組に関しては「志らくで決まり。現在は同局の『ひるおび!』にも毎日出演しているが、好評のため降板しない予定。TBSは、
不振の午前を志らくで勝負をかける。相方を務めるのはイケメンでハーフの国山ハセンアナ。すでに『サンデー・ジャポン』を育てたプロデューサーが新番組立ち上げに動いている。
『サンジャポ』風の、バラエティー色が強い情報番組になるのでは?」(テレビ局関係者)。